連休に入って有耶無耶になったこと

GWに突入、官公庁は全て暦通りの休みとなります(建前上は)。国会もお休み。毎日騒がれていたニュースがピタリと消えました。
言わずもがな、国民年金問題です。そもそも江角マキコのCMからスタートしたこの問題、蓋を開けると出るわ出るわ未納議員が。あれほどバッシングしていたのに、バッシングされる側になった途端、「忘れてました」「勘違いでした」と弁明する姿、ハッキリ言ってみっともないです。ただ、多分あの人たちはホントに忘れていたのでしょう。年金の切り替えをしていなかっただけのようですから。
といいながら実は僕、この年金制度の仕組みのみならず、昨今の「年金改革」の中身を全く理解していません。ただ、当時学生で稼ぎもほとんどない生活なのに、「年金は払いなさい。義務だから。」と言われ渋々払い始めて早十数年…。
国民年金、厚生年金以外に、議員年金というものが存在すること、せいぜいそれくらいしか知りません。年金の仕組みそのものがいろいろあってわかりにくいこと、国民年金の運用がどのようになっているのか不透明だということ(少なくとも自転車操業だということだけは間違いないようですが)、その他わからないことだらけです。僕の場合、国に「払え」と言われたから「単に払っているだけ」ですが、実際自分が年金受給の年齢に差し掛かったとき、果たしてどれだけ受給することができるのか、そもそも受給できるのか、ということに不安を抱いている一人です。
で、今回未納だったことが明らかになった議員の皆様。心証穏やかではないと思うのですが、どうなんでしょう。
議員年金を貰うなら国民年金を受給停止すればいいだけの話だと思うのですが、仕組み上はどうもそうではないようです。そもそも議員年金なんていうのが胡散臭すぎるというのもあるわけで。で、今ここで「未納だった分を払います」と言っても、国民は誰も納得しないでしょう。この手の問題は、もっと根深いところに問題となりうる要素が存在していると思うから(つまり、国会議員の未納もさることながら、国民全体の未納率が高いということ)です。
小泉首相は、「与野党が合意したら」国会議員の年金納付について公開すべき、としていますが、こういう情報に関しては、僕は「当然公開すべきもの」だと思うのですが、いかがでしょう。

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