文部科学省にもの申す

小学校での英語教育を充実させるため、文部科学省が、来年度から、全国の国公私立小学校の約1割にあたる約2400校をカバーする外国人指導助手 (ALT)を配置するなどの取り組みを進める。同時に、指導方法や教材などを盛り込んだ総合サイトを同省が開設し、教員に情報提供する方針だ。
このため、文科省は来年度の概算要求に約38億円を盛り込んだ。


子供もいないクセにこんな事を言える立場ではないことを重々承知の上で敢えて苦言を。
今の小学校ではどういう日本語の教育をしているのでしょうか?
てにをはですます尊敬語。丁寧語に尊敬語も引っくるめて、ちゃんと教育できているの?
そんな日本語教育もおぼつかないうちから、英語教育を叩き込んでどうするの?

英語教育に38億円も盛り込むくらいなら、日本語教育をもっと徹底しろ。

…と個人的には思う。

5 thoughts on “文部科学省にもの申す

  1. けいこりん

    「すごい」「すごく」がすごく気になってます。
    確かに英語よか先にすることがあるじゃろうもん!!! と思うことが多々ありますわw
    削除した分をまず返してほしいもんです。
    あと、学校ごとの学力の格差とか。
    =指導力の格差とは思わないけど、明らかにやる気のない学校って存在するしw
    まぁその前に親の資質の問題が先かしら・・・

    Reply
  2. きっこ

    んですね?(^^;
    最近、会話にならない6年生とか多いorz
    4年だと、人間になってないのがザラだったりして、困惑してます。
    「放課後教室」ってのもできるとか。。。
    だったら、部活を否定しないで、
    部活やらせろ?!みたいな(笑
    公立学校なのに、社会性も、、忍耐とか、
    協調性とか、、
    人間として必要な勉強させてない感じがして、と?っても怒ってます!!!!
    はぁ?、すっきりwww

    Reply
  3. mayte

    私は昨今の子供が使う『俺』のイントネーションが気に食わないです。
    なんであんなになったんだろうか。
    教育とはちょっと違うかもなんだけど
    『俺』のイントネーションみたいなんが
    たくさんたくさんあるようで
    子供たちのイントネーションが気持ち悪くてたまらないこともしばしば。
    あれは方言とかではなくて
    『俺』のイントネーションが全国的に変わったのだそうで。
    nonveyさん、聞いたことあるかしら。
    おれっていうの。
    気持ち悪いんだよなあ。とてもとても。

    Reply
  4. shinyai

    なぜか、日本語か英語か「どっち」を優先するかという話になりますね。
    僕は「両方」だと思います。日本語の細やかさは、世の標準である英語のおおざっぱさを知れば知るほど、よく分かるんじゃないかとも思うわけで。
    日本人が、いろいろ細かく考えているのに、その考えていることを日本語でしか他者に伝えられてないのは確かなんです。それで損してるのは確かなんです。
    だからね、「あれかこれか」じゃない、と僕は思います。

    Reply
  5. nonvey

    子を持つお母様と、指導する側の立場にいる人からのコメント、なかなか興味深いです。
    >>けいこりんさん
    「すごい」と「すごく」ですか…無意識のうちに使い分けしていなかったかも。「すごい眠い」とか。文法的には「すごい」は形容詞で「すごく」が副詞になるのかな?学校の中でも、やる気のある先生とない先生で、物凄く教育にムラがあるみたいですね。
    「その前に親の資質の問題かしら」って…まぁ、それを言ってしまうと…ねぇ(笑)。
    >>きっこ姐
    怒りが伝わってきていますね(笑)。俺も最近、周囲から何言ってるのかわからないとよく言われます(おいおい)。
    >公立学校なのに、社会性も、、忍耐とか、協調性とか、、人間として必要な勉強させてない感じがして
    俺の釣り仲間は皆さん小学校の先生やっている人ばかりなので、そういった話をよく聞くことがあります。指導する側も相当大変なみたい。例えば一クラスという集団にあって、和を乱す児童はどこにでもいるらしいですね。その子に合わせていたら授業にならないし、かといってその子を無視するわけにもいかないし、先生も色々悩んでいるみたいです。よく聞くのは、市街地の学校になればなるほど、素直じゃない我の強い子供が多いとか。これも親の影響かな?
    >>mayteさん
    その「俺」のイントネーションは初耳でした。こっちも訛っていますが、そんなイントネーションでは言いません。というかそのイントネーション、クレヨンしんちゃんの「オラしんのすけ」に似たものがありますね(笑)。
    個人的に苦手なのは、「○○なくない?」とどんどん語尾のイントネーションが上がっていくヤツ。
    この辺もテレビの影響が大と思われますが、どうでしょう?
    >>shinyai助教授
    いよいよ真打ち登場ですな(笑)
    まずもって何故こういう発想が生まれたのかというと、藤原正彦の『国家の品格』を読んだことに起因しているということを御理解下さい。
    個人的には英語教育の全てを否定しようと思っているわけではないし、日本語と英語の双方を天秤にかけてどちらかを選択しろ、というつもりではなかったのですが、それにしても小学校の頃から英語の教育を熱心に進める必要性はあるんだろうか、とふと思ったのであります。日本語の曖昧さを英語で表現するって、難しいみたいですよね、実際。
    俺なんかは、日本国外に出る機会が皆無なのでよくわからないんだけど、少なくとも日本国内での標準は日本語であって、そういう観点からすれば、まずは日本語があっての英語じゃないのかなぁと思った、ということだったのですが…。

    Reply

Leave a Reply