Monthly Archives: 3月 2009

奈良美智、NYで逮捕

美術家の奈良美智さんNYで逮捕、拘置 深夜に地下鉄駅で落書き
2009.3.10 09:46

にらみつけるような視線の少女の絵で知られる著名な美術家、奈良美智さんが先月末、米ニューヨーク市の地下鉄の駅で落書きしたとして逮捕されていたことが9日、分かった。

ニューヨーク市警によると、奈良さんは2月27日午前3時すぎ、ユニオン・スクエア駅で落書きしたとして駅近くの路上で逮捕された。逮捕の際に抵抗し、4つの容疑で訴追された。

逮捕を最初に報じた米芸術系誌「アート・イン・アメリカ」(電子版)によると、拘置は二日間で、逮捕はニューヨークの美術館で約1カ月間の奈良さんの作品展が始まる前日だった。

同誌は奈良さんの話として、拘置中の食事が「ピーナツバターのサンドイッチと牛乳」だったと紹介。違法行為は「二度としない」としながら、「(拘置されなければ)会えないような人に囲まれ、映画の中にいるような体験だった」と語ったという。(共同)

おいおい、高校の先輩が何やってるんだか…。
というか、なんか字面だけを追うと、全然反省していないように思うんですけど。「拘置されたんだけど、俺ってちょっと格好よくね?」みたいな風にも見える…。決して褒められたことではないし、美化すべき話でもありません。これなら、世界遺産に名前刻むようなヤツと一緒じゃないですか。以前ありましたよね?どっかの女子大生がイタリア・フィレンツェで大聖堂に自分の名前を書き記して大問題になったことが。あれと大して変わりないでしょう。芸術家だから寛容される、というものではないと思います。やったことは悪いことなんだし、ちゃんと非を認めて反省の意思表示をしてくださいね。

シルクヱビス

気がついたらヱビスビールもどんどん増殖していき、定番だったゴールドの他、黒、グリーン、赤(の琥珀は期間限定なので店頭から姿を消しつつある)と色を並べ、今度は白いヱビスビールが期間限定で登場した。
小泉今日子があぐらをかきながら美味そうに飲む、「シルクヱビス」である。
ヱビスといえば何かいいことがあったときに自分へのご褒美として購入することが多いのだが、昨日買い物の際に店頭に並んでいるのを発見、別にいいことがあったわけでもないのに、新しいビールということで早速一本購入し試飲してみた(あ、断酒はもはや名ばかりの状態に…)。

アルコール度数は5.5%。小麦麦芽を原材料として使っているのが特徴らしい。
プルタブを空け、ゆっくりと中身をグラスに注いでみる。
ギネスビールのようなきめ細やかな泡を期待していたのだが、さほどたいした泡ではなかった。
それよりも一番衝撃を受けたのは、口に入れた時だった。ホップの香りが口に広がった後に飲み込んでみると、に喉に引っかかる「あの感覚」が全くないのだ。
ビール党としては、あの引っかかりがあってこそビール!という思いがあっただけに、まろやかな喉ごしといえば聞こえはいいだろうが、何だか気の抜けたビールを飲んでいるような錯覚に陥った。
味は悪くはないのだが…。うーん、何か微妙(苦笑)。

裏を返せばこのビールは、あの喉ごしというか引っかかりが苦手な人にはうってつけなのかもしれないが、「これ、ビールです」と言われると「え?これが?」という思いに駆られるかも知れない。

うーん、そもそもこのビールは女性がターゲットなのかもね。
缶の色はビールっぽさを感じさせない白だし、CMキャラクターは小泉今日子だし。

個人的には、あともう口にしなくてもいいビールとなってしまった…。

早いもので半年

昨年9月に父が急逝してから、早いもので明日で半年を迎えます。

今でも「あの日」のことや、それ以降のいろんな場面がフラッシュバックのように蘇ってきたり、突如言いようのない哀しみに打ちひしがれたり…。

我が家では、一家の大黒柱を現実に失ってしまった今、残された細い木が身を寄せ合ってその代わりを務めるしかない、というのが現状です。母も妻もそして妹も、気丈に振る舞ってはいますが、私同様に深い悲しみの中にいることに変わりはありません。誰も口にはしませんが、それぞれが未だに心に負った傷を隠しながら、日々を過ごしているというのが正直なところでしょう。

仕事を終えて帰宅後、父の遺影の前にビールを供え、無言の語らいをすることが日課となりました。
生前、お互い積極的に話をすることはありませんでしたが、私が公僕の端くれとなり、父が市議を務めるようになってからは、情報提供やお互いの意見をぶつけ合うということもよくありました。

父の居なくなった今は、こちらが一方的にその日の報告をし、困った時には父にアドバイスを求めます。しかし、当然父からは何の言葉も返ってはきません。ただ、同じ写真なのに日々表情を変えているように見える父の遺影そのものが、僕に何かを伝えているのだと勝手に思いこんでいます。

悲しみは決して癒えませんが、一つ言えることは、父が居なくなってからちょっとだけ忍耐強くなったような気がします。

他人からすれば決して褒められるものではないかも知れません。しかし、父の生き様は、本当に素晴らしかった。父の生前は決して口にすることはありませんでしたが、父は私にとって本当に誇りでした。今でもこのことだけは、胸を張って言うことができます。父よ、本当にありがとう。

父に伝えたいことは山ほどあります。
その中でも特に伝えたかったことが一つ。

願わくは、父が最期に振り絞ったその力を、生きる力に変えてほしかった。

定額給付金の支給始まる

給付金どう使う?青森・西目屋と北海道・西興部で支給始まる
(3月5日12時9分配信 読売新聞)

政府が景気対策の目玉と位置づける総額約2兆円の定額給付金の支給が5日、全国自治体のトップを切って青森県西目屋(にしめや)村と北海道西興部(にしおこっぺ)村で始まった。

西目屋村では、正午から役場窓口で支給スタート。一番乗りして午前9時半から待っていた農業山下好恵さん(78)は、夫(84)と2人分の4万円が入ったのし袋を受け取ると、「お刺し身などを買って豪華な食事をしたい。大事に少しずつ使います」と話した。同村では、対象者の約8割にあたる400世帯が4日までに申請を済ませた。関和典村長(42)は、「多くの人が喜んでいる姿が見られてとてもうれしい。年度末でお金の必要な時期なので、消費拡大につながると思う」と、1人ずつのし袋を手渡した。

一方、西興部村では5日朝から、定額給付金の申し込みのため、村民が相次いで村役場を訪れた。同村では、約660世帯のうち、すでに申請を終えた247世帯に対し、正午過ぎに給付金を振り込んだ。

西目屋村は父の生まれ故郷でもあり、自分にとって愛着のある地域の一つでもあります。
全国に先駆け、その西目屋村で定額給付金の支給が始まりました。村長も「日本で最初の支給を目指す」と息巻いていただけに、有言実行でさぞかし鼻高々のことでしょう。(笑)

定額給付金については、ハッキリ言って賛否両論あると思います。

ですが、支給される以上は、それを有効活用すべきであると考えます。
私も当初は定額給付金という考え方そのものに疑問を持っていたところですが、今は私に支給される定額給付金を母に預託し、何らかの形にしてもらうことを母に伝えています。

実は仕事の関係で、現在定額給付金の支給に合わせたいろんな取り組みを検討しており、その中で(全国の取り組みに先駆け)上司にある提案をしたところ、全国各地の同業者やマスコミからは、我も我もで問い合わせが殺到、事実上今の本業は「定額給付金対策」になっているような状態です。

まぁ、恐らく皆さんの地域でも定額給付金の支給に合わせていろんな取り組みがあることでしょう。
以前似たようなもので「地域振興券」というものがありましたが、一つ大きく違うことは、今回は「現ナマ」が渡されるということでしょうか。

実際のところ貯金しようが何をしようが勝手なわけですが、いろいろ知恵を絞っていく中で、誰もが考えつきそうな商品券発行という事業を各地で実施する動きが広がっています(この中で、僕が提案したちょっとしたことが、全国各地に飛び火しつつありますが、皆さんには間接的に作用するものなので、何なのかは言いません)。

ハッキリ言って、本当に消費に回してほしいと思うなら、現金を支給するよりも「定額給付券」を発行した方が良かったような気もするわけですが、実際のところ少しでも支給されるのであれば生活の足しにしたいと思うのが本音なのではないでしょうか。

地元で商品券が発行されるのでしたら、しかもそれがプレミアム付きの商品券であれば、利用しない手はないと思います。だって、使用期間が限られているとはいえ、1~2割分さらにお得な買い物ができるわけですから。というか、地元で商品券が発行されるようでしたら、是非購入してください。そして、それを地元での消費に充ててください。

くれぐれも定額給付金は貯金に回さないように。消費することが、やがて経済効果を生み出すことになるかもしれません。