Monthly Archives: 10月 2004

青森シャモロック

青森県が新たな地場産品としてブランド化を狙う「青森シャモロック」という鶏を食べてきました。
青森シャモロックとは、「横斑シャモ」と「横斑プリマスロック」という品種を掛け合わせて開発した鶏です。10月1日から職場のすぐ近くにある居酒屋で、この食材を利用したメニューが登場したということで、昨日行ってきました。
メニューの一つに鍋があったので注文してみたのですが、火の付いていない鍋の中にあった時は、一見マグロの切り身か?と思われるほど大きく赤々としていたのですが、鍋に火が通されると、あっという間に小さくなってしまいました…。串盛も頼んでみましたが、こちらは手羽が非常に固かった。焼き物向きではないのかも知れません。
それなりに味はありますが、身が締まりすぎているのが難点かな。あと、鶏は脂が命だと思っていましたが、その脂もそれほど多いわけではないみたいだし。三大地鶏といわれる比内地鶏、名古屋コーチン、薩摩シャモと比較するのは申し訳ない。辛口評価ですが、三大地鶏のようなブランドの確立には、まだまだ遠い道のりかな…。それと、「青森シャモロック」というネーミング。何か、いかにもという感じがして、そそられない名前だと思いました。もうちょっと気の利いた名前にして欲しいなぁ。
と、ここまで辛口なのも、やはり地場産業として成長して欲しいから。青森といえばリンゴがありますが、「大間のマグロ」や「田子のニンニク」、ひょっとしたらこれからブレイクしそう「嶽きみ(岩木山麓で収穫されるとうもろこし)」などのように、地味な産品でありながら有名になっているものもあります。しかし、田子、大間の名が表すように、それらは県内でもごく一部の地域に限られたものばかり。その地域に特化することなく、青森県の看板になるような産品に育って欲しいというのが本音です。大体、何で青森駅に北海道名物があるのでしょう。僕の所属する課の向かいには、そういう県産品などの販売戦略などを総合的に担当する課があるのですが、どうもこれまでの青森県の売り方というのは、打ち上げ花火的というか、宣伝が下手というか、新しい産物を生み出そうという意識や意気込みにかけるというか、とにかく枚挙に暇がないくらい不平不満が沸々と出てくるわけですが、「青森シャモロック」も「売れないからや〜めた」というのでは、これまでと全く同じことになってしまいます。せっかく大手スーパーと提携して販売する道を拓いたのですから、是非、新たな地場産品として確立して欲しいものだと思いました。
もっとも、そのためにも大いなる品種改良は必要かと思いますが…。

くたばれ人事評価制度

今日は、支障のない程度で内情を暴露したい。

自己申告書(異動希望)の面談が始まった。今回は、今年から(試行的にではあるが)全員が対象となった人事評価についても併せて面談が行われるらしい。
役所というのは、とかく大企業が導入している制度を真似したがる傾向にあるような気がする。しかし、役所と民間企業というのは組織構造も目的も理念も全て異なるわけであり、民間企業で成功した制度を役所なりの解釈で導入しても、それがうまくいくとは限らない。今回のこの人事評価制度にしたって、僕がいる職場でうまく機能するかは、非常に懐疑的である。
さて、この制度の導入に当たり、5月には各々が目標を立てたのだが、「グループの目標に沿った形で」という指導があったにも拘らず、僕はそれとはちょっと離れたものを目標として提出した(ちなみにその目標は、9月までに達成することになっているが、未だその見込みはない…)。ところが、その件に関しては、誰から指導されることも咎められることもなく、今日に至っている。僕にいわせれば、そもそもグループの目標自体が、グループ員不在でというかその場しのぎで掲げられたということに対する反論の意味もあったのだが、結局のところこの目標は「どうでもいい」ものなのだろうか。更に、この制度にあっては自己評価もしなければならないのだが、設定された項目に無理がある。部下もいない人に対して「リーダーシップ」や「指導力」を発揮しているかと聞かれて、「良い」も「悪い」もないだろう…ってこと。
ついでに言えば、評価するのが上司だというのも、あんまりいい気分はしない。客観的な評価を、とはいうものの、例えば全く同じような評価になった人物に優劣を付けるとしたら、100人中90人は、(いろんな意味で)より自分に近い人に優を付けるのが普通ではないのか、と思う。要するに、嫌われているようなヤツは端から「斬り」ってこと。それとも、全員「優秀だ」という評価をするつもりなんだろうか。これでは、人事評価なんて形骸化されたようなもので、最初からやらなければいいのだ。
結局僕が言いたいのは、こんな紙切れや「良い」「悪い」だけの数字だけで評価したって、何になるのか?ってことですよ。客観的とはいうものの、評価の点数を高くしたいのであれば、結局上司のご機嫌を取っていればいいのか、ってことですよ。それじゃその人物の評価も何もあったもんじゃない。だって、本質が見えないでしょう。
あんまり内情を暴露するのもイヤだけど、実は私、勤務してからこれまで自分の異動希望なんて叶ったことがありませぬ。強いて言えば大学院への派遣くらいだが、あれだって他に希望者がいなかったという話だし。ま、そんなわけで何を言ってもどうもがいても自分の希望なんて叶うわけないし、いつも悪態をついているので評価も高くないと踏んだ私、こう書きました。
「上司に一任」
これだけ。今年は、上司に首を預けてみるよ。ま、所詮まだ半年しか付き合いのない上司だ。評価のしようがないだろうってことで。
多分、制度として始まったのが今年からなので、当面は様子見の雰囲気があるような気もするのだが、うまく使いこなせれば、素晴らしい制度に化けそうな気がするし、その一方で、評価する側がその内容を理解していなければ、本当にただの大義名分的アリバイ的制度に終わってしまうのではないだろうか。
うーん…年度末は小波乱が起きそうだなぁ。この制度の導入で、希望の叶わなかった職員から、憎まれ口を叩かれる上司が出ると見た。

危うく25万〜秋競馬・秋華賞(GI)

秋のGIが始まりました。先週から再び肩慣らしと称して馬券購入を開始。先週は、1Rのみの挑戦ながら初の3連単をゲットするなど、少しずつ調子があがってきました。ちなみに、東京競馬場で行われた府中牝馬Sは、直感で購入した両端枠番の馬(1-16)が見事1,2着で入線、3連複5,260円をゲット!
こりゃ幸先がいいと、10分後に行われる秋華賞のファンファーレをテレビの前で待ちます。ちなみに、2-11を軸にこちらは3連単で勝負。ただ、圧倒的な支持を受けた時の武豊(騎乗する2番ダンスインザムードの最終オッズは単勝1.7倍と、圧倒的な支持)には、いつも裏切られているので、今回も抑え馬を慎重にチョイスしました。2頭のヤマニン勢(12,16)、15を2着3着と予想。
さぁ、ファンファーレ!レースは予想通り縦長となったのですが、末脚に期待をかける11はかなり後方からのレースに。そして、最終4コーナーを通過した時点で、2が早くもトップに。あー…こりゃ一気に行っちゃうのかな、と思ったのですが、それほど末脚が伸びない…と、大外から一気に駆け上がる馬が2頭!
11と16だ!一気に抜けた11が1着、2着に16が入線。3着は!?…4頭が団子状態で入線。その中には2、15、12の姿がありました。
来た…初の3連勝…!
…と思いきや、なんと3着入線は5番。当然マークはしていませんでした。だって、単勝の最終オッズが74.4倍…。こりゃ買えないよなぁ!と悔しさを滲ませつつ言い訳を一人でぶつぶつ言いながら、JRAから発表された払い戻し情報をみて目が点になりました。
3連単 11→16→ 5 249,510円
あははは…こりゃ買わないよなぁ…(苦笑)
補足。馬単の払戻は11→16 3,850円 。
素直に馬単で購入すればよかったんですよね…(競馬なんて、こんなもんです)。

BADDESTとRHYTHM NATION

札幌で2晩とも暇な僕につきあってくれたのが友人D君。中学校から同学年だったのですが、この頃はただの知り合い(ちなみにこのD君、非常に頭脳明記で、学年のテストでは常にトップ、高校入学時もトップだったらしい。僕ですか?最高位は3番、高校入学時は360人中200番でした…)で、高校1年で同じクラスになってからすっかり仲のいいお友達となり、洋楽系特にPrinceの良さを僕に教えてくれたヤツです。あ、そういえば確かGeorge Michaelも彼から借りた記憶が…(汗)。
で、彼は大学に関しては迷いもなく北海道・札幌に行ってしまった(僕は地元に残らざるを得ない状況に)わけですが、電話や手紙でしばらくやりとりしていたものの、徐々に疎遠となっていきました。とはいえ二度のPrinceライブを一緒に観に行った仲、30になる前に無性に会いたくなり、実家に連絡して居場所を掴み、それからまたちょこちょこ連絡を取るようになりました。ちなみにその後彼は大学を退学し、ススキノへと歩を進め、現在は、ソムリエの資格を得て札幌市内の飲食店に勤務中。
そんな彼との懐かしい話の中で出てきたのが、久保田利伸「the BADDEST」の話。というのも、このCDに関しては二人ともほぼ同時に購入したのですが、当時彼から、困惑した様子で電話があったのです。
「おかしい。何かおかしい。これ、久保田じゃない。誰だ?これ。」と言う彼。電話越しにその音を聴かせてもらったのですが、数曲進んでからようやく誰の曲か判明。そのアルバムは、外見は全く「the BADDEST」なのですが、中身がJanet Jacksonの「Rhythm Nation 1814」だったのです(その後、現物も見せてもらいました)。なぜこの時すぐにJanetと気づかなかったのかと言えば、まだこの時点でJanetの国内盤が発売されていなかったから。つまり、プレスの行程で何らかの手違い(?)があり、とんでもないCDが紛れ込んでしまった、ということなのです。単なる珍盤なのか、それとも貴重盤なのか…二人で悩んだ挙げ句、結局D君はこのCDを記念に取っておくことにしました。ところがその後、彼は他のアーティスト(外人女性ですが、名前は忘れました)のCDを購入したら、中身が男性カントリー歌手のアルバムだったという「被害」に見舞われました。90年代に入るか入らないかの頃の話、今も彼はこの2枚のCDを大事に持っているということなのですが、誰かこの「珍盤騒動」が身近であった、という情報をお持ちでないでしょうか。私は残念ながらこのような「珍盤」を持っていないのですが、もしご存じの方がおられましたら、情報提供お待ちしています。

疲労困憊で帰ってきました

2泊3日の出張を終えて、先ほど青森に戻ってきました。新千歳空港から青森空港までなんて、約30分くらいで着くような距離なんですが、滑走路が一本しかない青森空港、ちょうど着陸が重なったとかで、陸奥湾の上を3周もしていました。結局機上に約1時間も乗っていたことに。ドッと疲れました。
ドッと疲れたのはそれだけが原因というわけではなく、高校時代の同級生(といっても中学校も一緒の古くからの友人)と夜な夜な飲み明かしていたのも大きな引き金に。久しぶりに、二日続けて午前様でした。
彼に関する話は尽きないので、今日は割愛。ただ、十数年前からずーっと燻っているちょっと面白いネタを書きたいと思います。
ヒント。久保田利伸とジャネット・ジャクソン。この組み合わせは有名なのか。続きはまた明日にでも。