Monthly Archives: 4月 2012

Mr.Childrenのベスト盤、詳細決定!

5月10日に発売予定のミスチルのベスト盤について、公式サイトにて詳細が発表されました。
Mr.Children 2001-2005

Mr.Children 2005-2010

予定通り初回限定盤にはそれぞれ10曲、約60分に及ぶMVが収録されたDVDが付いてきます。もちろん買うならこっちでしょう。
microに収録されているMVは「優しい歌」「youthful days」「君が好き」「Any」「HERO」「掌」「くるみ」「Sign」「and I love you」「未来」、
macroに収録されているMVは「Worlds end」「箒星」「しるし」「フェイク」「彩り」「旅立ちの唄」「GIFT」「HANABI」「花の匂い」「エソラ」の各10曲。CDの音源はともにリマスターされたものが収録されているようです。
Amazonでは予約が始まっていますが、恐らくすぐに売り切れること必至。

アサヒスーパードライ-ドライブラック-

『アサヒスーパードライ-ドライブラック-』は、発売25周年を迎える『アサヒスーパードライ』ブランドで”初”のエクステンション商品です。発売3年目から23年連続で年間販売数量1億ケースを達成している『アサヒスーパードライ』が自信をもって新発売する”スーパードライの黒ビール”です。
 黒ビールユーザーのみではなく、今までに黒ビールをお飲みになったことのない方や若い世代の方にもお楽しみいただけるよう、黒麦芽由来のコクがありながら、キレ味のよい”ドライテイスト”をリッチな香りで楽しめる、爽快な味わいの黒ビールに仕上げました。
 従来の当社黒ビールの味イメージとは一線を画し、日本のビールユーザーの嗜好に合わせて 『アサヒスーパードライ』ブランドならではのキレ味のよい”ドライテイスト”としています。
 パッケージには、”スーパードライの黒ビール”であることをわかりやすく表現するため、上質感のある落ち着いたブラックを使用し、ロゴのレイアウトや使用方法で『アサヒスーパードライ』のイメージを踏襲しています。

首を長~くして待っていた発売日。4月3日、遂に待望の「黒いスーパードライ」【以下「黒ドライ」)をゲットし、意気揚々と帰宅。
早速プシュッとやってみました。

あ…私、普段はキリン「一番搾りスタウト」(以下「スタウト」)を飲んでまして、結構黒ビールが好きなんですね。
まぁ、ギネスとかちょっと値段が高めの黒ビールもたまに口にすることがありますが、基本的にはスタウトがベース。当然、この黒ドライが比較対象ということになるわけですが…。

【外観】asahiblack.jpg
見てのとおりスーパードライを踏襲した外観。スーパードライというブランド名を冠しているだけあって、裏切りはないはず。迷わず手が伸びたというのが正直なところです。

【色】
缶からグラスに注いでみると、スタウトと比較して若干黒み(茶色)が薄いかな、といった印象。同じアサヒから「黒生」というのも販売されていますが、それと比較しても何となくやはり少し薄い感じ。

【味】
ドライを追求した黒ビールという触れ込みどおり、スタウトほどの濃厚さがありません。苦み・甘みでいえば、黒ドライは苦み、スタウトは甘みが圧倒的に強い(ちなみにアサヒ黒生も後者)。そして、鼻から抜ける黒ビール特有のカラメルの香り、これが明らかに少ない。

【結論】
黒ビール好きな僕からすると、何となく少し物足りない感じがしないわけでもありませんが、恐らく「日本のビールユーザーの嗜好に合わせた」ということを鑑みると、普段黒ビールを口にしたことのない人たちにとっては、それほど抵抗なく口に運べるかも知れません。
そうだな…ハーフアンドハーフよりちょっと黒が強い感じ、みたいな。

これでアサヒは黒ビールの主力品種である「黒生」と「黒ドライ」の双璧体制が整ったことになります。他社の動向も気になるところです。「黒ドライ」がこのまま定番となるのか、はたまた新商品の群雄割拠の中に埋もれて過去の産物となってしまうかは未知数。ただ、「ドライ」という冠を付したということからも、主力品種の一つとして位置づけ、力入れしていることは紛れもない事実だと思います。いずれにせよ、個人的には黒ビールの選択肢が増えたことに拍手を送りたいと思います。

…そうそう、話はずれるのですが、一日の購読者が50名を下回るようなブログはもはやブログとしての機能を果たしていないので、ブログ乱立のこのご時世、閉鎖した方がいい…みたいな見聞を拝見しました。
ごもっとも…と言いたいのですが、こんな拙稿でも読んで下さっている方がいるんですよね。定期的な配信はできないわ内容はないわで申し訳ないと思いつつ、今後も地味に続けさせて頂ければと思います。引き続きよろしくお願いします。

前例踏襲とフグの文化

4月2日は職場の新年度開始日。
朝、上司から訓示があり、その中で、前例踏襲とフグ文化についての話が提供された。

以下、備忘録。

お役所というのはとかく前例主義であり、前例重視の傾向にあるのが実情。しかし、先人が築き上げた前例を単に踏襲すれば良いというものではない。自分なりに前例を解釈、理解し、それが理に適った内容であると判断するのであれば、そのまま踏襲すればよい。要するに、その前例が効率的かどうかという判断をしていかなければならない、ということ。
フグの文化というのは、先人が前例を踏襲あるいは改善したからこそ今がある。そのことを心に留めて1年間取り組んで行こう。

フグの文化。
ふぐ料理は明治時代まで日本では禁止とされていた食べ物だったが、初代首相の伊藤博文が偶然ふぐを食したところ、その美味さに感動し、ふぐ料理が解禁されたとのこと。

今でこそフグを食する文化は一般的となっているが、ここに至るまでは、当然先人から受け継がれた礎があったはず。
伊藤博文は難なくフグを食したが、フグを食して命を落としてしまった人もいただろうし、そのことを契機に、フグが有する猛毒の研究もなされただろう。そして、どうすればフグを安全に食することができるかという技の熟達。そういった積み重ねが現在に脈々と受け継がれていることだろう。

しかし元を辿れば、禁止とされていたフグ料理を食べるというタブーを犯した、つまり前例を破ったからこそ今フグを食することができるという状態が構築されている、といってもいいのかも知れない。

だから、前例というのは、遵守していればそれでいい、というものでもないということか。前例を破ることで、大きく道が開けることだってありうる、ということだ。もっとも、ハイリスク・ハイリターンであることは否めないけど。

さて、この職場に来て3年目に突入。大学を卒業して今の職種に就いてから20年目という節目を迎える。いわばデビュー20周年の年、ということだ。…記念のイベントは特に予定していないんですが(笑)。

昔は新しい物好きで、何か新商品や新サービスが登場すると、すぐに試してみたくなる性分だったが、30歳を越えたあたりから、あまりそういう冒険もしなくなったし、40歳を越えるとどちらかといえばむしろ堅実さを追求する側に回っているような気がしなくもないが、仕事面では、如何せん前例のない仕事を自ら構築するという体験をさせて頂いており、たった1~2年前に自分で作り上げた前例を見ては恥を掻き、改善に繋げていくという日々。まだまだ修行が足りないということ、かな。

今年度も引き続き新公益法人制度の業務をメインに携わることとなるが、恐らく昨年度の比ではないぐらいいろんな相談や申請が舞い込んで来ることだろう。大量の業務に翻弄され、業務を疎かにした結果、仕事の内容が「肝試し」にならないよう、また、間違えても「毒」にアタらないよう、慎重かつ大胆に仕事を進めていきたいと思う。ああ、気の毒に…なんて言われないようにしないと。

平成24年度はある意味、勝負の年なのかもね。…あ、毎年度同じことを言っているような気が(苦笑)。