Monthly Archives: 1月 2011

梅酒・パイン酒、なくなりました。

昨年7月に漬け込み、10月から飲み始めた梅酒とパイン酒が、先週末をもってついに底を突きました。パイン酒はちょっと甘みが強かったためあまり口に合わず、正月三が日に親戚のところに持っていってもらい、残り僅かとなったところを土曜日で飲み干しました。逆に梅酒は甘みが弱すぎたため、個人的には好みの味ではありましたが、あまり誰も呑まず、結局「俺様の酒」みたいな感じになってしまいました。

さて、空になった二つの容器。これを埋めるべく、我が家に余っていたある果実を利用して、昨日再び仕込み完了。

その果実とは、「りんご」です。それも、りんご酒に適していると巷で言われている紅玉やスターキングといった種類ではなく、「ふじ」を使いました。ええ。青森県民ですから。

材料:ふじ5個、レモン3個、ホワイトリカー1.8リットル、氷砂糖少々…のつもりが。

何とまたしても大失敗。手もとが滑って氷砂糖を大量に投入してしまいました…。
まぁ、熟成までは数ヶ月かかるということなので、GWに合わせて蔵出ししましょうかね。

りんごは丁寧に洗い、水気を切って4等分。レモンも更に丁寧に洗い、皮をむいたものとそのままのものを半々用意。

りんごを半分投入、氷砂糖を入れ、その上に残りのりんご、皮のついていないレモン、皮付きのレモン、レモンの皮の順に投入し、ホワイトリカーを注ぎ、完成。

あとは氷砂糖の溶け具合と熟成具合を見ながら、時々蓋を開けるぐらいにして…。

ふじ自体甘みがあるりんごなので、どれだけ甘い酒に仕上がるのか、戦々恐々です。
 

また一人上司が…

ちょうど10年前、「わさお」ですっかり有名になった西津軽郡鰺ヶ沢町の職場に2年間勤務していた時の直属の上司であったO課長が亡くなったことを、新聞紙面で知った。定年退職してまだ1年、余りに早すぎる訃報であった。

昨年9月に亡くなったS係長とともに、僕が三十路を迎える直前、果たしてこのままでいいのだろうかと、業務に取り組む姿勢に対する疑念が沸き、悶々と一念発起を考えていた頃、それを後方から支援して下さった上司の一人だ。

結局その一念発起は実を結び、みんなの後押しを得て鰺ヶ沢を後にした僕は、弘前にやってきた。その後2年間は自己研鑽を積み、今はその経験を買われ、それなりの仕事と立場を与えられている。

心残りは、その当時の上司の連絡先を紛失してしまったため、年始や異動のご挨拶その他を一切取り交わすことができなかったことだ。結局その後O課長には一度もお目にかかることなく、今回のように新聞で安否を知るといった有様。何ともやりきれない。

もうすぐ四十路を迎えるに当たり、10年前の一念発起と方向転換が今こうやって僕自身の血となり肉となっていることは言わずもがなであり、S係長同様、O課長に対する感謝の言葉はいくら尽くしても尽くしきれない。

酒も飲まず、煙草も吸わず、真面目一本槍でありながら、どことなく頼りなさも感じさせたO課長。

いわゆる役人の中にあって、典型的な「いい人」であった。

本当にありがとうございました。心からご冥福をお祈りします。合掌

「堤幸彦×佐野元春『コヨーテ、海へ』」

wowowで1月3日に放映された「堤幸彦×佐野元春『コヨーテ、海へ』」をようやく観た。正しくは、8日の午後から再放送されていたものを改めて観たのだ。

父(佐野史郎)のブラジル、息子(林遣都)のニューヨーク、それぞれの旅を軸としたドラマ展開。劇中歌はほとんど佐野元春の楽曲である。11月のライブが始まる前に、この番組の予告編(ダイジェスト版)が流れたのだが、正直この類のドラマは楽曲が強調されることで内容が散漫になってしまうのでは、とあまり期待を寄せていなかった。

常に先駆的な取り組みと言われ続けてきた佐野元春の音楽遍歴。ラップ、レゲエ、そしてポエトリー・リーディング…。佐野元春の30年は、気がついたら(胸を張って語ることはできない)僕自身の音楽嗜好の遍歴、その多くを占めるようになっていた。といっても僕の音楽遍歴は浮気性なので、プリンスを軸に邦楽だと佐野元春、吉川晃司、岡村靖幸、渡辺美里と、枚挙に暇がないのだけれど…。

誰も見向きもしなかった「ラップ」「レゲエ」が、佐野元春の取組後10年前後で市民権を得たことを考えると、一流ミュージシャンを従えたポエトリー・リーディングも、近い将来日本の音楽界に新たな息吹を…吹き込むことはないか。

ちなみにこのドラマでも、そんな時代の先端を彷彿させるようなシーンが序盤で登場する。

登場人物が非常に少ない分、ドラマ展開はきわめてシンプルなのだが、観ていくうちにどんどんその内容に引き込まれることに。
特にデイジー役で登場した長渕文音(長渕剛・志穂美悦子夫妻の長女)が好演。

父と子、それぞれの旅の中で徐々に取り戻していく自分らしさ、友情、絆といった、いかにもありがちなテーマではあるが、思わず観ていてホロッと来てしまった。

音楽は「COYOTE」からの楽曲が大半ではあったが、裏を返せば約2時間近くのドラマのバックミュージック(サウントドラック)になり得るほど、このアルバムにはドラマ性があった、ということを改めて思い知った。
 

【今年1杯目】弘前市一町田「ラーメンふる里屋」

3が日は自宅でラーメンを食っていたので、既に2杯目ということになるが、まぁヨシとしよう。
寒い冬には味噌ラーメン、ということで、久しぶりに一町田地区(旧岩木町)にある「ふる里屋」を訪れた。
ここは普通のラーメンもうまいが、味噌はもっとうまい。

弘前市一町田・ラーメンふる里屋

運ばれてきた味噌ラーメンは、多少赤みがかっているが、スープを口に運んでみると、それほど辛いというわけではない。甘めの肉味噌がほどよい感じで、シャキシャキとした食感のモヤシが花を添える。太麺との相性もよろし。このほか、ネギとメンマが入っているが、チャーシューは入っていない。

この味噌ラーメンが600円と、値段もお手頃なのだが、カウンターに置かれている赤ジソで巻かれたおにぎりがまた旨いんだ。

余談ではあるが、この時期は農閑期のためそれほど混雑していなかったが、これが春となり、農繁期になると近所の農家の方々の軽トラが殺到し、店は大繁盛となる。とりわけお昼はおにぎりがあっという間に売り切れるほどなので要注意。

営業時間は午前10時30分から午後8時30分まで、定休日は木曜日。


そうそう、店の中がいつも非常にこぎれい。無駄な物はなく、清潔感が溢れています。

今年の初夢

今年の元旦の夜は、2日にオンラインのApple Storeで何か(ラッキーバッグの復活…とか)あるんじゃないかと過度に期待を寄せた結果、えらい肩すかしを食らわされることになった挙げ句、翌日に控えた同期会の事が気になってあまり眠れず、結局夢らしい夢を見なかった。

2日は同期会を無事終えた安堵感と疲労で爆睡で、この日も夢を見なかった。
で、仕事始めを迎える前日の3日から、何やら不思議でおかしな夢ばかりを見るようになった。これは今に始まったことではないのだけれど、あまりにも奇妙な夢が続いているので、ちょっと気味が悪い。

3日晩の夢。
父が出てきたんだが、もの凄い怖い顔をしていた。その怖い顔で、何かボソッと呟いた。耳には入ってきたんだけれど、何と言っているのかわからなかったため、再度聞き直そうとしたところ、更に怖い顔で口を開けた途端、目が覚めた。

4日晩の夢。
親戚が、大麻常習者になっていた。しかも僕は、既にヘロヘロ状態の親戚に更に大麻を煽っていた。

5日晩の夢。
うちの飼い犬がくみ取り式のトイレに落ちた。助けようにも助けられず狼狽しているのに、犬は何食わぬ顔をしてこちらを見上げていた。

で、気になって夢診断を見たら、衝撃的な事実がわかった。

「人間に近い存在の動物は夢の中で、自分の分身またはこれから起きる自分の状態を強く暗示すると考えています。」
 

 

どうやら近いうち、僕はトイレに落ちるらしい。いや、最近流行のトイレの何とかになるのか?
 

…取りあえず、前厄のせいにしておこうと思う。