（今日は、ギャンブルの話が盛り込まれています。この手の話が苦手な方は、閲覧をご遠慮下さい）

昨日、携帯電話を買い換えました。3度目となるSOへの機種変更。念願のpremini-IIに機種交換です。同時に妻も、N251iからN700iとFOMAへの買い換えを断行、一気に最新かつハイスペック機種ユーザーの仲間入りです。
妻も私も、以前から携帯電話の買い換えのタイミングを狙っていました。特に妻の携帯電話は、バッテリーの持ちが劣悪となり、ほぼ毎日充電しなければならないといった状況に陥っていたのです。かといって、これだという目新しい機種がなく、惰性で使い続けていたのでした。
私は、発売された当初からpremini-IIに一目惚れ。店頭でその感触を（何度も）確かめ、あとは価格が下がる機会を狙っていました。
土曜日（12日）のこと。妻は「仕事」ということで不在でした。午前中に家事を済ませた私は、いてもたってもいられなくなり、悶々としていたこの想いを晴らすべく、午後に携帯電話の買い換えをすることを決断しました。購入への想いを更に高めるべく、音楽再生できるpremini-IIで使える、ネックストラップ式のイヤホンを先に注文してしまいました。
取りあえず市内にある大型家電量販店数軒を回り、価格調査。しかしながら、いずれも18,800〜20,000円台と、価格は全く下がっていませんでした。それどころか、狙っていたカラー（ブラック）が、いずれの店舗も品切れという状況。買い換えのタイミングを完全に間違えた私は、意気込んで価格調査に回ったのが馬鹿馬鹿しくなり、その憂さ晴らしというわけではないのですが、帰路に就く途中、近くにあったパチンコ屋へフラリと立ち寄ってしまったのです…。
（これで勝ったら機種交換…なんてな）

そうは思っても、大体こういう日は、負けが込むもの。
まだ見たこともないパチンコ台もズラリと並ぶ中、早速ある台に座ってみました…。
…全然回らねぇじゃねぇかよ、これ。
よく見るとそのシマで、箱積みしているお客様は数名いたものの、その時点でアタリを引いていたお客様は皆無。こりゃだめだ、と台移動（-3,000円）。
移動した台は、懐かしの「みなしごハッチ」だったのですが、何故か華原朋美もフューチャーされています。ハッチと華原朋美って、何の関係があるんじゃ？と、激しく疑問を感じつつ、どんな感じか試し打ち…。まぁ、そこそこ回るには回るものの、リーチが全くかからない。ここもダメだ、と見切りをつけ、再び台移動（-2,000円）。
ヤバいです。既に-5,000円です。ここままドツボにはまりそうな、イヤな予感。もうちょっとしたらやめよう、と次に座ったのが、カウンターの真ん前にある台。隣の人が既にドル箱を8箱ほど積み上げていました。まぁ、カド番台でまだ今日は一度も出ていないんだから、ちょっと期待してもいいかな…。
1,000円…2,000円…3,000円…。財布がどんどん軽くなっていきます。頻繁にリーチは来るものの、簡単に大当たりまでとは行きません。今日はこれで打ち止め、と注ぎ込んだ残りの1,000円もわずかとなったその時。来ました！もう、奇跡に近いといってもいいでしょう。ようやく大当たりを引きました。
ああ、これで取りあえず元金は取り返せるな…ホッと胸をなで下ろしたのですが、何と、その後出るわ出るわの大爆発。あっという間に隣の人を追い抜き、背後には十数箱のドル箱を積み上げていました。換金の結果、数万円の戦利金をゲットすることになったのです。財布を大きく膨らませて意気揚々と帰宅した私、これで腹は完全に決まったのでした。
（明日、シルバーでもいいから機種変更しよう）
妻には、戦利金の一部を「お小遣い」と称して渡し、パチンコで大勝ちしたこと、この戦利金で携帯電話を機種変更したいことを告げました。以前から機種変更を検討していることを知っていた妻は、あっさりと承諾してくれました。
そして翌日。
前日の家電量販店は、価格設定がほぼ一緒。これは、直営店（いわゆるドコモショップ）で価格調査をした方がよさそうだな…。
そう思った私は、妻とともに市内に繰り出しました。そして、先に昼食を取ろうと某所に向かう途中で、発見したのです。
それは、まだ開店して間もないドコモショップでした。
（開店したばかりなら、幾分値下げしているかも知れない…）
近くで昼食を取ったあと、早速その店に向かいました。さすがに開店間もないということで、客でごった返してはいるものの、興味本位の客が半分以上といった感じでした。価格チェックしてみるとpremini-IIは、欲しいと思っていたブラックも「在庫あり」、しかも昨日調査した価格を2,000円下回る、16,800円でした。
私はその場で即決し、機種変更の手続を依頼しました。
すると妻が、「私も機種変更しようかなぁ」といって手にしたのが、N700iだったのです。
明らかな衝動買いではありましたが、毎日充電という不憫を強いられるよりはいいだろうと、一緒に機種交換することを勧め、結果2人で機種交換を決行したというわけです。しかも、ポイントが11,000円分も蓄積していたので、それを消化して、2台で2万円ちょっと。欲しいと思った機種を、予想以上に安価に手に入れることができました。
何となく、今年一年の運をこれで使い果たしてしまったような、そんな気分に駆られつつも、小躍りしながら帰路に就いたのでした。
ここで宣言。返り討ちに遭うのがオチなので、しばらくパチンコ屋には足を向けないように気をつけたいと思います（笑）。