もう二度とやりたくない検査

行ってきました内視鏡検査。
とんでもなく恥ずかしい内容なので、お食事中の閲覧はご遠慮下さい。そういう内容です。ハイ。

仕事始めの日の僅かな食事に空腹は限界寸前、しかも21時に飲むように指示された下剤が夜中になって効きまくり、午前3時以降は大して眠ることも出来ぬまま朝を迎えました。もう、何度トイレに駆け込んだことか…。

当然朝も食事を摂ることはできず、限界を超えつつある空腹を抑えたまま病院へと向かいました。
9時45分まで受付を、とのことでしたが、既に一般の患者で待合室は混雑しており、一体何時になればお呼びが掛かるのか…そして何時になれば満足な食事にありつけるのか見当もつかないまま、じっと待っていました。
10時過ぎになり、「nonveyさん、検査を開始します」とお呼びがかかりました。
血圧を測定し、検査の概要の説明を受け、いよいよ検査室へ。
「そこにある検査着に着替えて下さい。あ、下着も全て脱いで下さいね。着替えが終わったら横になって下さい。」
見ると、臀部に大きく穴の空いた検査着。しかも、看護婦さん達が同じ部屋にいる中で着替えをしろ、とな…。


むむむ…仕方なく、検査を前にショボーンと萎えたシメジを隠しながら、着替え完了。
検査台に横になるも、どうも居心地が悪く、臀部を晒しながら横になること約10分。ようやく先生がやってきました。
「クリームを塗りますからね。」
穴の辺りにムニュムニュとクリームを塗られます。嗚呼…。
「それではカメラ入れますからね。力抜いて下さい。」
眼前に看護婦が登場。「大丈夫ですよ。」と笑顔を振りまきます。イヤーン恥ずかしい!!

いよいよカメラが入ってきました。ところが、極度の緊張で力が入り、なかなか奥へ入っていきません。
痛みを感じながらもようやくカメラが入ったらしく、腹が膨らんでいきます。
「大丈夫ですか?」「ハ、ハイ…。」
まな板の上の鯉とはまさにこのこと。鯉というよりこの姿、雑魚。
ところが、どうもうまくいかないらしく、カメラが何度も往復します。
「おかしいなぁ。空気入ってる?」
「入っていると思います…」
消え入るような声で返答すると、何故か笑いが。
「じゃぁ、もう一回ね。」
今度はうまくいったらしく、どんどんカメラが奥へと入っていきます。
「今何センチ?」「90センチです。」
ゲゲッ!90センチも奥にカメラが入ってるの?
それを考えたら、何だか気分が悪くなってきました。
「ハイ、それじゃ終わりますからね。」
ようやくカメラが外に出てきました。
やっと終わった…。

「それじゃそのままトイレに行って下さい。もう一つ検査がありますので、トイレから出たら指示しますね。」
「ハイ…。」
実はもう一つの検査の内容をきちんと聞いていなかった僕。取りあえずトイレに行き、便座に座り、沈思黙考。次の検査って何だ…?

トイレから出ると、着替えが隣の検査室に運ばれていました。
「それじゃぁ腸の動きを弱めるため肩に注射しますから。」
この時も検査着を着用しており、当然尻は晒したまま。大人用おしめの敷かれた椅子に座り、注射を打たれます。
「それじゃ…15分後に検査を開始しますので、このままお待ち下さい。」

いや…このままお待ち下さいって…。うーん何だか尻が涼しいなぁ。
約10分後。検査技師の方が登場。
「それじゃ検査を始めますので、横になって下さい。バリウムを腸に流し込みますので、管を先に挿し込みますね。」
へ!?またケツに何か入れるの!?

先ほどの痛みが頭をよぎり、全身が硬直。
「ハイ、力を抜いて下さいね。」
ズボズボッ!ウォッ!!あまりの痛さに思わず呻き声。
力は抜けるところか更に硬直するばかり。
「力抜いて下さい。大丈夫ですよ。」
一瞬の隙をつかれ、ブスブスと管が挿し込まれてしまいました。痛い…痛すぎる。思わず涙目に。

「それじゃうつぶせになって下さい。先生が来るまでそのままお待ち下さいね。」

哀れ僕は、管を挿されたままのケツを晒したまま、約10分もそのままの姿勢で待たされる羽目に。うう…何たる屈辱…。シメジは更に萎え、マリモちゃんも股ぐらからこんにちはしています。

ようやく先生がやってきました。管を挿されたまま、右に回れ左に回れ、横を向けうつぶせになれという声に言われるまま動いた僕。
10分ほどで検査は終了、ようやく管が抜かれました。
「ハイ。これで全ての検査は終了です。検査結果を後ほど先生から説明しますので、着替えて待合室にてお待ち下さいね。その前に、バリウムが腸に残っていますので、トイレへ行って下さい。力めば多分ムニャムニャ…。」

はぁ…やっと検査が終わりました。

さて。待合室に戻り、ほっと一息。検査結果を待つこと約30分。
結果はシロ。ただし、大腸憩室が散見されるので、一応気に留めておいて欲しいということでした。

しかし…アナに異物を挿入されることがこれほど辛いとは!
この検査だけはもう二度とやりたくありません。

2 thoughts on “もう二度とやりたくない検査

  1. dmsr

    いや?・・・ん・・
    お疲れ様でしたw
    タイトルをみて、たぶんこの検査だろうと・・想像しつつやってきました。
    本当に大変でしたね。とりあえず、シロで、良かったヨカッタw
    ほんと、検査は大変ですよね?やだやだ・・。

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  2. nonvey

    dmsrさんこんにちは。
    このタイトルで想像するとすれば、胃カメラか内視鏡しかないですかね(笑)。
    しかし…数の中には「あれ、気持ちいいよね(ウットリ)」なんて言う人もいたものですから、ひょっとしたら大したことないのかな?と思っていましたが、とんでもない誤算でした。シロと言っても灰色がかったシロですからね…今年はおとなしくしていようと思います。

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