福井新潟災害を忘れないように

この時期になると、必ずと言っていいほど終戦記念日の靖国神社参拝の是非がテレビやマスコミで取り沙汰されます。ぶっちゃけた話、僕みたいなヤツに言わせれば【どっちでもいいくだらないこと】であって、そんなのは勝手にやっていればいい、と思ってしまうのです。
でね、話は全然変わるんですが、ここにきて新潟と福井の大雨被害、テレビやマスコミでは全く取り沙汰されなくなりましたよね。完璧に復興したんでしょうか。いや、そんなことはないはず。まだまだ被害に苦しんでいる人がいるはずです。
阪神大震災の時もそうでした。僕の周りで言えば、日本海中部沖地震の時や台風19号被害の時もそうでした。マスコミは、落ち着いたと思えば一斉に身を引き、報道しなくなる。これが現実ではないでしょうか。つまり、一過性のモノとして同じVTRを何度も流すだけで、実際被災された方々はまだ苦しんでいるはずなのに、その欠片すら誌上やブラウン管を通じて見ることがなくなりました。あんな災害は100年に一度あるかないか、ではないでしょうか。いや、それとも地球温暖化の影響で、この先他の地域でも、同様の災害が発生する可能性は秘めているのかも知れません。ちなみに、国土交通省が河川改修や遊水池整備を行っている基準は、100年に一度あるかないかの災害に耐えうるため、というもの。ダムの放水量は適正だったのか。河川改修は終わっていたのか。避難命令の指示は適切だったのか。被害の拡大を食い止めることはできなかったのか。マスコミは、あの災害は人災ではないのか?という疑問を持って深く追求、検証しようとしない。
何を言いたいか。過去に何度も繰り返されている論争を毎年毎年ズルズルと放映するのも自由ですが、もっと人間味のある、現実的な報道をして欲しいな、ということです。もちろん、こんなところでそんなことをグダグダ言っても無駄だってことは知ってます。義捐金の受付は終わったのですか?あの泥の山はどうなったのですか?みんな忘れかけてるでしょう、きっと。でも、これを読んで「ああ、そういえば…」と思い出してくれればいいんです。
偶然発見したこちらのブログ。これが現状です。

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