Monthly Archives: 3月 2004

タクシー

私、タクシーに乗って、初めてブチキレしました。
昨晩は青森市内で飲み会があったんですが、終電に間に合わないということでタクシーに乗り込んだのです。
青森市のタクシーは、マナーが悪い、運転が乱暴、無愛想などと酷評されています。実際、たまに青森市内でタクシーに乗ると感じることがあります。
で、昨日のタクシーの運転手さん。別にマナーが悪いわけでもなく、無愛想なわけでもなく、運転が乱暴なわけでもなかったんですが…。
電車の発車の時刻は刻々と迫っていました。で、この道をまっすぐ行けば駅に着きますよ…という時に、突然運転手さんが言い出したんです。
「いやぁ、前方の交差点の脇で、さっきタクシー同士の事故があったんですよねぇ。」
前を見ると、交通整理が行われている形跡もなく、事故があったという雰囲気は感じられません。車もスムーズに流れています。
すると、突然タクシーが右折したんです。
「え!?」
呆気に取られていると、どうやら裏道を回ろうという魂胆らしい。
知ってるんですこの裏道。別に近道でも何でもなく、むしろ駅までは遠回りなんですよ。
しかも、駅までの信号は連動しているから、一つが青になったら、かなり進むことができるんです。
すると運転手さん「いやぁ、信号に引っかからないようにと思いまして。ヘヘヘ…。」
ブチッと、僕の頭の中で何かが切れる音がしました。
「ここで停めて。」
駅はもうすぐ。しかし正面に着くまでには、一方通行のため一度左折して大きく迂回しなければならないのです。またメーターがカシャッと上がりました。見ると、普段は700円ちょっとの距離なのに、既に800円を超えていました。スーツも着ていないし、タクシーに乗って駅に向かうから、きっと土地勘がないと思ったんでしょうね。完全にメーター上げるためだなって思ったら、頭に血が上るのがわかりました。
何かを察知したのか、運転手さん「あ、あ、は、800円でいいです!」と…。
「あのさ、何でまっすぐ来れば着くところを、わざわざ遠回りする必要があるわけ?信号全部青だったでしょ。ふざけんなよ!」
そう言い放ってタクシーから降りました。
あ、千円札出して200円のおつりはしっかり貰いましたけどね(笑)
電車には間に合ったのですが怒りが収まらず、しばらく悶々としていたのですが、気がついたら怒りも収まり爆睡、終着駅で車掌に叩き起こされました…(苦笑)

リサイクル

内示発表のあと、友人知人親戚家族から挙って「何で〜!?」と言われ、とても悪いことをしたような気分になっているnonveyです。
別にいいじゃん(笑)。
さて、今朝大学に向かう途中で変なモノを発見しました。
車歩道境界ブロックの上に立っている識別ポール。これには、その道路を管理する組織団体の名称が書かれています。このポールが立っているのは、「弘前市」が管理する「市道」ということになります。
ちなみに、「国道」なのに都道府県名が書かれている場合がありますが、あれは一般に都道府県管理国道と呼ばれているもので、逆に国が直轄で管理する国道に関しては省令で定めることになっています。
閑話休題。
「弘前市」の下に、見たことのあるマークが。
あ、これって「リサイクルマーク」じゃないですか。でも、何か変。
素材を示す数字が書かれていないんですね。あ、あの中に書かれている数字って、何回リサイクルできる(している)という意味ではなく、素材を意味するんですってね。
ということは…これって一体何のリサイクルなんでしょう。
あ、わかった。
市町村合併の機運も高まっていることだし、弘前市そのものもリサイクルしてしまおう、と。
うーん…だとしたら意味もなく納得してしまうんですが。

独立行政法人化

今朝も大学図書館にやってきました。暦上はこうやって足を運べるのもあと2週間足らずですが、来週は修了式が待っており、その時点で「学生証」を返還するので、実質あと1週間ということになります。
この大学図書館、僕が学生だった10年前と外観がほとんど変わっていないのですが、昨年夏に、テラスとベランダ部分の修復工事が行われました。
あぁ、きっと4月から独立行政法人になるから、直せるところは直しちゃえっていう計算か。
しかし、工事はそれだけでは済みませんでした….。
0316.JPG
僕が出入りしている人文学部は外壁工事が行われ、下手をすると会話が聞こえないくらいにうるさい。この工事は現在も継続中。
昨年から、バリアフリー化を図るためあちこちにスロープがついたのですが、どう見ても車椅子じゃ辛いよな、という傾斜のついた箇所がちらほらと(写真=総合教育棟1Fのトイレへのスロープ。車椅子が激突しないかということと、この幅で通り抜けられるのか疑問…)。駐輪場整備のためなのか樹齢何十年と思われる杉の木立がなぎ倒され、図書館もなぜかエアコン設備を「書架」に設置するとかで、連日のようにドリルや鉄のこの金属音が響いております。正門、裏門も全て新たなものが設置され、そのそばには、使用目的のわからない建物の新築工事が行われています。
これも全て、4月からの独立行政法人化に向けた動き、ということなんでしょうか。独立行政法人になってお金がなくなる前に、国費をいっぱい使っちゃえ〜♪みたいな。なんか、駆け込み合併前後の市町村のハコモノ整備みたいというか、バブルの縮図を見せつけられているというか、取りあえず外面だけ保とう、みたいな風にも見えるんですが…。うーん…そんなことより、やっぱり中身で勝負でしょ。
さて私事。
本日内示が発表されるみたいです。
どこの部屋に行くんだろう…。

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女子マラソン代表選考に向けて

アテネオリンピック女子マラソンの選考レースが全て終わりました。
最後のレースとなった名古屋国際女子マラソンでは、驚異的な粘りで土佐礼子が優勝、タイムも2時間23分台と、全ての選考レース中最高タイムを記録しました。世界陸上で内定が決まっている野口みずきを除き、残りの「切符」は2枚。しかし、昨日の土佐の優勝で、誰が代表に選ばれるのかは「混沌」としてきました。
なぜ混沌としてきたのか。それは、陸連が定める選考基準にあります。
代表となるのは3名、選考レースは次の4つ。
・第9回世界陸上競技選手権大会(野口みずき・2位)
・2003年東京国際女子マラソン大会(高橋尚子・2位)
・2004年大阪国際女子マラソン大会(坂本直子・優勝)
・2004年名古屋国際女子マラソン大会(土佐礼子・優勝)
選考基準は
(1) 第9回世界陸上競技選手権大会でメダルを獲得した男女マラソン競技者の中でそれぞれの日本人最上位者を代表選手とする。
(2) 上記以外の男女マラソン代表選手は、各選考競技会の日本人上位の競技者の中から本大会でメダル獲得または入賞が期待される競技者を選考する。
(1)の選考基準に合致し、代表に内定したのが野口です。そして、残る国内レースは3つなのに、そこから選ばれるのは2名なのです。これが、代表選出を混沌とさせている大きな理由。
残り2つの切符を3人で争っているわけですが、タイムだけで見ると、土佐、坂本、高橋の順になります。しかも、高橋は東京で30キロ付近から大失速、タイムも27分台で2位と、自己ベストを大きく下回る結果となりました。
こうやってみると、残る2人は坂本、土佐で決定、高橋は惜しくも…と考えるのが普通ですが、ここで曲者なのが(2)にある「メダル獲得または入賞が期待される競技者」という基準。事実高橋は前回のシドニーで金メダルを獲得しているということもあり、どうもマスコミも「高橋は代表入りして当然」という風潮にあるような気がしてならないのです。
でも、高橋は「東京のレースに焦点を定めて」あの結果だったわけです。個人的には、高橋は「脂の乗った時期」を過ぎたのかな、という気がしてならないのですが…。
陸連はこれまでも、実績を重視するという風潮があるような気がします。瀬古利彦の件(一発選考のレースに怪我で欠場、陸連の「温情」で4ヶ月後のレースで結果出したらOK、ということになり大ブーイングを食らった)もありましたからね…。
もっとも、気象条件やコース環境が全く異なる選考レースが3つも4つもあるからこんなことになるわけで、以前のように一つに絞ればいいわけですよ。
実績重視か、記録重視か、内容重視か。
2人の枠に3人が競合しているわけです。まぁ、こうなると誰が選ばれても恨み節になるだろうし、オリンピックで結果を出せばそれはそれで万々歳だろうし。
それにしても土佐の顔って、スキー・ジャンプの原田雅彦にそっくりだと思うのは僕だけでしょうか。(敬称略)

うーん…

何となく気が滅入っている時って、なにやってもうまくいかないものですね。
うーん。
そんな中、George Michaelの新作「Patience」を聴きました。
凄いです。
かなり好きです、これ。実験的な作品があるというわけでもないし、「浮いちゃうかな…」と思った「Freeek!」もちゃんと調和している。
凄いです。
是非生で観たいと思いました。
本人は「引退する」とか言い出しているようですが。
詳細は別途改めて。