奈良美智展、再び開催

明日から5月22日まで、奈良美智 From the Depth of My Drawer 弘前展 が開催されます。
奈良氏の個展が弘前で開催されるのは3年ぶり。
ちなみに奈良氏は弘前市の出身で、私にとっては高校の先輩にあたります。といってもそれ以外の接点があるわけでもなく、別に知り合いでも何でもありませんが…。
会場となる吉井酒造煉瓦倉庫は、急ピッチで回りの排雪作業が進められ、残雪の山を建物脇に積み残したまま、明日の開催を迎えることになりそうです。
昨晩、ほぼ設営を終えた会場の横を通りがかったのですが、奈良氏が外で一人一服する姿を目撃しました。


ちなみに、主催は実行委員会とNPO法人。スタッフは全てボランティアだそうです。
公式HPを見ると、「展覧会事業について」という、いわば「事業方針」のようなものが掲載されているのですが、結構共感するところがあります。ただし、5を除いて(民有倉庫の再生でしたら、まずは所有者がお考え下さい)。

1 弘前市出身の世界的な美術家である奈良美智の展覧会を開催することで、青森県が、国際的なアート拠点形成の場となるためのきっかけとすること。
2 多くの人々に展覧会を鑑賞して頂くことにより、青森県の魅力を感じてもらい、この地域から新たなアートシーンの情報を発信すること。
3 本展覧会は巡回展の一環となる展覧会であるが、民間の組織、ボランティアが主催するのは弘前展だけである。よって、数多くの市民がかかわる事業となり、県内外の来場者も多数呼び込んだ、美術を核にした新しいまちづくり運動とすること。
4 教育委員会の後援により、多数の小、中学生が展示会を見学することになる。それによって青少年の文化育成事業とすること。
5 煉瓦倉庫再生のきっかけとすること

ちょうど弘前さくらまつりの開催時期と重なることから、前回を凌ぐ人出も予想されます。
ちなみにこの会場は、我が家からだと自転車で5分ほどの距離なのです。いいですね。近くでこういうイベントがあると、混雑するけれどちょっとワクワクします。日展弘前展の開催に携わったことを、ふと思い出しました。

3 thoughts on “奈良美智展、再び開催

  1. ちはる

    奈良美智大ファンです!
    地元の大学に講議に来た時、すぐ近くで見ました。
    個展を観に、横浜や大阪にも行きました。
    会場がすぐご近所だなんて羨ましいです〜〜!!

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  2. Gunnie

    わーまたやるんだ!行きたいです。
    また限定のお菓子のおみやげとかあるんだろうな。
    煉瓦倉庫は奈良美智のためにあるみたいですね(笑)
    とりあえずまちおこし万歳!

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  3. nonvey

    うわー。反応して頂いて何だかとても嬉しいです。
    >>ちはるさん
    あの小憎らしい目が何とも言えませんよね。ああいう方と同窓というのは、ちょっとした誇りです。ちなみに。会場までは歩いて行くことも出来る距離なのです。よって、その気になれば毎日でも行けるという(笑)。この際、さくらまつりに託けて、弘前に足を運んでみてはいかがでしょう?
    >>Gunnie さん
    >とりあえずまちおこし万歳!
    ホント、この言い回しには激しく同感。最近こっちは、何だか町全体が元気ないからね。起爆剤とまでは行かなくても、町が元気を取り戻してくれればいいな。って思います。
    煉瓦倉庫、奈良美智以外に活用方法を見いだせないのが歯痒いです。とはいえ、市が買収する話も立ち消えし、あくまで個人所有の建物ですから…。おみやげにグッツ、また限定モノも登場するみたいですよ。GWには帰省するのかな?

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