Monthly Archives: 11月 2004

これは、何かの暗示なのか?

最近、よく変な夢を見ます。ここ最近は、毎日のように変な夢を見ます。この間の金曜から土曜にかけては、非常に眠りも浅く、遂には朝方、トイレで嘔吐する始末。
あ、でもこれは単なる「飲み過ぎ」だってことがハッキリしているんですが…。
それはともかく昨晩から今朝にかけても、とにかくもう泣きたくなるような、イヤな夢を見たんです。
所詮夢ですから、断片的にしか覚えていないのですが、何か自分の中にそういう【願望】みたいなものがあるんだろうか、とちょっと自己嫌悪に陥ってみたり。
1つめの夢。
誰かの結婚式(この時点で、いい夢でないことが明白)の席上。隣に座る見ず知らずのオッサンが、僕の前に置かれた料理に、タバコの灰を落とす。それも、一度二度ではなく、何度も。
「ちょっと、いい加減にしろよ」とオッサンに皿を突き出す僕。オッサンは、「うるせえな。ま、これで堪忍しろや」と、にやつきながらビールをドボドボと僕のコップに注ぐ…。案の定ビールはコップから溢れ落ちるのだが、なおも注ぎ続けるオッサン。
「てめぇ…」
僕は無言のまま、オッサンの首に手を当て、力一杯頸動脈のあたりを締め上げる。オッサンはスーッとその場に倒れる。周りは気づいているのかいないのか、談笑が続いている。
ふと手をやると、オッサンの身体が冷たくなっているのを感じる…。
というところで目が覚めた。な、何だったんだ?
うとうとしながら、再び眠りに…。
立て続けに見た2つ目の夢。
電車の中。見慣れた風景。うちの近所を走る私鉄の車窓だった。隣駅で、知り合いと乗り合わせる。考えられない混雑の中、運転手のすぐ背後で話をしながら、目的地と思われる駅(うちからの最寄り駅)に到着。そこでは、僕だけが下車。
ところがその電車は、信号が赤なのに出発してしまった。ちなみにその線路は単線。慌てて高台に駆け上がる。反対方向から、その駅に進入してくる電車の姿を確認。
「あ、危ない!ぶつかる〜!!」
というところで目が覚めた。
ここまで来ると、全身に変な汗を掻いています。もう、シャレにならないくらいビッショリ。サウナスーツなんて必要ありません。もう、体重がどんどん減っていきそうな勢いなんです。だから今晩からは、枕元に着替えを用意して就寝しようと本気で考えています。
思い当たる節はただ一つ。
大体こういう時にハッと目が覚めると、寒さが増してきた昨今、温かい寝床を探していたモモ(ポメラニアン)が、僕の腹の上で寝息を立てているというオチが…。
大分寒くなってきました。くれぐれも風邪にはご用心を…。

境界立ち会い

ちょっとだけ、トップの画面を更新しました。ほとんど気づかないようなマイナーな内容です。
さて私こと、今日初めて境界立ち会いをしました。これまで、仕事の関係で第三者の立ち会いは何度も経験していたのですが、いざ自分の住む敷地の立ち会いとなると、妙に緊張感が伴うものです。というのもこの地域、いわゆる「国土調査」が行われていないため、いつ調製されたのかわからないような図面しかなく、さらにそれぞれの土地を一筆ごと測量した「地積測量図」も皆無。
今日の午前に、隣に住む方からの要請で立ち会いを行ったんですが、まぁ、何というかちょっと難癖を付けられるような場面もありましてねぇ…。で、私は3件の方と立ち会うことになったのですが、よく考えてみるとこうやってご近所さんが一度に集まる機会もなく、何かそれがまた逆に新鮮というか、ちょっとほのぼのした気分になりました。結局、ちょっとした難癖はあったものの、あとはスムーズに立ち会いを終えることができました。測量士の方もいたんですが、正直決めるのは我々ですからねぇ。
で、目印も何もないような状態だったんですが、「多分この辺じゃないですかねぇ」みたいな感じで仮杭を打っていきました。
おもむろに隣の方が、ポケットから使い捨てカメラを取り出し、立ち会いした方々(あ、難癖つけた方はその時とっくに帰っちゃいましたが)で「記念撮影」。
何か、ホント久しぶりにいい気分で帰ってきたんですが…。
ところが、法要があって不在だった母が帰宅、話をしてわかった。僕が「ここじゃないですか」と示した境界(その境界で三者了解済)は、間違っているんだって…(大汗)。

Dear Mr.Man

第43代米国大統領 George Bush Jr.様
今回の「見事」な再選、おめでとうございます。僕に言わせれば、相手に恵まれたといった感じですが。
前回の選挙では、フロリダ州の得票を巡って大混乱に陥ったわけですが、今回はケリー候補があまりに早く敗北宣言をしてしまったため、あっさりと勝利宣言することができましたね。第41代大統領である父もなしえなかった2期目ということで、さぞかし鼻高々なのではないでしょうか。大体そういう鼻は、へし折られるものですが。
今回の選挙は、大統領を選出するというよりも、大統領という看板を盾にして、イラク派遣の是非を問うという信任投票的な要素が非常に大きかったような気がします。まるでゴーストライターが書いたような胡散臭い貴方の演説に、熱狂的な支持者が狂喜乱舞する姿は、もはや茶番のようでした。
選挙後、貴方は言いました。「選挙で二分された米国を一つにまとめ上げよう」と。思わず笑ってしまいました。貴方にその能力は備わっているのでしょうか。民主党との融和、協調路線を持ち上げたかったのでしょうけど、貴方が他人の話を聞くとは思えない。誰の意見にも耳を貸さずに、国連も無視してイラク派兵を決めたのは、誰ですか?そうそう、あの時の大義名分は、「大量破壊兵器を発見する」ということでした。あれから何年経ったでしょう。大量破壊兵器は見つかりましたか?イラクの混乱を招いたのは、誰でしょうね。
それでも我が国の首相は、貴方との友好関係を深めようと必死の様子ですが、他国にすり寄る前に、自国で起きている混乱の収拾に尽力しろ、と言いたいのです。
話題が逸れてしまいました。
最後に、もう一つ祝福を。このたび英映画誌の読者投票で、貴方が「年間悪役賞」に選ばれたそうです。英国民も、貴方を見る目があるようです。
『スターウォーズ』のダースベイダー、『羊たちの沈黙』のハンニバル・レクター博士といった並みいるヒールを抑え、貴方が「映画史上最強の悪役」に選ばれる日も遠くなさそうですね。
私も、米国民のみならず、他国民の命を犠牲にすることも厭わない貴方の豪快な悪役ぶりに、最大級の賛辞を送ります。あ…あれって「役」じゃなくて「素」なんですね。
ま、せいぜい頑張って下さい。

不問になった自己責任

この話題には触れるかどうしようか迷ったのですが、やっぱり書きます。
またしても起きてしまったイラクでの日本人殺害。日本国内の状況が状況だっただけに、大きく取り上げられたのは殺害された後ということになってしまいました。
小泉首相は、「最善を尽くした」とは言っていますが、結局のところは他力本願(イラクの宗教家などを通じて犯人グループとのコンタクトを取ろうとした)だっただけで、果たして他に解決策はなかったのかという疑問は拭えません。もちろんそれはイラク派兵の是非も含めて。ちょうど12月で期限切れとなる自衛隊派遣に関して、派兵延長か撤退かで議論を呼ぶことは間違いないでしょう。そして、現在行われている米大統領選挙の結果次第では、今後方向転換を余儀なくされる可能性もあります。
最近の話ですが、世界に見る日本は、ドラえもんで言うところのスネ夫の役回りだというコラムを読みました。実に的を射ていると思います。当然ジャイアンは米国。主人公であるドラえもんがいないのが、非常に残念ではありますが。
いずれにせよ、今後も日本はスネ夫であり続けることでしょう。ただし、ドラえもんに登場するスネ夫がそうであるように、いつかジャイアンに泣かされる可能性も十二分にあることを忘れてはならないと思います。
さて、今回の事件。亡くなった香田さんには、ただただ無念としか言いようがありません。謹んでお悔やみ申し上げます。
しかしながらその一方で、なぜ危険極まりないイラクへ、しかもわずかな所持金で、わざわざ単身乗り込んだのか。この辺に関しては、香田さんの行動に疑問を持つ声も少なくありません。単なる好奇心で入国したらしいという噂が広まるにつれて、再び「自己責任論」が噴出しかけていました。そして、口言わぬ世論に後押しされたかのように、拘束直後の香田さんの情報は、新潟中越地震の陰に隠れることとなりました。
さらにこの時、いろんな情報が錯綜していたらしく、「既に殺害された」という誤報が流れてしまいました。これは、絶対にあってはならない初歩的なミスではないかと思います。しかもほぼ同時期に、地震の影響で母子3名が生き埋めとなり、幼児1人が救出された際も、「3人生存」という誤報が流れました。人の生死に関わる情報が正確に伝わらないという事態を見た時、報道する側はもっと情報収集や発表に慎重になるべきではないかと思いました。
結果的に、その誤報は現実となってしまったわけですが、
恐らく生存したまま帰国すれば、間違いなく「自己責任論」を問われ、バッシングを浴びていたことでしょう。しかしながらその彼は、近日中に無言の帰国となります。
確かに私も、彼の行動はちょっと身勝手過ぎたのではないかという気がしています。
だからといって、全面的に彼に非を預けるのは酷ではないでしょうか。
本来入国できないはずのイラクに、彼が入国できたということを、なぜもっと問題視しないのか。これって、内政干渉なんでしょうか。では、今イラクに派兵されている米国軍は、内政干渉には当たらないのか、と問いたい。それは、自衛隊員も一緒。実は、ある方から聞いたのですが、「1日約1万円の日当を目当てにイラクに向かった」自衛隊員もいるというのです。もちろん真偽はわかりませんが。
親御さんが発表した談話。
「支えていただいた多くの方々には大変な心痛をおかけし、おわび申し上げたい。感謝の気持ちでいっぱいです。このような結果になったが、イラクの人たちに一日も早く平和が訪れることを祈ります」。
誰を責めるわけでもなく、誰に怒りをぶつけるわけでもなく、今は息子の死を受け止めようと必死なのが、何とも痛々しいコメントです。
香田さんが人質として拘束された当初、「なぜあんな危険なところへ行ったのか」と怒りをぶちまけた政府関係者がいました。では、今入国している自衛隊員やマスコミ関係者は全員安全なのでしょうか。それは違うんではないかと思います。
一部政府関係者のように「自己責任論」を振りかざすのも大いに結構。でもその前に、もっと本質的なこと、つまりイラクがなぜこのような状態に陥っているのかというのを、改めて考えてみる必要があるような気がしました。

新紙幣の導入

今日は(も)二本立てで。11月です。ご存じのとおり、今日から新しい紙幣が導入されます。
早速新しい紙幣を手にしてみたのですが、全体に赤みがかっており、何となく偽札というか、おもちゃっぽい感じ(昔の500円札みたいだという声が多く聞こえました)。慣れるまではちょっと時間が掛かりそうです。
20年ぶりの新札導入ということですが、それなりの目的があり、例えば偽造を防止するためという第一義的な目的の他に、景気対策ということもよく言われます。ただし、これで庶民の消費が回復し、景気回復に繋がるとは考えにくく、また、一時的に盛り上がるのはごく一部の業界(紙業、印刷業、自販機メーカーなど)ともいわれています。
ところが金曜日、帰りのバスに乗った時のこと。ふと見ると、「11月導入の新紙幣は両替できません。あらかじめ小銭をご用意ください。」という注意書きがありました。
20年前の新札導入の際は、紙幣の大きさが全て変わったため、ちょっとした混乱を招いたと記憶しています。ただ、今のように何でも自販機で買えるという時代ではありませんでした。
今回は、サイズは変わらないようですが、自販機はどうなんでしょう。すぐに対応しているのかな。せっかく新札が導入されるというのに、使える場が少ないとなると、2,000円札の二の舞を演ずる可能性も。
これでは、新札導入に向けた準備が足りないと言われても仕方ありません。
そういえば、未だに2,000円札の使えないキャッシュ・ディスペンサー、銀行内にもありますもんねぇ。2,000円札の使える自販機も、あまり見かけませんし…。
ところでその2,000円札、皆さんの財布の中にはありますか?僕はかれこれ1年近く見ていないような気がしますが…。