Category Archives: Computer Blue

ブログ喪失騒動・その後

今年1月、このブログを設置しているサーバーの更新に端を発したブログの喪失騒動。
一応何とか前のデータベースを呼び出して事なきを得たものの、このブログを構築するWordpressのプラグインがうまく動作しない、という状況が相変わらず続いておりました。(Wordpressそのものではなく、サーバー側の問題であると考えておりますが。)

そんな中、SNSのアカウントを少し整理しようと約3年ぶりにTwitterにログインしたところ、それまでの間にFacebookに投稿していた画像が、アプリの連携によって全て勝手に投稿されていたという事実を知り、お友達も含めてみんなでTwitter上で顔出し全開やっちゃってたのねぇ…。本当に申し訳ありません(大汗)
ひとまず原因の基となるアプリを次から次へと停止し(というか知らぬ間に複雑な構造でアプリが連携されていた)、一旦様子見を決め込むことにしました。

その時にふと思ったのです。
…そうか、WordpressからFacebookの連携は、IFTTTを介して行う際に、Wordpress直接からではなく、WordpressのFeedやRSSを読ませればうまく行くかも知れない。

…ハイ、この時点でちんぷんかんぷんな皆さんゴメンナサイ、今日はそういう話です。

案ずるより産むが易し。まずはやってみようと、IFTTTに登録されているレシピの中から、元凶となっていたWordpressとFacebookタイムラインとの連携レシピを削除。
実際このレシピでは、トリガーのエラーが発生しているとかいうメッセージがずーっと表示されて、このレシピをいくらオンにしてもエラーになって反映されず、やがて自動的にオフになるという状態が続いていたのであります。

これにより、ブログ投稿のお知らせは、WordpressのプラグインであるJetpackに登録しているブログのFacebookページとGoogle+のみで自動的に投稿されるのを確認しましたが、自分のFacebookのタイムライン上では、ブログ投稿したお知らせを手動で行うハメになってしまいました。
…まあ、今回もそうですがそんな大した中身じゃないので別にいいか、と思ってみたものの、さすがに閑古鳥が鳴くような状況はイヤだなあ、と。

そんな中でふと思い立ったのが、前述のFeedを読み込ませるというレシピ。
早速IFTTTでレシピを作成し、反応を見たところ、うまく行きました。これで手動でブログ投稿したお知らせをすることもなくなります。

…あ。アカウントを削除しようと思っていたTwitter、まあ、フォロワーは350人ほどしかいないアカウントではありますが、せっかくなら使わない手はないな。

そう思い、IFTTTのレシピでFeedからTwitterへの連携機能を作成。
むふふ。これでブログ投稿した後で手を煩わせることはないし、最小限のお知らせはできるな、と。

そういえば以前、FacebookでもFeedを読み込ませるということをやっていたんでした。
WordpressからFacebookへの直接の連携ができず、ずーっと悶々としていましたが、これで手間が一つ省けます。

_20160226_00

はー!何で今まで気づかなかったんだろう。ホントさっぱりしました。

あとは、過去の記事を別のアーカイブにどうやって移動させるかだな。
もうこのブログを運営して10年以上経っていますが、こんな感じで試行錯誤は未だに続いているのであります。

もはやこれまでか、と…

今日はちょっとマニアックといいましょうか、愚痴めいたお話を。
年を越す前に、このブログを設置しているサーバーから更新のお知らせが届いていました。端的に言えば、データベースが変わりますよ、というお知らせ。この類のお知らせに乗っかってデータベース更新すると、大概うまくいかなくなって、結局それまでの記事がぶっ飛んで消えた…なんてことを幾度となく経験していました。実はかれこれ10年以上ブログ記事を投稿しているのですが、ある一定期間ブログの記事が消えてなくなっています。…あ、ちなみに過去の記事については、このブログから段階的に他のブログへ移動しているんですけどね。

で、記事が消えてなくなるのが嫌で、ブログツールをMovableTypeからWordPressに乗換えしたのに、2016年を迎えたあたりから、またしても何やら不具合が生じ始めました。動作が軽い、更新の手間がないということでWordPressに乗り換えたのに、ですよ。

まず、設置しているプラグインが一部動作しなくなり、FacebookページやGoogle+への反映がされなくなりました。まあ、Facebookの個人のタイムラインには順当に表示されていたので、そんなには気にしていなかったのですが、動作しないとなると、原因を突き詰めたくなるのが人の性というものじゃないですか。

で、ちょこちょこと設定を弄っていたら、何とログインができなくなる(そもそもログイン画面が表示されなくなる)という事態に陥りました。ああ、またかよ!

バックアップも取られていない状況の中、恐る恐るサイトを見てみると、そこには「Error 404 – Not Found」の文字が。

Error 404

え…これって何が起きてるの?…やっちまった!と顔面蒼白になり、サーバーからデータベースに潜り込むと、過去の記事は取りあえずそのまんま残っていました。嗚呼、ひとまずこれまで書き溜めた記事がぶっ飛んだ、という最悪の事態は回避。

しかし、こうなると何か設定を変えなければならないのだな…ひとまずログインできる状態にしないと…と、恐る恐るWordPressを再インストール。

ひとまずログインできる状態まで漕ぎ着けたものの、実際ログインしてみると、そこに過去の記事は何も残っていませんでした。なので、ブログの記事を見ると、何も投稿されていない状態に。つまり、まっさらなブログ状態になってしまったわけです。さて、ここに過去の記事を読み込ませるのにはどうしたらいいんだろう?と試行錯誤。

…まあ、ここからは色々あれしてこれしてを繰り返していたら、何とか復活して現在に至る、というわけです。

以下、備忘録。
・なぜかデータベースに複数の番号が付与されてあるのを確認。どうやら過去に何度かWordPressをインストールした際のデータベースがそのまま残っていたようで。(でも、このお陰で助かった。)
・wp-config.phpの修正。
WordPressデータベーステーブルの接頭辞を1つ前の番号に変えてみる。ああ、マニアックな話ですいません。→でも、動かない…。→ブログを見ると、再びError 404の文字が。Sorryって、オレこんな記事書いた覚えないんだけど…。→しばらく頭を抱えていたらひらめいた。→そうだ、接頭辞を思い切って2つ前の番号に変えてみよう。→変更後、ログイン画面を開くと…お。ちゃんと画面が出ているじゃないですか。→ログインしたら、データベースの更新が始まった!→やった!ログインできた!

・そのままログインした状態で、まずはプラグインの設定を変更。恐らく発端となったプラグインを一度使用停止にした。ちなみに悪戯したのは、SiteGuardというセキュリティ強化のプラグイン。例えていうならば今回のトラブルは、車の中に鍵を置いたままロックしたような感じ。

・続いて、投稿のページを恐る恐る覗いてみると…投稿一覧数が333件に戻っている!→でも待てよ、データベースは新しいものにしておかないと、また何が起こるかわかんないぞ…。→データベーステーブルの接頭辞を最新から1つ前の番号に再び変えてみる。→そして、再度更新してログイン。→ブログページにアクセス…や、やった!元に戻ってる!
・ということは、再インストールしたあと後の記事は?→こちらにSorryの文字が踊っています…。という顛末。

Error 404

いやあ、ホント焦りましたが何とか復活して良かったです。何か、こうやってブログに記事を投稿する作業も一つのライフワークみたいになっていますからね…。

今回の反省。ひとまずバックアップはこまめに取ろう。下手に設定を弄るのはやめよう。
で、ロリポ○プさん、JetPackのプラグインが動かないので、早くXML-RPCを対応させてください(実はそもそものきっかけはここから始まったのです、ハイ)。

皆さん、本当にお騒がせしました。どうもすいませんでした。…でも、密かにこのブログを楽しみにしてくださっている方が結構いるんだということを知ることとなり、今は凄く気分がいいです。ありがとうございます。こんなくだらない投稿ばかりですが、引き続きよろしくお願いします。

Apple Lucky Bag、2016年は販売されず。。。

行列対策とか転売防止とか色々囁かれていますが、Appleファンにとって年1回のお楽しみ、Apple Lucky Bagが2016年は発売されませんでした。10%オフとなる新春の初売りも行われなかった模様。
福袋の中ではかなり有名ですので御存知の方も多いと思いますが、この福袋、日本国内のApple Store(直営店)のみでの販売で、販売中止の大義名分としては「全世界で均質なサービスを提供するという目的のため」とのことでしたが、販売の数日前から始まるという行列に対する周辺店舗からの苦情が多かったみたいですし、購入直後にオークションに出品するという、転売目的の不届き者も後を絶たなかったことが、恐らく要因ではないかと言われています。

実はもう5年以上前のこと、このLucky Bagがオンライン(もちろん公式サイト)で販売されていた時期がありました。
12月上・中旬から10~20日間で200個が販売されたのですが、一体何時から販売されるかわからないというギャンブルみたいな販売方法が取られていました。新年早々からApple Storeに直接赴くことのできない人間にとっては、実にありがたや~な取組だったのですが、気がついたら直営店のみでの販売に落ち着いていました。まあ、オンラインだといわゆる「当たり」が発生していなかったようなので、そういった不平不満がユーザーから寄せられたのかも知れません。欲を言えばキリがないのにね。
かくいう私、実はこのオンラインの福袋を何と2年続けてゲットするという奇跡に恵まれており、JBL製のスピーカーをはじめ、かなり長い間に渡って使用しているものもあります。

2009年のLucky Bag

2008年のLucky Bag

古いブログの記事なので画像がありません。すいません。
…で、この記事を読み返していてふと思い出しました。そういえば確か、僕が本格的に走ろうと思ったきっかけの一つが、このApple Lucky Bagだったということを。

ということは、まさに「No Apple, No Life」だったわけですね。いやぁ、ちゃんと繋がってますねぇ。

Apple_Computer

僕がAmazon Fireタブレットでやってみたかったこと

なければなくてもいいけれど、あると何となく重宝しそうなもの。
先日勢いで購入したAmazon Fireタブレットは、僕にとってそんな位置付けのいわゆる「オトナのオモチャ」みたいなものです。

7インチ、8GBのメモリを搭載し、microSDカードで128GBまで拡張可能である一方、解像度は1024 x 600 、カメラの性能も200万画素という一昔前のガラケーみたいなスペックと正直今ひとつながら、何せ1万円を切る価格というのが凄いわけですよ。
8,980円、何かバーゲンセールの投げ売りみたいな価格設定ですが、更に年3,900円のAmazonプライムに登録することにより、4,000円分のAmazonポイントがバックされるということで、実質5,000円を切る価格でタブレットを手にすることができるわけです。
僕はこれまでタブレットを所有したことがなかったので、まあ、「お試しタブレット」だと割り切ればいいんだろうな、みたいな気分で早速食指を伸ばしてみました。

某雑誌では、「こんな中途半端なスペックのタブレット、買わない方がいい。安物買いの銭失い」みたいなことも書かれていて、正直あまり評判はよろしくないみたい。
何がよろしくないかというと、まずその独特なOSであるFire OS 5 「Bellini」への抵抗があるんじゃないか、と。もう一つは、Amazon独自のアプリに埋め尽くされた画面。そして、Googleのアカウントに対応していない、というのが一番痛い。
…まあでも、よく考えてみると他のタブレットと違って、Amazon仕様に特化されたものなんだからこれはこれで仕方がないのかな、と思っていたのですが。
で、Amazonプライムに仮登録して購入してみたFire、まず何をやったかというと、ビデオから映画「ビーン(字幕版)」をダウンロードしました。言わずもがな、Mr.Beanの映画ね。
この作品を含めて、プライム会員向けに無料で提供されている動画が多数あります。WOWOWで放映されたドラマなどもあります。これをmicroSDにダウンロードしてしまえば、いつでもどこでも観られるワケですね。ただ、正直申し上げて私、映画や動画はあまり観ないので…(この時点でタブレットの購入動機がブレまくっています)。

Amazonアプリストアには、約30万本のアプリが登録されていますが、GoogleのPlayストアは140万本以上。AppleのApp Storeをはるかにしのぐ数のアプリが登録されています。
App Storeのアプリは別として、Playストアに登録されていてAmazonアプリストアにはないアプリを使うことはできないものなのかねぇ…。

…と思っていたら、やはりありました。ググってみたらすぐに出てきました。
モニョモニョすると、特殊なOSを採用しているFire上でもPlayストアが動作し、Amazonアプリにはないアプリの登録が可能となります。というのもこの特殊なOSが、Android OSをベースにしたものなのだからだそうで。

AmazonだとKindleという電子書籍がありますが、なんと、モニョモニョした結果、Xperiaの上で起動していたSonyの「電子書籍Reader」が起動するようになりました。これ、Amazonアプリストアにはなかったアプリです(って、当然か)。
正直言って、これだけでもこのタブレットを購入する意義がありました(購入動機のブレが解消されました。よかったよかった)。

更に、家計簿ソフトとして重宝している「Money Forward」も起動するようになりましたが、画素数の低いFireに装着されたカメラでのレシート読み込みには、どうやら対応していないみたいです。

この他、Amazonアプリストアにはない「LINE」も一部機能が制約されているものの(コインが使えない?)インストールできるらしいです。

一方、写真投稿のSNSである「Instagram」が利用できないほか、FireにはGPS機能がないため、GPS機能を利用するアプリは正常に動作しないらしいです。ということは、「Nike」 や「Runtastic」などのランニングアプリも動作しない、ということに。時々ランニングを嗜む私、さすがに300グラムを超えるこのタブレットを持参して走る気はさらさらないので、GPS機能はいらないといえばいらないし、そもそも200万画素のカメラでInstagramに投稿する気にはなれないのですが…。

僕は敢えてXperiaを音楽再生機器として利用し、Fireについては電子書籍やダウンロードした動画を楽しむ副次的な利用に切り分けようかと考えています。

FireはBluetoothにも対応していますので、将来的にはアレですかね、大して観ることもない動画をインストールして、Bluetooth対応のイヤホンを装着して、ジムで活用するなんてこともやってみたらいいんですかね。何せFireのスピーカーがショボ過ぎます。まあ、日常的・汎用的に利用できるほどのスペックでもなさそうなので、あまり期待しちゃダメなんですけど。でも、もしもFireで音楽を聴くのであればイヤホンは必須だと思います。

実質価格5,000円弱のタブレット、画面が割れたり壊れたりしないのであれば、少しぐらいの酷使もそんなに気にはならないことでしょう。
Amazonに特化したタブレットだけど実質5,000円弱だったらいいか!と購入してみましたが、Playストアのアプリをインストールできるようになったのは、かなり大きいかも知れません。

 

Instagramとflickr

最近、画像投稿にはまっています。はまっているというか、日常の何気ない風景を切り取るという構図を考えるのが、好きなのかも知れません。
Instagramといえば、写真版TwitterともいわれるSNS。僕もこちらにIDを登録しておりまして、ちょこちょこと投稿をしております。
御存知の方も多いとは思いますが、スマートフォンで撮影した画像を、指先一つでプロフェッショナルな画像に加工できるというアプリでして、多くの僕の友人もこのアプリを使って投稿しています。

僕としては、Instagramに投稿するのは極力人物を除いた景色や動植物のみにとどめたいと思っているので、一部を除いてほとんどが日常の風景ばかり。
その中で最近増えている投稿が、夕方から夜にかけての景色なんです。
夕焼けに対するイメージをどう捉えるかによっても違うと思うのですが、その日の出来事を振り返りながら、明日に繋げて行く、夕方にはそういったイメージを僕は抱いています。

最近は日の入りの時間が遅くなったということもあり、職場から青森駅に向かう途中、19時前後に青森港周辺でスマートフォンを構える機会が増えつつあります。
建物や構造物に照らされた夕日はとても美しく、と同時にその構造物などが放つ影が、画像に味を出してくれます。陰と陽、といえば大げさかも知れませんけれど、撮り方によっては凄く寂しげな風景になることもあり得るところを、極力そういう風にならないように、オレンジ色に染まる空だけを抽出しないように撮影をしています。ちなみにInstagramに投稿する画像の撮影は、もっぱらスマートフォン(Xperia Z3 Compact)。デジイチ(X50)は使いません。だって、僕が持っているカメラの中で一番スペックが優れているのが、スマートフォンだから。

Instagramに投稿する際、Facebookでもシェアすることがあるのですが(というかシェアすることの方が多い)、岩木山や弘前公園、特にさくらの時期の画像には「いいね!」をたくさん頂きます。どうでも良いような投稿に「いいね!」を頂いてもあまり気分は晴れませんが、画像に「いいね!」を頂くと、ちょっと嬉しいです。

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Instagramにはまる前は、相当前からflickrという画像共有サイトを活用していました。こちらは、加工していない画像(古いコンデジやケータイからの画像も投稿されています)も含めて保存されています。

ちなみにflickrに関しては、個人的には巷に出回っているクラウドサービス以前から存在する、最強のオンラインサーバーだと思っています。最近、周囲でカメラに興味を持っている方も増えているので、是非このサービスはお勧めしたいです。

ただし、全部英語でしか記載されていないので、英語が苦手な方は最初の登録が面倒なほか、アプリがあるのに、日本国内ではインストールに難儀します。
少なくともiTunesでは国内向けのアプリを提供していませんし、Google Playでも提供していません。(ちなみにAndroid版は、Amazonのアプリでダウンロード可能です。)

そういったこともあって、周囲であまり使っている方を見かけないのですが、デザインもクールだし(広告も表示されず、実はこのポイントが個人的にはかなり大きい)、何より容量が大きい(1TBまで保存できます。1GBじゃないですよ、1TB=1,000GBです。)ので、絶対登録して損はないと思うんだけどな…。(登録方法は、いろんなサイトでたくさん紹介されているので検索してみて下さいね。)

考えてみると、Instagramに投稿する画像もあれば、Facebookに投稿する画像もあります。双方に投稿してしまう画像がある一方、flickrには何も投稿されず、flickrが「宝の持ち腐れ」になりつつあるというのも事実だったので、flickrに画像全部を集約してしまうことを現在検討中です。
ということで、IFTTT(IF THIS THEN THAT)というサービスを使って、FacebookやInstagramに投稿した画像をflickrに自動転送する設定を調整中。ついでに、iOS Photosからも同じことができるように設定を調整中です。
ちなみに、パッと見ではInstagramもflickrもスクリーンショットが似ているんですよね。ま、仕方がないか。

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(上がInstagram、下がflickr。似てないか。)