知らない人イッパイ…

来年2月13日にロサンゼルスにて開催される第47回グラミー賞各部門のノミネートが発表され、カニエ・ウェストが最多数の10本(8部門)にノミネートされ、さらにアッシャーが8本(7部門)、アリシア・キーズが8本(6部門)のノミネートと続いている。
■最優秀レコード
「Let’s Get It Started」 ブラック・アイド・ピーズ
「Here We Go Again」 レイ・チャールズ&ノラ・ジョーンズ
「American Idiot」 グリーン・デイ
「Heaven」 ロス・ロンリー・ボーイズ
「Yeah!」 アッシャー feat.リル・ジョン&リュダクリス
■最優秀アルバム
『Genius Loves Company』 レイ・チャールズ
『American Idiot』 グリーン・デイ
『The Diary of Alicia Keys』 アリシア・キーズ
『Confessions』 アッシャー
『The College Dropout』 カニエ・ウェスト
■最優秀ソング
「Daughters」 ジョン・メイヤー
「If I Ain’t Got You」 アリシア・キーズ
「Jesus Walks」 カニエ・ウェスト
「Live Like You Were Dying」 ティム・マッグロウ
「The Reason」 フーバスタンク
■新人賞
ロス・ロンリー・ボーイズ
マルーン5
ジョシュ・ストーン
カニエ・ウェスト
グレッチェン・ウィルソン


ヤヴァいです。知らない名前がたくさん並んでいます。グラミーといえば、以前から「功労賞」的要素が非常に強いので、今回は何となくレイ・チャールズの追悼ということもあって、敬意を表して彼がたくさん受賞しそうな気がします。故人になる前だったらなお良かったのに。そういう意味では、賞そのものの信憑性がないというか、グラミー賞自体の価値が希薄というか、獲ってナンボのもんじゃい、といった感じなのですが。あと、カニエ・ウェストなるラッパーが最多ノミネートされているということですが、こいつ何ヤツ?
カニエといわれれば、蟹江敬三か大学時代の教官(蟹江さんという講師がいたんです)くらいしか思い浮かばないんですが、それなりに売れているんでしょうね。となると、新人賞はこの蟹江さんで決まりでしょうか。マルーン5でいいような気もするけど。
ところで、去年のオープニングであれほど盛り上げた、我が敬愛するプリンスの名前がないではないか!と思ったら、ありましたありました。

ほかに複数部門ノミネートされたアーティスとしてはアルバム『Genuus Loves Company』をリリースした故レイ・チャールズが7本、グリーン・デイが6本、ノラ・ジョーンズ、ロレッタ・リン、プリンスが5本と続いている。
■最優秀男性ポップボーカル(Cinnamon Girl)
■最優秀男性R&Bボーカル(Call My Name)
■最優秀R&Bソング(Call My Name)
■最優秀R&Bボーカル(Musicology)
■最優秀R&Bアルバム(Musicology)

ほうほう。ノミネート5本とは素晴らしい。
確かに、近年にない快作とファンの間でも評価の高いアルバム『Musicology』。ノミネートされたのは、このアルバムをはじめ、全てこの中に収録されている楽曲ばかりです。久しぶりにチャートアクションも活発だったし、話題になったのも事実。ポップとR&Bで同時ノミネートって、マイケルかプリンスくらいしかなしえない業なのでは、などと勝手に彼に対する評価を高めています。
まぁ、「Cinnamon Girl」は、内容が政治思想に左右されそうな曲なので受賞は厳しいかも知れませんが、せめて3つは欲しいですね。願わくば、アルバムでの受賞を。
ちなみに、最優秀R&Bソングでは、アッシャーが一人で3曲もノミネートされたそうな。これじゃ出来レースか?

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