Vanity 6 / Vanity 6

1 Nasty Girl (5:10)
2 Wet Dream (4:12)
3 Drive Me Wild (2:31)
4 He’s So Dull (2:32)
5 If A Girl Answers (Don’t Hang Up) (5:34)
6 Make Up (2:40)
7 Bite The Beat (3:12)
8 3 x 2 = 6 (5:24)


これは貴重盤なのかどうなのかはわかりませんが、Vanity 6の同名アルバムを某大型リサイクルショップで発見、950円で購入しました。1982年の作品ですから、今から20年以上も前の作品ということになります。Princeの「Rave Un2 The Joy Fantastic」や「Rave In2…」に収録の「Hot With U」でサンプリングされた「Nasty Girl」が1曲目に収録されています。ちなみにVanity 6というのは、Brenda、Vanity、Susanの3名からなるプロジェクトですが、彼女たちが演奏することはなく、交互にメインボーカルを務めています。
プロデュースは、「The Time」のプロデューサーでもおなじみのThe Starr★Company(Princeの架空のプロジェクト名)とVanity 6。演奏者は「The Time」となっています。この頃は、The Timeもノリにノッていた時期ですから、Princeの飽くなき欲求のままに勢いで乱発されていたような感も否めません。また、The Rolling Stone誌の評価も「星二つ」と、あまり高くないようです。実際聴いてみても、お世辞にも完成度の高い作品とは言いがたいのですが、Princeの香りがプンプンするだけでも聞く価値はあるのかな、と思います。実際、PrinceことJamie Starrは全曲を手がけたことになっています。また、同時期に出たThe Timeの「What Time Is It?」と聴き比べしてみるのも面白いかもしれません。ちなみにこの頃は、Prince自身も「1999」を発表しています。しかし、この音を聴く限りでは、むしろ「Controversy」や「Dirty Mind」に近いかも知れません。
レア度:★★★★★
お得感:★★★★★
完成度:★★★☆☆
その後の情報として、オークションでは6,000円以上、本国でも$80以上で取引されていることを知りました。こりゃ儲けた(笑)。

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