運命の再々会(笑)+再会(涙)

とまへな夫妻との再々会、無事に果たしました!
昨晩から今朝にかけて、本日のスケジュールを伺っていたので、どこに行くか等については一応考えていたのですが、実は案というのが二通りありました。
1案は、へな子嬢のゆかりの地を訪ねるというもので、卒業した中学校を始め、いろんな場所を巡るというもの。これは、へな子さんが弘前市に在住していた頃どういったところで生活していたかというものをとーますさんに見てもらうとともに、へな子さんにも再確認してもらおうかな、とこっちで勝手に考えたもの。
2案は、世界自然遺産の白神山地周辺を巡るというもの。ただし、雨が降ることは明らかなので、散策は厳しいかな、ということで、その他代案も考えようと思っていましたが、結局思い浮かばず。
何はともあれお二人が行きたいところ、見たいところ、食べたいところを案内するのが、今日の役目。その辺はわきまえないと…と思いつつ、「集合場所」であるホテルのロビーへ。約5分後、二人がやってきました。


「お久しぶりです〜!」
約2か月半振りの再々会を果たすことが出来ました。
満面の笑みを浮かべるとーますさんにへな子さん。前回はお付き合いしていた「ただのカップル(失礼)」でしたが、今回は「夫婦」ですからねぇ。何はともあれ、無事に再々会を果たせたこと、そしてこの弘前で再会したということに、涙もろい僕としてはグッと胸に迫るものがあるのでした。
まずは、とーますさんの運転するレンタカー(こちらで車が手配できなかったのです。ゴメン)で、へな子さんのお父さんが眠るお墓へ。実はへな子父さんのお寺というのが、nonvey家のお寺と同じなんですね。しかし今年のお盆過ぎから、このお寺では位牌堂を増床するための改修工事が行われており、現在本堂は解体工事が行われている真っ最中。よって、仮寺務所へ足を運び、住職にご挨拶を…と思ったのですが、あいにく「お務め」の真っ最中。仕方なく、先に墓前に手を合わせることにしました。
へな子さんのお父さんが眠るお墓は、nonvey家のお墓から約10歩(!)で行けるという距離にあるので、何の迷いもなく無事にお墓に到着。事前に用意した蝋燭と線香をへな子さんに渡しました。バケツに水を汲んでこようと思ったのですが、解体工事に伴い蛇口の元栓が止められており、水が出ないため、断念。途中で購入したお花を供え、へな子さんととーますさんが手を合わせ、その後僕も手を合わせます。何とか水を…と思ったのですが、へな子さんは「来年また来いってことだね!」そう笑顔で言ってくれたのでした。
一通りの「セレモニー」を終えた後(とーますさんは、「やたらと早い」と笑っていましたが)、お寺を後に。さて問題はここから先、どこに行くか…。
「へな子さん、行きたいところある?」
「あ、私ねぇ、中学校見てみたい!」
…何という偶然!これでは僕の思うツボではないですか。ニヤニヤしつつ、かつて日本の最北端にあったという「最勝院五重塔」に立ち寄り、いよいよへな子さんが卒業した中学校に向かいます。
「私、ここに来るの中学校卒業以来だわ!」
面影が少し変わったという中学校を車内から眺め、今度はへな子さんが当時生活していた「団地」へ。
その途中、へな子さんが卒業した小学校、更に児童館(幼稚園みたいなところです)を偶然通りかかることとなりました。予想外だったけど、よかったよかった。へな子さんは、とーますさんに「ここがね、私の通っていた学校なの」と説明を加えます。
そして、かつてへな子さんが暮らしていた家のあった場所へ。残念ながら既に更地となっていましたが、へな子さんは懐かしそうにその風景を眺めていたのでした。
じゃぁ、そろそろ昼食にしましょうかね。ええと、僕んちの隣の蕎麦屋でよかったんだよね..とその時、車を走らせていたとーますさんが「あ、回転寿司…」とぽつりとつぶやきました。
「実はですねぇ、弘前で行列の出来る回転寿司があるんですよ…」
「ええ!?蕎麦と寿司と、どっちがいい?」
「じゃぁ、寿司!」
急遽行き先変更。といってもその回転寿司屋は車で約5分ほどの場所にあり、到着してみるとまだ待っている人も少ない!こりゃラッキー!ということで待つこと10分。運良くボックス席に案内されました。
新鮮なビンチョウマグロはベロロ〜ンと醤油につけていただき、「活たこ」と青森のほたてはレモンをちょっと垂らし、カニにウニにウナギにサンマ…と、どうだ!と言わんばかりに舌鼓を打ち、デザートで締めた後は、何と案内した僕がごちそうされるという…(とーますさんへな子さん、本当にありがとう!)
午後は特に行き先を考えていなかったものの、再会を望んでいるnonvey父母が待つ家に行くのはまだ早すぎるし…ということで、弘前公園すぐそばにある「津軽藩ねぷた村」へ。ここでおみやげを買い、その後へな子さんがどうしても行きたいという市内の場末スーパーへ。
ところが、僕が知っていた場末スーパーは、どうやら場末レベルでは済まされなくなったらしく、既に閉店→解体されておりました…。というわけで、市民のプチ台所「マルエス主婦の店」宮園店へ。ここでいろいろ物色し、へな子さんには上北農産加工の「スタミナ源たれ(通称「源たれ」)」をお勧め。そして、「おさきん」のナット昆布(「おさきん」「ナット昆布」で検索すると出てきます)もかごに入ることとなり、それなりに場末スーパーを堪能したのでした。(ローカルネタですいません)
再度寺務所に立ち寄ったあと、いよいよnonvey宅へ。
父は15時過ぎないと帰宅しないということでしたが、14時40分頃到着すると、既に母が家にいました。
「へなちゃん、よく来たねぇ。お久しぶり〜!」
「おばさん、変わってなーい!」
「ホント、よく来たねぇ…ウン、ウン…」
へな子さんの手を握る母は、涙、涙、涙…。もらい泣きしそうになるのを必死にこらえ、お二人を家に招き入れました。犬3匹と猫1匹(あいにく猫もう1匹はお出かけ中でした)もお二人をお出迎え。
母もようやく落ち着いてきたのか、涙が止まったところへ、父が帰宅。
ようやく、ようやく再会が果たされました。うちの父は実は照れ屋なので、あんまりお二人の顔を見ずに「久しぶりだねぇ」と挨拶を交わします。
へな子さんは「おじさん、変わってなーい!(笑)」
ここからしばし昔話に花を咲かせつつ談笑することとなり、その間、すっかりとーますさんに懐いた犬3匹が、何度も何度もとーますさんの元にやってくるのでした(へな子さんは「私のところには誰も来ないんだけど」と苦笑い)。
途中、へな子さんがへな子母さんに電話を入れるも不在だったのですが、直後にへな子母さんから電話が入り、父も母も懐かしそうにお母様と電話越しに会話を交わすのでした。
そしていよいよお別れの時。
来年は、へな子父さん23回忌ということで(へな子さんも僕も27回忌だと思いこんでいました)、来年また弘前に来ることを約束し、父母とお別れしたのでした。
僕はその後とまへな夫妻をホテルの駐車場まで先導し、いよいよホントのお別れ。
なぜかとまへな夫婦はゲラゲラ笑いながら車から降りてきたのですが、あっという間に時間が経ってしまったことに僕は何だか一抹の寂しさを覚え、その場でホントに号泣しそうになってしまったのです。
おおぉ…ヤバイヤバイ。
「また来て下さいね。そして、また会いましょう!」
溢れてきそうなものを必死にこらえ、顔を引きつらせながら車に乗り込みます。そして、ルームミラー越しに映るお二人に大きく手を振りながら、とまへな夫婦とお別れしたのでした…。
十分満喫、というわけにはいかなかったかも知れなかったけれど、僕としてはへな子さんの弘前でのルーツを辿れた、そしてそのルーツを、へな子さんの伴侶であるとーますさんに見てもらえたということで、結構満足しています。
観光という意味では、物足りなかったかも知れませんが、来年またゆっくりご案内しますね!(今度は八甲田山に十和田湖、キリストの墓ですよね!笑)
本当にありがとうございました!またお会いしましょう!

4 thoughts on “運命の再々会(笑)+再会(涙)

  1. とーます

    はやっ・・・(笑)
    まだだと思って昨日のとこにレス返しちゃいまいた。。。スイマセン

    Reply
  2. とーます

    無事に帰ってきましたよー!!!
    nonveyさんが無事じゃなかったのがザンネン(苦笑)
    昨日は本当にありがとうございました!(^^)
    おかげで美味しいものも食べれたし、ご両親ともいろいろお話できたし、ワンちゃんたちとも仲良くなれました〜!
    またいつでも会えるんだから〜、笑顔ですよっ!
    nonveyさんと別れたあと、へな子の親戚の方たちと0時ごろまで〜ワイワイガヤガヤと。
    今日も空港にへな子の学生時代の友達が見送りに来てくれて〜・・・観光とかよりも青森のヒト達がみんなとってもいいヒト達ばかりで〜感激しました。
    今回青森に来て本当に良かったと思ってます!

    Reply
  3. nonvey

    そうそう!へな子さんとしては、ご親戚の方々にとーますさんをご紹介しなくちゃね!
    僕はほぼ一日ナビ役を買って出ただけですが、お二人と再会できたことも嬉しかったし、父母が感激していたことが、何より嬉しかったです(父はあれでもシャイなので、あまり表情に出しませんでしたが)。
    >またいつでも会えるんだから〜、笑顔ですよっ!
    そうですよね!ついつい僕も色んなことを思い出して感傷的になってしまいました!
    また「近いうちに」お会いできることを楽しみにしておりますよ!これはやっぱり、プリパ参戦ですかね!?

    Reply

Leave a Reply