「弘前・白神アップルマラソン」に物申そう。


舌の根も乾かぬうちではありますが、鉄は早いうちに打て、とも言います。こういう問題は早めに提起した方がいいんだろう、という都合のいい解釈。本日は原稿用紙10枚弱。毎度ダラダラでどうもすいません。


今年の「弘前・白神アップルマラソン」も終わり、2017年のシーズンは実質終了となりました。個人的には冬眠の準備を開始です。

今回の大会が成功裏に幕を下ろしたのかどうかはわかりませんが、参加している中で色々気になる点もあったので、個人的に総括したいと思います。これは決して苦情やクレームではありません。あくまでも、一個人としての提言です。

(1)コースの問題

当日の受付(参加賞の受取り、荷物預かり等)がゴール地点にあるのですが、ここからスタート地点に行くまでには、必ずコースを横断しなければなりません。このため、9時のフルマラソンを皮切りに次々と競技が始まると、ゴールを目指すランナーが駆け抜けるため、多くのランナーが足止めを食らうという事態が今年も発生したようです。

これ、例年必ず問題として浮上していますが、もはや改善の余地はないのでしょうか。

また、ゴール直前(追手門広場)がやたらと狭いことから、最後の最後でダラダラと前を走る(歩く)ランナーを追い越すことができないという、フラストレーションの名所となりつつあります。今回、一部コースの変更により西目屋村の折り返しポイントが少し先に伸びましたが、いっそのこともう少し先(信号ギリギリのところ)まで伸ばすなどして、追手門広場に入る直前(裁判所横)をゴールにした方がいいんじゃないかと思います。追手門広場はランナーしか入れないエリアを広く取った上で、そこでドリンク等の提供を行うなど、ランナー目線の工夫が必要だと考えます。走り終えたばかりのランナーに、狭いので早く移動してください、はあまりにも酷です。

何よりも個人的には、弘前消防署の前が通行止めとなり、ランナーで溢れかえっているということが、一番の不安と疑問を感じているところです。

(2)給水の問題

アップルマラソンは私設のエイドが充実していることで知られていますが、その一方で、大会側が準備するエイドの評判はあまり良くありません。

ランナー目線からすると一番の問題は、給水所そのものが狭すぎること。テーブルとテーブルとの間隔があまりにも狭すぎて、ランナーが一気に集まってしまうのです。今回、脚を止めずに給水することを心がけましたが、とてもじゃありませんが無理でした。テーブルの配置はもう少し間隔を広げて欲しいです。更に欲を言えば、テーブルの数をもう少し増やして欲しいです。混雑しているから次の給水テーブルで…と思ったら、テーブルがないんだもん。

そしてこれに関連して、ゴミ箱の場所があまりにも給水所に近すぎるし、数も少ないです。(僕を含め)紙コップはなるべくゴミ箱に棄てたいと考えているランナーは少なくないはず。しかし、肝心となるゴミ箱の数が足りないようでは、もはやどうしようもありません。これでは路面がゴミだらけになって苦情が出るのも仕方ありません。

ついでにいえば、紙コップにどれぐらいのドリンクを入れるべきか、あらかじめ統一した方がいいんじゃないでしょうか。それぞれの給水所で量はバラバラ、挙げ句の果てに空っぽの紙コップを掴まされたことが一度ありました。

(3)抽選会

今回はまだ暑かったので良かったけれど(走っている時は大変でしたが)、仮に雨天となった場合、屋根のないあの広場で抽選を延々と行うことを考えると、何だかゾッとします。寒空でナンバーカードを握りしめるランナーを尻目に、お偉い大会関係者は、寒さで震えるランナーなんぞお構いなしで、テントの下でのほほんとしているのですよね、間違いなく。

あらかじめ事前抽選を行い、掲示するなど、もっと効率の良い抽選会であって欲しいと思います。

(4)前夜祭

今回、ペースランナーを務めるということで初めて前夜祭に参加しました。その中で一番違和感を覚えたのが、来賓席にだけ並べられた椅子。ランナー同士の交流を広げるという意味では、ランナーは別に立食でも構わないのですが、ステージの真ん前にある来賓席にだけ椅子が並べられ、まるでランニングには興味なさそうな皆さんがこれまた偉そうにふんぞり返って座っている姿を見ていたら、無性に腹立たしさを覚えました。しかも、ゲストランナーが来たと思ったら、真っ先にウハウハしながら乾杯して写真なんか撮っちゃって。あのですね、一体誰のための前夜祭ですか?来賓のためではないですよね。あなた方こそが率先して立食すべきであり、先にお客様たるランナーを座らせてください。あるいは、壁際に椅子を並べるとか。こういうところがランナー本位じゃないってことなんですよ。ハッキリ言って、かなり見苦しかったです。

(5)目障りな黄色のジャンパー

見苦しかったといえばこちらも。大会当日、黄色いジャンパーを羽織っていたのは関係者でしょうか。必要と思しきところに全く配置されていなかったような気がします。ついでにいえば、ただ椅子に座っているだけの「マネキン」が置かれていましたね。30キロ以降は特に酷かった。ボランティアなのかバイトなのか知りませんが、ランナーの動きなどお構いなしにスマホの画面ばかりを見ている連中。声援を送るわけでもなければコースを監視するわけでもなく、一体何のためにいるのか全く意味不明でした。ハッキリ言って目障り以外の何者でもありません。ああいうのを見ると、心底ガッカリします。やりたくないなら、You,とっととお家に帰りなよ,yo。

(6)救護車はもっと段取り良く

大会当日は晴れ、日中の気温が上がることも、あらかじめ見込まれていました。新聞などでは5名の方が熱中症の症状で救急搬送されたとのことですが、搬送されなかったにせよ熱中症を発症し、リタイアされた方がたくさんいたようです。ゴールしたとき、皆さんの顔の汗が乾いて塩が浮き、粉吹き芋のように白くなっていたのがその証。

人手の問題もあるのでしょうけれど、今回は何となく救護に回る方の数が手薄だったように思われました。

救護車は各所に配置されていましたか?聞いたところでは、1キロ以上にわたって片側通行となる14~15キロ付近、弘前方面から西目屋方面に向かう救護車がズラリと並んで通行可になるのを待っていたとのこと。

もう少し段取り良くできればいいのに。

(7)来年はもっと大きく!

これまで長年にわたって申し添えて来たことが、今回一つ実現しました。弘前駅での「歓迎」の表示。改札口付近にポスターが数枚張られ、「歓迎 ランナーの皆さん」と紙が貼られていました。前日にはエスカレーターの上に横断幕ならぬ「横断紙」も。

ただ、残念だったのはフォントが明朝体なのでしょうか、字が細くて非常に見づらいという。何だか仕方なくやったやっつけ仕事みたい。どうせやるなら太ゴシック体で、もっとデカデカと掲げてください。お願いします!

(8)市中の飲食店、会場の飲食ブースは充実していましたか?

腹を空かせて帰ってきたランナーも数多くいたようです。相変わらずゴールで手渡されるのはリンゴ1個。今回アミノバリューはあらかじめ参加賞の袋に同梱されていましたね。もっとも、これで空腹を満たせ、ということではないと思いますが、どうも飲食ブースでは販売数を足りなくする店があるなど、今年も不評だったみたいですね。

他方、会場の近所にある食堂では、ゼッケンを見せると50円引き、というサービスを行っていたそうですが、これをもっと市内一円に広めることはできないのだろうか、と思うのです。

今回は弘前駅からシャトルバスの運行が行われ、好評だったとのこと。ただしこれでは、駅前と会場の間を車両で移動することとなるため、途中にある土手町などはあまり恩恵を受けなくなる、という弊害も発生します。

とはいえ全員がバスに乗り込むわけではないと思いますので、例えばゼッケン見せたら50円引き、大盛りサービスなど、そしてそういったサービスを提供する飲食店を地図などに記す、そんなほんのちょっとサービスで、この日の客足が変わる(商売に繋がる)と思いますし、また違った賑わいを見せると思うんですけどね。


幸いにして、今のところはRunnetに掲載されたランナーからのレポート&評価の評点も思ったほど低くないみたいです。それでも、90点台に到達していないということは、まだまだ改善の余地がたくさんあるということ。

ランナー人口はこれから減少の途を辿るはずです。一方で、未だに新しい大会が開催されていることを鑑みると、これからは大会同士の「潰し合い」が始まると言っても過言ではないと思います。(ちなみに今年、弘前・白神アップルマラソンと同日に「松本マラソン(長野県)」「東北復興マラソン(宮城県)」が新設されています。)

今年、弘前・白神アップルマラソンは15回という節目を迎えましたが、今後も20回、25回と更に回を重ねていくために、ランナーの声に耳を傾けるとともに(…といっても全部聞き入れろ、という趣旨ではありません。中には自分本位のものもあると思うので)、弘前市だけではなく周辺地域が一体となって大会を応援する、ランナーを出迎えるような空気が醸成される必要があると思います。このためにも、実行委員会の皆さんには今一度、兜の緒を締め直していただき、関係各団体としっかり協力しながら、改善すべき点はしっかり改善していくべきだということを、僭越ながら提唱したいと思います。


投稿者: のんべ

1971(昭和46)年 青森県生まれ。弘前市在住の青森県職員。 プリンスとビールと豆腐とラーメンを愛する。安いカメラでいかに安っぽくない写真を撮影するかに興味あり。 ブログの内容の多くは、いつの間にか趣味となった「走ること」がメインです。

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