Monthly Archives: 4月 2004

佐野元春の「英断」

以下、「MWS News Letter」より。
佐野元春、新レーベル設立へ

 佐野元春マネジメントから重要なアナウンスが届いた。佐野元春は5月
19日発売のシングル「月夜を往け」のリリースを最後にエピックレコード
ジャパンから独立し、新レーベルを設立、4年半ぶりとなる新作オリジナ
ル・アルバムをその新レーベルからリリースすると発表した。
 ディストリビューションは大手と提携が決まっていて、これまでどおり
一般レコードショップ等での取り扱いに変更はない。新レーベルやその後
に控える様々なアクションプランの詳細は、5月下旬に発表とのこと。

実は、最近エピックから発売される新譜が軒並みCCCDとなり、佐野元春も会社の方針に従わざるをえなかったのか…と残念に思っていたところのこの「朗報」。
新レーベル設立により、CCCDが回避されることはまず間違いないと思われ。
更に、7月にはこの新レーベルからニューアルバムを発表、秋からは全国40ヶ所以上に及ぶツアーが行われるとか。
凄い!エライ!楽しみにしてます!

初の午後休暇

でした。
で、午後から何をしていたかというと、国立大学法人となった弘前大学で、社会学系の教官が形成する「F研」に出席していました。
元々修士論文では「行政における参加型アウトソーシング」という当たり障りのないテーマをもって臨んだわけですが、もう一つ違う研究を進めていたわけです。といってもこちらは教官2人との共同研究で、文責ももちろん各自が持つ、ということになっておりまして、「F研」で中間発表をする、ということになったのです。
とはいえ、諸般の事情から教官が発表を受け持つこととなり、約2時間でいろんな議論がなされました。研究会の内容は端折りたいと思いますがこういう議論は恐らく県の中では尽くされないと思うので、ある意味非常に刺激的でした。
終わった後は、飲み会。
アフリカ事情に精通する教官が、エチオピアの方を連れてきました。
目が点。
大体僕、英語話せないし。
それでも聞き取りだけは何とかなり、徐々にスキンシップも図れるようになりました。某大手商社に派遣勤務しているということで、来週東京に戻ることになっているということ。最後に、弘前を堪能してくださいという旨(一応)英語で伝え、握手でお別れ。
嗚呼…気さくで物凄くいい人だったのに、帰ってきたら名前が出てこない…。

Princeの「Musicology」が…

届きました。「永久デジパック」とは何とも大げさな言い回しですが、確かに変わったジャケットです。まぁ、ここで説明する必要はないと思いますが、ホントに変わっています。初めて見ました。ブックレットも、いつになく立派という感じ。とても分厚いです。ただし、デジパックのお陰で収納スペースが全くないのというのが玉に瑕ですが。百聞は一見にしかずなのでレビューは後ほどということでご勘弁を。
何か、ColumbiaのレーベルからPrinceの作品が発表されるということが、おかしいというか恥ずかしいというか違和感があるというか、何だかこう、尻のあたりがムズムズするような感覚なんですが、メジャー云々ではなく、彼自身に対する評価が再び高まっているということは嬉しい限りです。先行DLがあったにもかかわらず、まだ「輸入盤しか」発売されていないにもかかわらず売れているということは、まぁ、かつての「気持ち悪い」彼の姿ではないですからね。最近よく聞く「リアルミュージック」たる所以なのかも知れませんね。(過去の作品に対する嫌みではなく)純粋に音楽を聴かせる、という姿勢が垣間見える作品です。
ところで…まだPVを見ることが出来ないんですが…。

2004.04.16 綾戸智絵 Tour 2004 at青森文化会館

Members:綾戸智絵(vo,p)、宮野弘紀(g)、今出宏(harm)、森下滋(p,org)
数年ぶりの青森文化会館。会場に到着したのは17時40分過ぎ。職場から徒歩で会場に来ることができるというのは、非常に楽である。
首都圏ではプラチナチケットと化しているらしいが、意外なほどスムーズに手に入ったのが不思議である。これも地方都市の強みだろうか。それでも、新聞広告による先行販売の情報以外、一度もCMを見かけることがなかったのは、相当早い段階で売り切れたからだろう。綾戸は「あるところにはチケットが余っていたらしい。」と笑っていたが。
到着すると同時にちょうど開場となったが、混雑することもなくスムーズに客が入っていく。年齢層は、彼女と同年代でもある40代の女性を中心に、中には60代と思しき男性や、女子高生の姿も見受けられるなど、非常に幅広い。ただ、僕は間違いなく平均年齢を下げている方に入るだろう。
18時20分に待ち合わせしていた妻と会場入り。既に8割以上の席が埋まっていた。18時30分を過ぎた頃には、約2,200人の席はほぼ満席となった。

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父の誕生日と大物宣言

昨日は父の誕生日でした。御年57才。いよいよ赤ふんどしへのカウントダウンがスタートです。
私こと、昨日はいつものメンバーから釣りに誘われておりまして、当初は仕事を理由に断っていた(実際昨日は出勤するつもりでいた)のですが、朝方散歩をしながら、雲一つない青空と予想最高気温21度の予報を見たらいてもたってもいられなくなり、仕事より趣味娯楽を取ってしまったわけです(いいんです。僕のスタンスは「一に仕事」ではありませんので。)。
父には今更「お誕生日おめでとう」なんて言うのもなんだか恥ずかしく、「今日誕生日だからデカい魚でも釣ってくるよ」と宣言して出発、昼前に青森市内某所に到着しました。南西の風が北寄りの風に変わったのがわかりました。急に風が冷たくなったのです。
結局、一人だけ35センチほどのアイナメを釣り上げるなど火を噴くものの、他のメンバーは一向に釣れる気配がなく、場所移動することになりました。
今度は隣町に移動したのですが、これがまた異国へ来てしまったのか?というくらい酷い。ホタテを養殖?している籠が無造作に山積みされ、無数のハエが群がっています。それはもう、日本全国のハエが集まってサミットでも開催しているのか?と思いたくなるくらい。つまり、臭いのです。半端じゃなく臭い。こちらで言うところの「鼻もげる」というヤツです。金曜日にライブをみた綾戸智絵がこの言葉を気に入ったらしく連発していました(あと、津軽弁で「あら、まぁ!」という感嘆を意味する「ワイハ」も連発)が、まさかここで自分がこの言葉を発するとは思いませんでした。ちなみに「鼻もげる」というのは、「鼻曲がる」よりも臭い状況。つまり、最上級で臭いことを意味します。
閑話休題。
口を開けると蝿が入ってきそう、そんな雰囲気でみんな無口でした。3方に散らばり、午後4時近くに2ラウンド目開始。15センチほどのアイナメを立て続けに釣り上げましたが、キープする気になれずリリース。日暮れが近づいてきたので、そろそろイソメ(生餌)からソフトルアーに仕掛けを変更しようかな、と考えていた時に、来ました。
「ゴツン…ゴゴゴゴ…」
明らかに大物のアタリ。尺サイズは間違いなく超えているでしょう。「来たッ!!」
ところが..引き上げるタイミングが一歩遅れてしまいました。.そのままテトラポットの下に潜られてしまったのです。友人に応援をお願いするも、ガツンガツンというアタリ(というか完全に針が口にフッキングしていたんだと思います)があるだけで、引いても押しても出てくる気配はなし。
約10分くらい格闘した結果、ブチッという音とともに、仕掛けのついていない糸だけが水面に浮かび上がってきました。惨め。
その後、ソフトルアーに仕掛け変更するとともに立て続けに2回アタリがあったのですが、針がしっかり掛かっていなかったらしく、水面に銀色の魚影を光らせたまま消えていきました…。
結局20時30分の納竿までで、キープできたのは25センチ強のカジカ1匹のみ。どうも昼の釣りに苦手意識を抱いてしまった昨日の釣りでした。ちなみに僕は頭にバンダナを被って釣りをしているのですが、今朝になって気がつきました。
おでこに、日焼けの線がクッキリ残っているのです…恥ずかしい!