最近購入したCD

お久しぶりです。

特に何をしていたというわけではありませんが、何となくブログに向かう気力が失せ、しばらく放置しておりました。
5月病ならぬ10月病。
恐らく13日の金曜日までこの状況が続くとは思いますが、どうか見捨てませぬように。

さて今日は、そんな状況から必死にネタ探し、最近購入したCD(一部DL購入あり)一挙5枚を紹介。


RS2
RS2
Rhonda Smith

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失礼を承知で言わせて頂くならば、パーカッション界の女帝はSheila E、サックス界の女帝はCandy Dulfer、そして、ベース界の女帝が、このRhonda Smithだろう。
Princeのサポートメンバーとして来日、以降ファンの間ではすっかり「お馴染み」の人となったわけだが、そんな彼女の2枚目のアルバム。聴いてみると、何となく艶を感じる。その理由の一つとして、「歌もの」が多いからだろうか。つまり、彼女の声に「艶」があるのだ。更に今作は、非常に音の広がりを感じさせる作品に仕上がっていて、彼女の持つ複数の引き出しが、うまい具合に開けられているようにも思える。それは、Prince、Sheila Eなどといった共演するメンバーによるところも大きいことだろう。前作と比べて、はるかに「質」が向上している。


20 Y.O.
20 Y.O.
ジャネット・ジャクソン

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『20Y.O.』とは、20 years oldの略。今作は、音楽界にとっても歴史的作品となったといっても過言ではないアルバム『Control』から20年の月日が経った、その節目に発表された通算9枚目の作品である。ということで、ここ最近の落ち目(?)を払拭しようと、相当気合いが入っているらしい。まず、先行シングル「Call On Me」は、Nellyとの共演。そしてプロデュースは久しぶりの登場となるJam &Lewis(『Control』をプロデュース)、彼女の恋人でもあるJermaine Dupri、そしてJanet本人。
最近はゴシップネタばかりで報道される機会の多い彼女ではあったが、これを機に再び花開いて欲しいものだと思う(兄が兄だけに、同じ血は争えないのかも知れないけれど)。

ハッキリ言って、本作に大ヒットを期待するのは難しいかも知れない。シンプルさに欠け、その分マニアック的な要素が多いから。そういう視点から見ると、Nellyとの共演というのは意外でもあり、その一方で唯一「売れ線」を意識したところなのかも知れない。
ところでこの作品、実は2曲のボーナストラックが名曲です。


An Easier Affair
An Easier Affair
George Michael

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ハイっ!ご存じ、クスリ好きの大バカ野郎です!。
復活を遂げた(といってもいい)アルバム『Patience』の流れを汲む柔らかいメロディライン。カップリングは、アルバム『Songs from the Last Century』に収録された「Brother Can You Spare A Dime」のライブ音源。

アナウンスされていた『GEORGEMICHAEL25』なる恐らくベスト盤の発表を匂わせていただけに、今回またまた逮捕されてしまったことは、ファンの一人として痛恨の極み以外にございません。
これで、来日公演の期待はまたしても遠のくばかり。嗚呼…。


ずいきの涙?ベスト・オブ・ボ・ガンボス・ライブ・レコーディング
ずいきの涙?ベスト・オブ・ボ・ガンボス・ライブ・レコーディング
BO GUMBOS

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89年にデビューし、95年に解散したBO GUMBOS。この作品は、一旦廃盤となり、再発されたライブ・ベスト盤である。
シングルのベスト盤も発表されているが、彼らを知るには、この作品が最も妥当な作品ではないかと思う。この作品、収録ナンバーはほとんどが1?2枚目のアルバムから。しかも、彼らの絶頂期とも言われるデビュー前?初期のライブ音源ということもあり、非常に活きのいいナンバーが粒ぞろい。
僕が初めてBO GUMBOSを知ったのは、「eZ」という音楽番組。
その陽気なサウンド、歌詞にすっかり虜になったまではよかったが、夢中になってCDを購入していたのはデビューから2作目発表あたりまで。その後は全く食指が動かなくなってしまった。そんな中、解散、そしてどんとの急逝という報を聞き、非常にショックを受けたことは今でも覚えている。

それにしても、改めてこの陽気なサウンドを聴けば、心が晴れ晴れとした気分になるのは、きっと僕だけではないはずだ。
ボーカルのどんとが他界して早7年。この陽気なサウンドを生で聴くことが出来なかったことは、非常に残念。


Colla Bo Gumbos Vol.1
Colla Bo Gumbos Vol.1
オムニバス Leyona&東京スカパラダイスオーケストラ 渡辺美里&東京60WATTS

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そして、そんなライブ盤と是非併せて聴いておきたいのがこの作品。BO GUMBOSをこよなく愛する人たちが、ボーカル+別バンドという組み合わせで繰り広げる、彼ら流のBO GUMBOS。2005年に発表された後もどうしような悩んで悩んで、やっと購入に踏み切った作品。どうして悩んだのかというと、オムニバス作品に時々感じられる「オリジナルには感じられない妙な雰囲気」がイヤだったから。

というわけで、所詮オムニバスと期待はしていなかったが、いい意味でその期待は裏切られた。

東京スカパラダイスオーケストラ、渡辺美里、YUKI、甲本ヒロト、トータス松本、麗蘭、奥田民生、UA、SOUL FLOWER UNION…。参加メンバーを並べただけでも錚々たる顔ぶれ。これだけでも「買い」である。
独自の解釈、アレンジにより、「おや?」と思う曲があるのも事実(渡辺美里は力入りすぎだって。苦笑)。
このアルバムの仕掛人である元メンバーのKyonがどんな思いで手がけたかは知る由もない。
でも、みんなBO GUMBOSが好きなんだなぁ、ということを改めて感じるとともに、僕もBO GUMBOSが好きなんだなぁ、ということを実感できる作品。
今作では、甲本ヒロト、トータス松本といった男性ボーカルの作品に分があるように思われるが、その中にあって、うつみようこの「絶体絶命」は凄い!ただただ圧巻!これだけでも聴いてみる価値あり!!

先に紹介した『ずいきの涙』との同時購入をお勧めします。

vol.1ということなので、vol.2もあるのかな?個人的には、忌野清志郎、岸谷(奥居)香、大沢誉志幸あたりがどういった解釈をするのか聴いてみたい!

4 thoughts on “最近購入したCD

  1. D&P

    ローザ・ルクセンブルグが好きでした。
    ボ・ガンボスは、いいなーと思いながら、購入しなかったので、あらためて聴いてみたくなりました!
    カバーもすごい楽しそうですね。

    Reply
  2. nonvey

    もう、是非是非聴いて下さい。
    恥ずかしながら僕は、ボ・ガンボスを聴いてからローザを知った口なのです。ボ・ガンボスをみて、随分演奏がうまい新人だなぁと思ったら、そういうことだったのねぇ…(笑)
    ちなみに、このアルバム2枚を何故勧めるのかというと、
    1.収録曲がほぼ一緒(カバーの曲を全て網羅)
    2.ライブは初期の音源で、とにかく勢いがある
    3.改めて聴いてみても飽きない
    からです。シングルのベスト盤に大枚叩くくらいなら、絶対こっちの方が「買い」です。

    Reply
  3. dai

    Control から20年も経つんですねぇ?
    あのアルバム、何十回聴いた事か。
    お兄さんも頑張って欲しいものですが・・・
    風邪良くなりましたか?
    お大事にして下さい。
    ブログ、いつも楽しみにしています。
    o(`∇´)o尸"

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  4. nonvey

    あのアルバムは物凄く格好いいアルバムだという印象が、今でも強く残っています。20年経った今でも違和感なく聴けるというのは、それだけ優れたアルバムだったという証の一つなのかな。
    風邪は大分治まってきました。しかし、風邪薬が強すぎたのか、口内炎に悩まされています。とほほ…。

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