Monthly Archives: 6月 2005

ジェラシー

既出の話題かも知れませんが、イギリスの雑誌などによると、80年代に最も影響を与えたミュージシャン、白人はDavid Bowie、黒人はPrinceだそうです。「精神病理学的」に言って、Princeという人物は何でも自分でやらないと気が済まない人なんだそうだ(確かにそうだよね)。自分で音楽を作り、演奏し、唄い、映画に主演し、それを監督したミュージシャンは、Prince以外にいない、そして、86年に発表されたKISSがラジオから流れるのを聴いて衝撃を受けたミュージシャンや評論家が多いんだ、ということをベストヒットUSAの小林克也氏が申しておりました。
なぜなら、この曲にはリバーヴエコーが施されていない、つまり生声のまんまで収録されたからだということですが、当時はとても衝撃的だったんでしょうね(ということはあの頃の曲はエコーだらけか?)。思えば、僕がPrinceに目覚めたのもこの曲がきっかけでした。今思えば、「生声の」Princeを聴いて僕も衝撃を受けたんですから、僕の耳もまんざらではないかもな(笑)。

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なぜか小田和正

鈴木雅之のライブが明後日に迫っています。デビュー25周年ということで、何か仕掛けがないものか、と密かに期待しております。
そんな鈴木雅之繋がりで、今日は小田和正の話を。
実は小田和正といっても、特に熱烈なファンだというわけではありません。むしろかつては、僕の中ではどちらかといえば「好きではない歌い手」に篩い分けされていました。
むかしムカシその昔、まだオフコースが存在していた頃。オフコースというのは、どうも内容の暗い歌ばかり唄うグループだという印象があって、正直好きになれませんでした。
そのオフコースが活動に終止符を打ち、小田和正がソロに転向してからも、そんなに注目していたわけではなく、たまに流れる彼の曲に「ああ、小田和正か」くらいにしか思っていなかったわけで。もっとも今思えば、ハイトーンボイスのアーティストばかりが名を馳せる今日のことを考えると、彼はそんな先駆けだったのかも知れません。

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マイケル裁判と陪審員制度

じゃあ、昨日取り上げようと思ったネタを。あ、若貴は頼むから家族間でじっくり話し合ってください。マスコミを利用して貶し合うのは、ホントみっともないからやめなさい。以上この話は終わり。
ええと…マイケル・ジャクソンの性的虐待罪にかかる裁判が終わりました。
検察側に告訴権がないため、これにて無罪放免、おしマイケ…(やめよう)。さぁ、以前のようなスーパースターの輝きを…と思ったら、米国内の世論は相当冷たい目で観ているらしく、とある調査では、今回の評決を「納得できない」とした人が40%以上もいたんだとか。うーん。無罪とはいっても、ダメージが大きすぎたな。当分イバラの道は続きそうな気配。

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1万円のヘッドホン

ええと、実は今日は、いろいろ書きたいことがありました。マイコーの裁判のこと、遅ればせながらスティービー・ワンダーの新曲のこと、若貴兄弟の泥仕合、その他いろんなことを書きたかったのですが、一番身近なことを綴りたいと思います。
実は先週半ばに、ヘッドホンが壊れました。壊れるちょっと前から、何か接触が悪くなり、音が聴きづらくなったと思ったら、あっという間に片耳からしか音が聞こえなくなりました。結構いい値段で買ったaudio-technicaのヘッドホンで、使用期間は2年半。音質やそのフィット感が気に入っていただけに、ちょっとショックでした(ところで、ヘッドホンの耐用年数って、どれくらいなんでしょう?)。
しかし、iPod shuffle(以下「シャホー」)付属のヘッドホンでは、飛行機に備え付けてある聴診器型モノラルイヤホンほど酷くはないけれど、「ただ音が流れている」って感じで、どうも迫力に欠けるというか、所詮付属品といった感じがして、あんまり使う気になれなかったんです。
そこで、新しいヘッドホンを購入することを決意!って、一体何個目のヘッドホンだ?まぁいいや。

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