Me and Mr. Johnson / Eric Clapton

1.When You Got A Good Friend
2.Little Queen Of Spades
3.They’re Red Hot
4.Me And The Devil Blues
5.Traveling Riverside Blues
6.Last Fair Deal Gone Down
7.Stop Breakin’ Down Blues
8.Milkcow’s Calf Blues
9.Kind Hearted Woman Blues
10.Come On In My Kitchen
11.If I Had Possession Over Judgement Day
12.Love In Vain
13.32-20 Blues
14.Hell Hound On My Trail


伝説的ブルースマン(だと言われる)ロバート・ジョンソン(という人)の楽曲を、Eric Claptonがカバー。といっても、(括弧書き)しているとおり僕はこのロバート・ジョンソンなる人物の作品に触れたことがないので、素直に「Claptonの新作」として聴くことができました。
この人は、「Unplugged」を発表して以降、すっかりこういう路線が板に付いた感じがしますね。B.B.Kingとの競演然り、武道館ライブの模様も収録した一昨年のライブ盤然り。
ブルースと言えば即バーボン片手に…みたいな構図がありますが、この人のブルースは、ライト(light)ブルースとでも表現すればいいのでしょうか、バーボンでもお茶でも何でも来い!といった感じ。ブルースに馴染みがなくても、すんなり聞き入れることができるでしょう。非常に聴きやすい音だと思います。彼の声にも哀愁が漂っていますしね。
ところで、彼こそがブルースの伝道師だと思うのですが、最近はどうもブルースに固執しすぎている感が強いような気がします。一旦この路線から外れ、目一杯ロックオヤジを演じるというのはどうでしょうね。最近のファンから見れば、意外性があって面白そうな気がするのですが。
ブルース度:★★★★★
ロック度:★★★★☆
完成度:★★★★★

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