Monthly Archives: 1月 2005

友人Y君のこと

歌手の本田美奈子(本名工藤美奈子)さん(37)が急性骨髄性白血病のため東京都内の病院に緊急入院したことが13日、明らかになった。
所属事務所によると、昨年末から風邪のような症状が続き、数日前、受診したところ、12日になって病気が判明、そのまま入院した。約6カ月間の入院治療が必要という。
本田さんはことし、デビュー20周年。コンサートツアーのほか、3月から東京・帝国劇場で始まるミュージカル「レ・ミゼラブル」の出演などを予定していた。
本田さんは「1日も早く復帰できるよう頑張りたい」と話しているという。

最近では、お笑いコンビ「カンニング」の中島忠幸が良性の「急性リンパ球性白血病」であることが発表されたばかり。
かつては渡辺謙や吉井怜も闘病生活を送った白血病。どうか闘病生活に打ち勝ち、復帰されることをお祈りしております。
…実は私、「白血病」に関しては、一生忘れることの出来ない悔悟の思い出があります。勢いに任せて綴っていたら、物凄く長文になってしまいました。

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大義名分の崩壊

 【ワシントン12日共同】米ホワイトハウスは12日、イラクで大量破壊兵器を捜索していた中央情報局(CIA)主導の調査団が一つの証拠も発見できないまま現地での活動を終えたことを明らかにした。
 調査団は昨年10月、ブッシュ大統領がイラク戦争の大義に掲げた大量破壊兵器はなかったと結論づける報告書を議会に提出、イラク戦争の正当性を問う声が米内外で一気に高まるきっかけをつくった。調査団の活動は、今回の現地調査打ち切りで事実上完了、来月に予定される追加報告書の発表を残すだけとなった。
 マクレラン大統領報道官は12日の記者会見で「戦争に踏み切り、フセイン政権を打倒したのは正しい判断だった」とのブッシュ大統領の発言を引用し、あらためてイラク戦争を正当化。また「今、重要なのは米国と同盟国が蓄積した情報の誤りを再点検し、不備を正すことだ」と強調した。

これで、ブッシュ大統領の土台が揺らぎ始めるかも知れません。これからの国際世論の動向に注視したいと思います。ブッシュ御大には、ざまぁ見ろ、と言ってやりたい。それにしても、戦争を引き起こした大義名分が崩壊したにもかかわらず、何かにかこつけて戦争を正当化するのは、言い訳がましいにも程があるというものです。真の目的はフセイン打倒だったのですか?アルカイダ討伐だったのですか?潔く非を認めればいいじゃないですか。なぜそこまで意固地になるのでしょう。戦争から何が生まれたというのでしょうか。
今重要なのは、情報の誤りの再点検ではなく、自分たちが冒した過ちの再点検ではないですか?
米国びいきの日本からは、自衛隊が未だイラクに派遣されているようですが、他国の面倒を見る前に、新潟の復興を手伝うのが先なのではないでしょうか。この先、国内世論も流動化しそうな気配です。

そして電車は動かなくなった

雪のネタもそろそろ終わりにしたいなぁと思っていたところですが、ついに来るところまで来た感があるので、今日はそのご報告です。
というか私、今日は休暇を取っています。いや、正しくは、取らざるを得なくなってしまったのです。
昨日朝の通勤がとても大変だったことは既に述べたとおりですが、昨日の帰路はもっと大変でした。というのも、青森駅構内で午後から一斉除雪を行い、その影響で東北、奥羽、津軽海峡の各線が運休となってしまったのです。運転を開始したのは午後5時頃からだったらしいのですが、普通電車はほとんど運休。弘前方面に向かう人たちは、特急への振り替えを余儀なくされました。さらに悲惨だったのは八戸方面に向かう人たち。特急と自動車との接触事故が発生したこともあり、全く運行の見込みが立たないというアナウンスが何度も駅構内に響き、出発を待つ乗客たちはうんざりした顔でその時を待っていました。
私は幸い、秋田行きの特急がまもなく出発するということだったので、運良くそれに乗車することができたのですが、その特急は本来15時45分に青森駅を出発するはずでした。しかも、3両というこぢんまりした編成で、吊り革もないために、乗客は無理矢理車内に押し込められたといった感じで、身動きもほとんどとれない状態でした。18時に出発するというアナウンスがあったらしいのですが(もし18時に出発していれば、私は乗車することはできませんでした)、結局18時20分頃に青森駅を出発しました。
私が追いやられたのはちょうどトイレの前(苦笑)。車窓を眺めることも出来ず、どこをどの程度のスピードで走っているのかも全くわからない状態。ただ、明らかに通常より遥かに遅い速度で運転しているようでした。10分ほど走ったでしょうか、徐々に速度が落ちていくのがわかりました。程なく、停車。窓の外を見る乗客の顔が呆れ顔になっているのがわかりました。と、そこへ車内放送が。

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「麺マップ」を作成してみたい、と思うのです。

こんにちは。この三連休は大雪に見舞われ、休みは何をしていたかと聞かれると「雪かきをしていました」というのが県民の常套句となっている連休明けの火曜日。ここ数年では、こんなに雪が続くのも珍しいかも知れません。
一昨日は(飲み過ぎで)雪かきをすっぽかしてしまったため、昨日そして今朝はちょっと頑張りました。いい汗掻いた、といえば聞こえはいいですが、雪の重さというのはハンパじゃありません。昨年は少雪だったこともあり、あまり雪かきをする機会がなかったのですが、ここ数年で、明らかに体力が落ちつつあることを痛感させられました。朝の時点で疲労困憊。身体も冷えてしまったらしく、ちょっと鼻水が止まらなくなってきました。今日は電車の中で寝ていこうと心に決め、弘前駅に到着してみると、改札口前に人がごった返していました。案の定列車ダイヤはマヒ状態だったのですが、JRの「粋な計らい」で、15分遅れで入線した大阪からの「寝台特急」に、定期券だけで乗車して青森に向かうことができました。大阪からやってきた特急で通勤…何だか妙な気分になりました。ところが、ここでもう一つの問題が。青森に着いたのはいいですが、私は今日、無事に帰宅できるのでしょうか。そっちの方が心配です。外に目をやると、雪で真っ白。景色は全く見えません。今年はホント雪で苦労しています。
ところで、以前もちょっと触れたことなのですが、弘前という街は麺類を扱う店の多い町だと思っています。一言で麺といっても、ラーメンもあればそばもありますし、もちろんうどんやパスタもあります。
で、最近考えていることがあります。それは、弘前市内の「麺マップ」というのが作れないものかということです。

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毎年恒例のネタです。

同じことを毎年綴っているような気もするのですが、ご勘弁を。
しかし相変わらず荒れておりますなぁ成人式。うちらの時もああいう変わった風貌をしていた輩はいました。でも、他人に迷惑を掛けるということはなかったぞ。とはいえよく考えてみると成人式に出席するのは一生に一度だけ、つまり毎年毎年顔ぶれは変わっていくわけで、ああいう騒ぎが年々エスカレートしていくのも、「時代の流れ」なのだろうと33歳のオッサンは思ってしまうわけです。
青森市でも、新成人が暴れたそうです。暴れる労力があるくらいだったら、早くお家に帰って雪かきしなよ、って感じ。

青森市の青森産業会館で九日行われた同市の成人式で、イベント開催中に、男性一人が勝手にステージへ登壇し、踊りだすハプニングがあった。係員が男性を取り押さえてステージから降ろしたところ、男性の仲間とみられる男性約十人が係員を囲んでもみ合いになり、会場は一時騒然となった。青森市は、けが人がなかったことなどから警察署に被害届などは出さない方針だが、会場の新成人からは、秩序を乱した男性らの行動に批判的な声が上がった。
男性がステージに上がったのは、佐々木誠造市長や来賓が退席した後で、ステージでは新成人と恩師が再会するイベントが行われていた。男性らと係員のもみ合いは約五分間続いたが、最後は係員の「騒がないでください」という説得に男性らが応じて一時的に騒ぎは収まった。
しかし、男性らはその後もステージに向かって空き缶や紙くずを投げつけるなどしてイベントの進行を妨げようとした。また、報道陣に対し「カメラをよこせ」などと怒鳴りつけたり、ステージに飾っていた風船を割るなど、横暴な行為は成人式終了後も続いた。
会場にいた大半の新成人は、男性らの横暴な行為に対して冷ややかな視線を注いだ。専門学校生の男性は「マナーが守れない人を、会場に入れるべきではない」とあきれた様子。大学生の女性は「まだ、あんなに幼稚な人もいるんですね。せっかく良い雰囲気の成人式だったのに、騒がれて残念でした」と話した。

ね?もう毎年恒例というか、こういった騒ぎが、どこでもあることになりつつあるという現実。成人式もいろいろ趣向を凝らしているようですが、見聞きしていると何だか、新成人のお祝いをするといったことの前に、そういった騒動を起こさないようにするための方策を講じることが第一義的な目的になっているような気もするのです。主催は市ですか?風船を割った?それって「器物破損」でしょ?進行を邪魔した?「迷惑条例」っていうのもありますよ。僕が疑問に思ったのは、けが人がいないから被害届を出さないというのではなく、ああいった行為を行うこと自体を黙認してもいいのか、ってことです。
で、この記事には、写真が掲載されているのですが、顔にはモザイク処理が施されているわけですよ。テレビの報道も全てモザイク入り。
ここでオッサンは思った。

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