【ネタバレありません】 山下達郎 LIVE PERFORMANCE 2015-2016 青森公演

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2015年最後を飾るライブは、山下達郎の青森公演。クリスマスの翌日、しかも2015年のツアーはこの日が最終日ということで、否応なしに盛り上がることだろうと、ひきかけた風邪も2日で治すという気合いの入れようだったのですが、前日の岩手県盛岡市での公演で、ハプニングが発生。

山下達郎、コンサートを途中で中止 クリスマスの夜…喉不調
(スポニチアネックス 12月25日(金)23時44分配信)

シンガー・ソングライターの山下達郎(62)が25日夜、盛岡市の岩手県民会館で行ったコンサートを途中で中止した。
主催者によると、喉の不調で、ある一定の音程が出難い状態に陥り、山下自身が納得できるパフォーマンスができない状況が続いたため、本人が「このまま公演を続ける事は、ご来場いただいているお客様に対して不誠実」と判断し、公演中断を決断した。後日、振り替え公演を開催するとしている。
なお、26日には青森公演が予定されている。

26日の青森公演については、招聘元であるキョードー東北のサイトで「予定通り開催します」とアナウンスされたものの、果たして本当に開催されるのか、不安は拭えぬままでした。
この日はそれまでの暖冬の気配から一気に冬景色へ。ああ、冬がやってきたな、と思わせるような寒さと、湿り気のある雪に見舞われ、道路状態は劣悪。そこで、急きょ自家用車ではなく電車で青森に向かうことにしました。

今日の会場は、リンクステーションホール青森(青森文化会館)。「音がいい」と気に入っている会場のようです。事実、前回の青森公演は同じ会場で2デイズでしたから。

開場は17時、開演は18時で、我々が会場に到着したのは17時40分過ぎ。入場口は既に混雑が緩和されていました。ちなみに、入場の際はチケットとともに身分証明書の確認が行われました。身分証明書を持っていないと他の列に回され、いろいろ照合されるようです。

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(やっつけ仕事みたいに貼られたタイムテーブル。ざっくり感満載。)

ホールに足を進めると、既に多くの観客が席についていました。今回の席は、前から9列目のど真ん中という良席。たぶん、ステージからの距離、全景を見ることができる位置など、総合的に見ると今まで観た彼のコンサートの中で一番の席ではないかと。
だからこそ、中止という最悪の事態だけは絶対に避けて欲しい…ひたすらそれだけを祈っていました。席について周囲を見渡すと、どうやら前日のことが知れ渡っているらしく、皆さんどこか神妙な面持ちというか、いつもとは違う緊張感が漂っていました。

18時過ぎ。いつものアカペラが流れ、ステージにメンバーが登場します。そして、本人が思いがけぬところから登場!

【以下、ネタバレになってしまうので割愛。楽しみにしてここまで読んでくださった皆さん、ごめんなさいね!】

…でも、せっかくなので差し障りない程度にちょっとだけ。

客層は40代後半から50代の方々が圧倒的に多いのかな。おとなしいお客様が多い…ということではなく、実際バラエティに富んだ楽曲が繰り広げられるので、かなり長い間座って演奏を堪能することができます。久しぶりに演奏する曲、いつも演奏する曲、本当にさまざま。

前日の途中での中断が一体何だったのでしょうね?というぐらいこの日は絶好調。ただ、最初はやはり少しおっかなびっくりというか様子見だったようで、喉の具合や調子を確かめながら歌っているんだろうなあ、というのが表情からも何となくわかりました…というぐらいのステージとの距離感でした。(ちなみに彼のコンサート、スタートはドラマで始まるところの主題歌、そして後半からアンコールは、いわゆる水戸黄門の8時40分過ぎの展開とお考えいただいてもいいと思います。…あ、水戸黄門を知らない世代も増えているのか!)

ひょっとしたらMCにも影響があるのかなと思いましたが、むしろ前日のことをネタにしながらこちらも絶好調。
今回はデビューして40周年ということで、今年アニバーサリー盤も発売されたシュガー・ベイブの楽曲は当然外せません。まあ、これは聴いてお楽しみということで!
(個人的には、え!それも演るの?とちょっと感激。)
前日の岩手公演は「時々ある事故みたいなもの」と恐縮していましたが、岩手県と言えば、大瀧詠一さんの出身地。今年は3回忌ですね。もしかしたら大瀧さんから悪戯されたかな?

最後の最後まで手を抜くことなく、むしろ前日の分を取り返そうというぐらいの勢いを感じた3時間30分、終演後に時計を見たら、21時30分を過ぎていました。土曜日でよかった!

ちなみにツアーは4月まで続くそうですが、来年はレコーディングにも励むようです。そうそう!2015年は一つも作品を発表していませんからね!まあ、来年は首都圏のホールを中心に改修工事が多く行われるようですから、賢明な選択じゃないかな、と思います。

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(会場入り口に掲示されていたパネル。もう、このまんまでした。)

山下達郎 喉の不調から復活!青森で約3時間伸びやかな歌声
(スポニチアネックス 12月27日(日)5時34分配信)

喉の不調を訴えて25日の盛岡公演を途中で中止した山下達郎(62)が26日、青森県のリンクステーションホール青森でコンサートを行った。
前夜は予定の半分の約90分で終えたが、年内最後となったこの日のコンサートでは約3時間にわたって伸びやかな歌声を披露した。主催者側によると、盛岡公演では「このまま公演を続けることはお客さまに対して不誠実」と山下自身が判断。「どうしてもGの音が出ない。許されるなら、最初からもう一度、演奏したい」と話していた。同公演は振り替え公演を行う予定。

2015年の総括(音楽篇)

クリスマスが終わった途端、すっかり年越しムード。飾られていたクリスマスツリーは門松に置き換えられ、街の喧騒が一層激しさを増しています。

さて、2015年も残り僅か。いろいろ今年を振り返る時期に差し掛かっておりますが、個人的には今年は積極的な活動をしなかった年だな、と思っています。

恐らく一番の要因としては、5年間勤務した部署から異動となり、新しい職場での仕事の内容を叩き込むのに必死で、自分自身の感覚をなかなか掴めなかったことが挙げられます。まあ、こういう職種に就いた以上、40代半ばになろうとも50代になろうとも、それまで見たことも聞いたこともないような仕事に就くことはやむを得ないこと。取りあえず来年3月までは、年度単位で考えたときにどういう流れで仕事が進んでいくのかという、いわゆる時流を捉えることが肝要になってくるはず。まして県内全域を相手にしているとなればなおさらです。いつ何時どこの土地に行こうとも、そういう時流をいち早く捉えて自分のペースを合わせていくことが必要になるということを、これまでも幾度となく経験してきました。
それにしても、もうすぐ45歳となるにあたり、僕は時流を捉えるという作業をこの先何度経験することになるのでしょうか…。

閑話休題。
今年聴いた音楽を振り返ってみたいと思います。温故知新とは言いますが、結局今年も昔から聴いていたアーティストが中心となってしまいました。

浜田省吾 / Journey of a Songwriter 旅するソングライター

約10年ぶりとなるオリジナル・アルバム。僕の中では既に名盤と呼ぶに相応しい一枚だと確信に変わりつつあります。不思議なリズムのドラムからスタートするこのアルバムは、これまで築き上げてきた揺るぎない彼の信念というか、「優しさ」や「暖かさ」に包まれたアルバムだと僕は感じています。10年という月日は、長くもあり短くもあり。戦後70年という節目の時を迎え、10年の間には東日本大震災という未曾有の天災も経験しました。志半ばにして命を落とした人達に対する鎮魂の思いや、どん底から少しずつ立ち上がろうとしている人達への激励、そんなことを感ぜずにはいられない一枚。このタイトルを冠したツアーが行われており、青森でその公演を観ましたが、そちらも凄く良かったです。

佐橋佳幸 / 佐橋佳幸の仕事 1983‐2015 Time Passes On

プロレスで言うならば藤原喜明か木戸修か。主役にはなれないが、ギラリと光るいぶし銀のような存在。佐橋佳幸とは、そんな人物だと思います。誰とタッグを組んでも、どんな楽曲でも対応できる…だからこそこのアルバムが斬新だったのだと思います。世の中、色んなオムニバスアルバムやトリビュートアルバムが発表されていますが、多分ここまでバラエティに富んだアルバムは、唯一無二ではないかと。ただ、惜しむらくは、発売元が限られていることでしょうか。

佐野元春 & THE COYOTE BAND / Blood Moon

1980年代をザ・ハートランド、1990年代後半をホーボーキング・バンドという、名うてのミュージシャンで固めたバンドを従えてきた彼が、2000年代半ばになって新たに組んだのは、新進気鋭の若手ミュージシャンで構成されたザ・コヨーテ・バンドでした。(ちなみに前出の佐橋さんは、ホーボーキング・バンドの一員でした。)
佐野元春 & THE COYOTE BANDでは3作目となるこの作品、メッセージ性の強いクセのある楽曲も多い中、個々の作品のクオリティの高さは、バンドとして成熟したことを端的に示すものだと思いますし、曲も歌詞も、しっかり時流を捉えていると思います。最初聴いたときは地味なアルバムだなあ、と思いましたが、地味な中に光る何かがあります。

Janet Jackson / UNBREAKABLE

7年ぶりに発表された通算11枚目のアルバム。「Control」そして「Rhythm Nation 1814」で彼女を一気にスターダムへとのし上げた盟友ともいうべきプロデューサー、ジャム&ルイスと久しぶりにタッグを組んだ快作です。一時期は何をやっても今ひとつパッとせず、近い将来「過去の人」に落ちぶれてしまうのではないかと危惧していましたが、いろいろ紆余曲折を経ながら辿り着いた「原点回帰」。これ、正解だと思いました。
もう、逆に「Rhythm Nation 2015」でいいんじゃないですか?と言いたくなるぐらい、どこか懐かしさすら感じるようなサウンドである一方で、他のミュージシャンとのコラボレーションがあったり、あれやこれやのエッセンスが詰まっていて、多分あの頃の彼女の曲が好きな皆さんならば、聴いてみる価値アリです。
しかし、自ら立ち上げたレーベルの名前が「Rhythm Nation」ですか…。なかなか呪縛から逃れることができないようですね。

Babyface / Return of The Tender Lover

そういう意味では、ジャネット同様なかなか過去の栄光から抜け出せずにいるといってもいいアーティスト、Babyface。こちらはソロ名義の前作から8年ぶり、Toni Braxtonとの共作から1年ぶりというインターバルでの新作。まず、タイトルを見て驚きました。自身の過去の大ヒットアルバム「Tender Lover」を冠に据えた、まるで自身の作品に対するオマージュのようなタイトル。前回の共作アルバムを聴いたときに、さてこの人は一体この先何をやらかすんでしょうか…なんてことを思っていたら、何とこちらも「原点回帰」してしまいました。これだけでも充分驚きましたが、前述のジャム&ルイスやテディ・ライリーと並んでの敏腕プロデューサーの一角として君臨していたLaFaceの頃を彷彿させる、キャッチーでどこかAOR的なサウンドに、更に驚き。とりわけ80年代後半~90年代前半の洋楽ファンであれば、きっと懐かしさを感じるはず。40分強という、このご時世にしては非常に短い収録時間のアルバムではありますが、逆に濃縮されているような感じがして、実に心地良いです。

Prince / HITnRUN Phase One
Prince / HITnRUN Phase Two

締めくくりはやはりこの方。前にもレビューしているので、こちらは簡単に。蓼食う虫も好き好きとは言いますが、彼ほど海外と日本とでの賞賛の差が激しいアーティストもいないのではないでしょうか。好きな人はとことん好き、嫌いな人は反吐が出るほど大嫌い。マイケルやマドンナのような華やかなシンボル的存在ではなく、どちらかと言えば毒々しくもありどこか気味の悪い存在として扱われ続けていることが、日本国内での彼の評価を下げている一因ではないかと思います。
そんな彼が未だに第一線に君臨している理由…それは、まさに時流を捉えているからなのだと思います。だって彼の楽曲って、皆さんの知らないうちに色んな番組で使われているんですよ。
そんな彼が今年の後半に入って立て続けに発表したアルバム。Phase OneはEDMを多用したどこかチープな仕上がりなのですが、聴けば聴くほど駄作というほどではないのかな?と思うようになってきました。そうして耳に馴染んできた頃に突如発表されたPhase Two。この2つはセットですね。互いに相容れないところはあると思うのですが、両輪として捉えた方がいいです。本当は最初から2枚組で発表したかったんだけど、Oneについてはちょっと実験的な要素もあったので様子見で、Twoの方はOneに対する反応や混沌とする社会情勢を踏まえたアンチテーゼみたいな感じで。…あ、全然簡単じゃなかったですね。すいません。

「まわしよみ新聞」のこと

毎朝、職場で2つの新聞を読み漁り、業務に関連するような記事をピックアップする、という作業が私の日課となっています。
その日その日でたくさんの記事が掲載されていることがあれば、ほとんど掲載されていないということもあります。恐らく、3月11日が近づくにつれ、そのボリュームは増えていくことになるのでしょう…。

「まわしよみ新聞」というのを御存知でしょうか。もちろんこの記事にたどり着いた方の中には「そんなの知ってるよ」とか「やったことあるよ」とか、ひょっとしたら「何を今さら…」と思われる方もいらっしゃるかも知れません。

実は先日、この「まわしよみ新聞@青森」に参加してきまして、色々思うところがあったものですから、今日はそのことをネタにしようと思います。

まず、まわしよみ新聞が何なのかから説明しようと思いましたが、詳細に書かれた公式サイトがありますので、そちらをご覧ください。

うちらが学生だった頃は、雑誌「宝島」に「VOW」という読者投稿のコーナーがあって、それをまとめた書籍も販売されていました。(今はウェブサイトがあるみたいです)
その中で登場していたのがあり得ない新聞の誤植や変な新聞記事だったのですが、実は私、高校生の頃にそれを真似て新聞を切り取り、ありもしない記事や番組紹介を作り上げるという実にくだらないことを、ごくごく一部の仲間の間でやっていました。(…って私は一体、どんな高校生活を送っていたのでしょう。)

このまわしよみ新聞は、ネタを探すという点では共通していますが、自分が共感した記事や人に広めたいと思った記事を切り取るというものです。うちらがやっていたような、記事を捏造するものではありません。

何が凄いかといいますと、これ、「完全フリー&オープンソース」なんですね。つまり、別に許可なくとも誰でもやれるし、営利を目的としてやるんだったら御自由にどうぞ、ということ。

で、実際やってみるとホント楽しい。学校の教材なんかでも使えそうな感じ。切り取った記事を模造紙等に貼り付け、コメントや色んなことを書き添えていく。例えるならば、恐らく誰でも作ったことがあるであろう壁新聞、あれに近い感じでしょうかね。

年齢や性別にとらわれることなく、自由に参加することもできるし(実際、青森でのワークショップには小学5年の児童が参加、発表の際には自分の意見もしっかり述べていて、オジさんはちょっと感動してしまいました)、コミュニケーションツールにもなるわけです。

新聞

で、私が参画したグループは4人の構成だったのですが、年齢層がそれなりに近いということもあって、和気藹々とした雰囲気で進んでいきました。
机上に置かれたたくさんの新聞、これが地元紙のみでなく全国紙や業界紙など、いろんな種類の新聞があったり、昭和30年代の頃の新聞の写しがあったりと、ちょっとした新聞アーカイブスみたいな感じ。
多分、一般紙だけじゃなくスポーツ紙とか駅売りされているちょっと変わった新聞があっても、楽しいんだろうな、と新聞を切り取りながら考えていました。

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ちなみに私がチョイスした記事は、東京鉄鋼販売業連合会という団体が挑戦し、ギネス記録を達成した「手でハート型を作って繋がった人の最も長いチェーン」(1936人参加)という日刊鉄鋼新聞の記事と、さいたま市にある鉄道博物館に展示されている蒸気機関車C57が転車台に移動したという記事(日刊工業新聞)と、地元東奥日報に掲載されていた「過去10年間の今年の10大ニュース」という記事でした。

何でこれをチョイスしたのかというと、前者二つはいわゆる業界紙の記事で、恐らく一般紙ではあまり見かけないちょっとマニアックな記事だったということ、地元紙の記事は、そういうことを語る季節なんだなあ、ということを感じさせたという安易な思考からでした。

他の方は古い新聞を切り抜いたり、掲載されている広告そのものを切り抜いたりしていましたが、その方々の言わば「センス」や「着眼点」を垣間見ることができますし、自分に置き換えたときに、果たしてそういう記事や広告を切り取るだろうか、という振り返り(言わば自分の着眼点の振り幅がどの程度なのか、という確認)をすることもできます。

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ただ、ちょっと怖いな、と思ったのが、一歩間違えると自分の嗜好や見識の押しつけになる可能性も秘めているということ。そのことを否定するつもりはないのですが、裏を返せば自分やその方の思想をさらけ出すという恐ろしさもありますし、ちょっと特異な考えの持ち主なのだろうか、という誤解を与えることにもなりかねません。

まあそれも、気になれば気になるのでしょうし、気にしなければいいといえばそれまで。ワークショップの基本である、「他人を否定しない、卑下しない、反論しない」ことを意識さえすれば、きっと「ああ、世の中には色んな思考の持ち主がいるものなのだなあ(棒読み)」という視点に立つこともできると思います。

今回は置かれていた新聞をぞれぞれ無造作にチョイスし、そこから記事を拾うという作業でしたが、例えば(あまり偏りすぎない程度の)何らかのお題を与える、といったやり方も「アリ」かも知れませんね。

色んな業界紙が存在しますので、異業種異文化の業界紙を持ち寄ってワークショップを繰り広げる、なーんていうまわしよみ新聞も楽しそうです。

いずれにせよ、最低限のやり方さえ踏襲すれば、「これは絶対」ということはありませんし、作成された新聞をどう活用するのかも、そのシチュエーションによって異なると思うので、さまざまな応用ができそうなツールだと思いました。

今季も開催決定!第2回弘前城リレーマラソン冬の陣

弘前公園内で繰り広げられるリレーマラソン、今年6月に開催された3回目の大会も、雨に降られましたが非常に盛り上がったようです(僕は仕事で行けなかったんだよね)。既に来年6月の開催も決定し、ある意味弘前公園の恒例イベントとして定着しそうな気がしています。

そしてこのリレーマラソン、今年に引き続き来年の2月も「冬の陣」が開催されることになりました。
今年の2月は、前日まで大荒れの天気が続いていたのに、開催当日となった11日はウソみたいな快晴に恵まれ、老若男女400人以上の方々が冬の弘前公園(西堀周辺)を駆け抜け、心地よい汗を流しました。

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1周約1.3キロの周回コースを3時間で何周できるかを競うという大会、今年の優勝チームは何と40周も走っていますが、そこはほら、何せ冬道雪道凍結路ということで、転倒してもゲラゲラ笑いながら襷を繋ぐという奇妙な光景が繰り広げられ、しまいには転倒防止用の砂が撒かれたという…。まあ、今年の2月は気温が3月上旬並みまで上がったということもあり、実際上着なしでも走れましたし、中には半袖ランパンという格好で走る強者もいましたからねえ。

そして、来年2月の第2回開催に向けて、参加申し込みが始まったようです。今回は第1回に続いて一般の部50チームを募集するほか、二人三脚の部、合コンの部なるものも設けられています(こちらは1周約300メートルだそうです)。

昨年参加して思ったこと、これ、チームや個人の走力うんぬんというより、走ることの楽しさ、特に冬に走れることの楽しさを実感できる大会です。
いや、もちろん昨年は天候に恵まれたということもありましたが、それを差し引いても面白いですよ。冬の時期、身体をもてあますことも多いと思いますし、逆に雪片付けで疲弊しているかも知れませんが、子どもの頃を思い出して外をかけずり回るのも楽しいものです。

ちなみに、今年2月の投稿はこちら。
第1回弘前城リレーマラソン冬の陣に参加してきました。

開催要項や参加お申し込みは、こちら↓から。

弘前城リレーマラソン冬の陣