嗚呼散々たる時差出勤

今日から時差出勤がスタートです。とはいえ選択制となっているので、来月からまたシフトを戻すことも可能。今回違うシフトを選択したことで、これまで8時30分だった始業開始時刻が、9時15分と45分ずれ込みます。よって、終業時間も17時15分から18時に。また、これまでは7時24分弘前始発の快速電車に乗って通勤していたわけですが、今日からは8時06分発の普通電車に乗って通勤開始です。約40分のゆとりが出来る計算に。あ、念のため申し添えますが、所詮青森県内を走るローカル線みたいなもの。電車の運行は1時間に1本程度とご認識下さい。
今朝は約10分ほど寝坊して起床。それでもまだ余裕がある。雪が多めに降っていたけど、軽く雪かきしてもまだまだ余裕。ゆっくりと朝食を取って、7時30分頃家を出発。混雑を想定していましたが、思ったほど渋滞もなく、駅には7時50分過ぎには着いてしまいました。
改札を抜ける際に、ふと出発案内の掲示板を見て気がついた。「あれ?」
既に出発時刻を過ぎているはずの、大阪発函館行き寝台特急「日本海1号」(弘前7時46分発)の表示が消えていない…。しかも、出発番線が一緒。これはイヤな予感…とホームへ降り立つとほぼ同時に、アナウンスが流れました。
「日本海1号は、雪の影響で約25分ほど遅れて運転しております…後続の青森行き普通電車も、約10分ほど遅れて…」
え?


しまった…僕が乗り込む電車はてっきり弘前始発だと思っていたら、違っていた!しかも、先発の寝台特急が遅れれば遅れるほど、後続も遅れることに…。とはいえ、寝台特急に乗り込んで通勤するのもお金がかかって馬鹿馬鹿しいし、他に移動方法があるわけでもない。ここは仕方ない…10分待ってみよう。
ホームに降り立ち既に15分以上経過。寒さが足下からじわじわと凍みてきます。その間、いろんなことを考えていました。…先発の寝台特急は大阪発。新潟中越地震で被災した長岡市周辺も通過することを考えれば、これはひょっとしたら慢性的な遅延で、普段からこれくらいは遅れているんじゃないか、とか。今日の雪で遅延しているくらいなら、大雪に見舞われた場合、もはや絶望的な遅延が生じるのではないか、とか。そんなことを考えながらふと時計を見ると、8時06分を指していました。と、再びアナウンスが「寝台特急は25分遅れで隣の駅を通過中です。後続の普通電車は、約15分遅れで…。」
ホームで電車を待つ客からは、一斉に諦めに似た溜息が。
ちょっと待ってよー!遅れは10分じゃないの?これ、やばいよホントに。このままの遅延で計算すると、青森駅到着は9時08分。ということは、時差出勤開始初日からいきなり遅刻じゃないですか!
朝から募るイライラ。結局26分遅れでようやく寝台特急が到着。出発して程なく、ようやく僕が乗り込む普通電車到着のアナウンス。あとはもう、ひたすら祈るしかない。一方で、不可抗力なんだし、職場には5分くらい遅れてもいいかな、という慢心も。
結局アナウンスどおり15分遅れで電車が到着し、押されるがままに座席に座ると、程なく出発。
こうなったらどうでもいいや…とふて寝を決め込んだのですが、何せ時差出勤初日ということもあり、時間の経過が気になってなかなか眠れない。しかも、ドアのすぐそばに座ってしまったために、電車が駅に到着し、ドアが開くたびに、寒さが足下をすり抜けていきます。
しかーし。
ここで奇跡が起きてしまった…。
弘前から二つ駅を過ぎると、その先青森までは単線となるため、反対側から列車が来た場合は、駅で列車の交換が行われます。既に先発の特急が大幅に遅れて出発していることを考えると、当然反対から来る列車にも遅延が生じることは必至、当然時間通り列車交換となるはずもなく、15分の遅れを取り戻すところか、ますます遅れていくことだろうと諦めていました。
しかし、やたらとスムーズに電車が進んでいくのです。交換が行われた駅は2ヶ所でしたが、いずれも反対側の列車が先着でした。つまり、反対側の列車の到着を待つことなく、スイスイと進んでいくのです。更に、ドアの開閉がとても早い。僕の乗車している電車が駅に到着し、乗降が済んだかと思えばすぐに出発し、15分遅れはいつしか13分遅れ、青森に到着する時点では12分まで短縮されていました。
その結果、9時05分に青森駅に到着。職場まで小走りで向かった結果、始業時間の9時15分に1分足らずの遅刻で済みました(雪の事情を考えると、これは許容範囲)。
しかし、明日からが非常に不安です。でもやっぱり、明日も同じ電車で通勤してみます。しかし、明日も同じ状況だった場合、早くも僕の時差出勤という目論見は「失敗」ということに。
それでは、明日の結果をお楽しみに。

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