Monthly Archives: 4月 2006

おとうさんへ

おとうさんへ。
おたんじょうび、おめでとうございます。きょうで59さいですね。

おとうさんはさいきん、ぼくとはなしをまともにしてくれませんね。
かわりに、いぬやねことおはなしをしていますが、それはなんだかちょっとへんなひとみたいでこわいです。

ぼくは、おとうさんがだいきらいでした。なぜなら、むりやりやきゅうをやらせようとしたり、ぼくやおかあさんをたたいたりしたからです。
でも、あるときおかあさんをたたいたときに、おかあさんがうごかなくなってしまって、それからおとうさんはぼくたちをたたかなくなりました。
ぼくは、おとこのひともおんなのひともぜったいにたたかないときめました。そしてそれは、いまでもずっとまもっているし、これからもぜったいにたたかないときめています。なぜなら、たたかれたひともいたいし、たたいたひともてがいたいからです。

おさけがだいすきでまいにちおさけをのむおとうさん。
さいきん、へんなにおいがしていますよ。
おさけののみすぎにはきをつけてください。

おとうさん、ほどほどにながいきしてね。

のりべえより。

還暦カウントダウン

へな子さんからメッセージを頂きました(読んでいてまた泣きそうになりました)。
ちょうど昨年の今日、彼女とそれはそれは不思議で劇的な再会を果たしたのでした。そういえばあれは、ちょうど父の誕生日の前日でした。
あれから1年が経ちました。その間に彼女は妻となり、そしてもうすぐ母親になります。
思いがけずご家族の方々とも再会することとなり、ほとんど消えかけていたN家とのご縁は、以前にも増して強固なものとなりました。元々はプリンスがもたらしたご縁ではありましたが、とまへなさんご夫妻、そしてN家の方々とは、プリンスを抜きにしても長いお付き合いとなることでしょう。

で、ふと気づいた。

そうかっ!!

明日は父の誕生日でした!!

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うなじ

ちょうど「茶髪」が世間的に認められつつあった頃。
18歳の彼女の髪の毛は真っ茶色だった。彼女と初めて対面した時、僕は「うわー…この人バリバリのヤンキーかよ…」と勘違いしたものだ。
でも実際は、ヤンキーだとかいうわけではなく、単に髪の毛の色素が少ないだけだということは、後日知った。

しかも不幸なことに、彼女は当時から白髪も多かった。
いわゆる若白髪、というヤツだ。
不幸中の幸いは、髪の色素が薄いから白髪が目立たないということだった。

その彼女は、僕の妻となった。
結婚して10年が経過し、彼女の髪の色は相変わらず茶色いままだが、白髪はますます増えた。そして、そんな彼女の髪を染めるのは、実は他ならぬ僕の役目だ。

妻の髪を染めている時。

それは、いろいろ抱えている不満その他諸々をすっかり忘れ、妻が愛おしいと思う時でもある。
今日、彼女の髪を染めながら、久しぶりに妻のうなじを見た。

正直、ドキッとした。

それは、初めて彼女の髪に触れたあの時にも似たドキドキ感だった。

妻のうなじは、とても綺麗だ。
このうなじは、誰にも見せることは出来ないと思ったし、誰にも見せたくない。
僕だけの特権だと思った。

…と、このブログで初めて惚気てみた(笑)。

減ると嬉しいもの

減ると困るもの。
貯金と髪の毛と欲。

減ると嬉しいもの。
借金と体重とムダ毛。

というわけで最近ネガティブな話題ばかりだったので、今日ぐらいは僕自身がポジティブになるようなネタを振ってみたい。

ついこの間体重が減りつつあることをブログで紹介したばかり。で、バランスボールを購入した話をしたら「邪魔だ」とかいろいろ言われたんだが、結局今日まであれに乗り続けているのは、我が家ではどうやら僕だけらしい。

例年のことではあったが、冬場に入ると僕は確実に脂肪を蓄える体質へと変化し、結果、今年もベルトの穴一つ分太るハメになった。
で、春めいてくるとともにこの脂肪も雪解けのように消えていく、というのが3年くらい前までで、GWの頃になると顔がホッソリする、という状態になっているはずだったが、ここ2年ほどは「痩せたね」と誰にも言われなくなった。つまり、脂肪は蓄積されたままだったわけだ。
こりゃいかん、と思い軽度の運動をするも、効果はあまりなし。
で、今回のバランスボールに白羽の矢が立ったのだが、どうやら今のところ功を奏しているらしい。

途中経過から言うと、顔は定かではないが、腹回りに関しては確実に脂肪が減っている。ベルトの穴の位置が元に戻った。つまめる脇腹の肉も、かなり減った。折角なのでこのまま仮面ライダーの腹でも目指してみようか、なんて夢の又夢のようなことを思い描いている。
理想的なのは、全身から均等に脂肪が落ちていくことだけれど、今のところ背中の脂肪は残ったままの模様。
しかも、これだけは他人様の前に出ても恥ずかしくないと思っていた背中の筋肉は、その代償というわけで綺麗さっぱり消えていた…。

背中の脂肪…なぁ。
これをそぎ落とせば、言うことないんだが…。

我が父のこと

昨日の続編っぽい感じになってしまうが、ご勘弁を。

父のことに関しては、身内もブログを読んでいるということで、いつもいつもネタにしようかどうしようか自分の中で物凄い葛藤があったのだが、どうにもこうにもこのことを綴っておかないと、自分のストレスが飽和状態になりそうなので、敢えて今日は父をネタにしようと思う。身内には、まずもってこの場を借りて謝っておく。スマン。というかこれは、今に始まったことではないので、苦笑しながら読み流して欲しいと思う。

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