Monthly Archives: 11月 2015

デジタル社会の中で見つけた「共感」

最近思うことがある。
ありとあらゆるものが電子化されている昨今、媒体ツールの統一化は図れないものなのだろうか、と。

交通系ICカードと呼ばれるSuicaやPasmoなどは、相互利用サービスがかなり進んでおり、一つのアプリを登録しておけば全国各地で利用できるということで汎用性が高い一方、電子マネーについてはそれぞれの母体の思惑が見え隠れしていて、かなり複雑な構図となっている。(例えば7ではWが使えないとか、コンビニでも利用できる電子マネーが異なるとか。)

まあ、こればかりは競争原理の働くこの社会にあって、一本化などということを考えること自体がナンセンスなのだろうけれど、何でもかんでもアプリにしてインストールすればいいというものでもなく、利用頻度によってカードとアプリをうまく使い分けしなければならないな、なんてことを思った次第。

電子マネーはさておき、もう一つ何とかならないかな、と思っているのがいわゆる電子書籍。インターネット通販大手のA社もR社もそれぞれ電子書籍を読み込むための独自のリーダーを提供しているほか、それ以外にも電子書籍用のリーダーアプリが色々出されているが、相互の互換性がない電子書籍がたくさんあるようだ。

最近、出版業界では不況が続いているだとか、本が売れずに困っているだとか、関係者の皆さまはお嘆きのようだが、実は、発行部数は年々増加の傾向を辿っている。その一方で売上げが低下しているという現状を、どう評価すればいいだろうか。

僕は思う。要するに出版業界が、「売れない書籍」を発刊し続けているだけの話ではないだろうか。

僕は学生時代から新書を好んで読んでいたけれど、最近では読む気も失せるような軽々しい「新書」が増え過ぎている。ウソだと思うなら書店に足を運んでみて、「新書」コーナーを覗いてみればいい。「よくもまあこんな内容で新書にして発刊するものだな」と思わず目を疑うようなタイトルの書籍が、時々平積みになって置かれているから。正直申し上げて、そんな書籍こそ、紙ではなく電子書籍化すべきなのではないかと思う。

先程申し上げた発行部数の増加に関し、集計上は電子書籍が含まれていないため、恐らくとてつもない数の「書籍」が毎年発刊され続けていることになるのだろう。

CDが売れないと先鞭をつけた音楽業界も、抜本的な構造の変化に気づいているかどうかは知らないが、CCCDの発売やレンタルへの締め付けなど色々やらかしておきながら、未だにCDの売上げ向上に躍起になっているようにも見て取れる。いや、それを全否定するつもりは毛頭ない。ただ、デジタルミュージックが席巻する今日、質感が失われたデジタル化の波は、何とは言えないがゴミにもならないようなチープな生産物を、これから先も吐き出し続けて行くのだろうか。そしてその後塵を拝していることに、出版業界は気づいているのだろうか。(一時期話題になった「自炊」なんていうのは、出版業界と購読者のギャップを示した最たるもののような気がするのですが。)

プリンスは今年のグラミー賞の壇上でこんなメッセージを残した。
Albums, Remember Those? Albums still matter. Like books and black lives, albums still matter.
アルバムって知っているか?アルバムは大事だ。本や黒人の命のように、アルバムは大事なんだ。

もっとマテリアルな、質的な部分を大切にしよう。黒人の命同様、書籍やアルバム(CD)は軽々しく扱われるものではないという彼のメッセージは、深い含蓄のある発言として話題になった。

…なーんていつになくちょっとマジメ論調で書き綴ってみたが、そんなデジタル社会の中で、面白い電子書籍を発見。って、オラもどっちだんずや。

いや、またランニング関係のネタで申し訳ない。日本経済新聞の記者が御自身のランニング体験を綴った「ランナー集まれ」という書籍。
不定期コラムとしてHPにも掲載されており、ご覧になった方も多いのではないかと思う。ところが、A社のKストアでは配信されておらず、たまたまインストールされていた別のリーダーアプリ内で販売されているのを発見、折しも1,000円分の無料クーポンがあったということで、続編として配信されているシリーズ3までをまとめて購入、電車の中で読み耽っている。

何が面白いかというと、著者自身がランナーであること(ただしエリートランナーとかではなく、サブ3.5ランナー)、そして、大会に出場する際のその目線や分析が、何となく僕自身がレースを終えた後に投稿する内容と似ていて、同じ匂いを感じること(ただし、走行距離や持ちタイム、そのストイックさは、僕とは格段に違います。)。なので、例えばレース中に起きたトラブルやレースの後の心境など、まさに「あーわかるわかる!」といった内容で、「ランナーたるものこうするべき。ああするべき。」といった、いわば「先駆者」による指南書的な内容とは全く異なる。

惜しむらくは、無駄に画像が多いこと。しかもたった1行で改頁された後にその画像が出てくるものだから、ちょっとゲンナリしてくる。更によく見ると、何度も同じ画像を使い回しているようにも見える。

それでも、著者が国内外のマラソン大会、更には100キロマラソンに出場した際のことなど、記述されている内容はまさに「ランナーあるある」といったものなので、内容が気になる方は、まずはWeb上から「ランナー集まれ」で検索、日本経済新聞のコラムを読まれることをお勧めします。というか、それを読み続けていれば、別に電子書籍を購入する必要はないと思うんだけどね…。

ということで、明日の移動の新幹線でのお供が決定しました。

ランナー集まれ 40代記者、マラソンに挑む

【あと3日】今更バタバタしても仕方がない。

ええと、先日の続報になるのですが、私、エントリーの時にちゃんとタイムとか記載していたみたいです。ただ、ハーフマラソンの欄に記載がありませんでした。

image

…え?ひょっとしてこの記載漏れが理由なのかしら?(でもフルマラソンしか走ったことないっていう人、いますよね…。)

それとも、3時間35分なんて謙虚な…いや、大それた目標設定をしたからかしら?
まあ、これ以上グチグチ言うつもりはありませんが、頼むよホントに。

さて、ジャパンツアー2015 最終公演(さいたま国際マラソン)まであと3日。昨日から完全に休足モードに突入。あとは、土曜日の朝に軽くジョグをする程度にとどめようかと思っています。しかし、一つの大会のためにこんなに何度もブログに投稿するのは久しぶりかも知れません。それは、気合いが入りすぎているのか、それとも、はやる気持ちを抑えられないのか…。

こういう時、同じ大会に出場する他の皆さんは、どんな心境なんだろうか、とふと思います。
気合い充分で今すぐにでも走りたいという心境なのか、あるいは、不安の方が大きいのか、と。

僕はどちらかといえば後者の心境に近いかも知れません。でもまあ、今回初めて開催される大会なのだから、置かれた状況はみんな同じ。
ここまで来ると、今更何をしたところでどうにもならない…とまでは行かないにせよ、下手に訳のわからない練習をして怪我をするぐらいなら、大人しくていた方がマシ。ということでこれまでの反省を踏まえ、昨日から脚休めに努めることにしました。そしてまた、例のごとく机上でのイメトレに没頭。ちなみにこのトレーニングが結果に繋がったことは…ありません。

…ええとまずは、これまで出場した大会のうち、6つのレース結果をExcelの表にまとめて並べてみました。いわゆる「過去問」の分析みたいなものです。

前にもお話ししましたが、一番安定した走りっぷりだったのが、人生初のマラソン挑戦となった2年前の弘前・白神アップルマラソン。復路で緩い下りになるとは言え、35キロ以降もほぼ崩れることなく、まさに「刻む」を実践したような内容。その後7度マラソンに挑戦していますが(うち2度はペースランナーを務めた)、最初のマラソンの時ほど走り終えて爽快感を味わったマラソンはありませんでした。ですから、僕の中でこれまで唯一納得の走りができたのが、実は初マラソンだったわけです。あの時は1週間ぐらいアドレナリンが出まくっていて、ずっと興奮していたっけなぁ。
一方、今まで一番の失敗に終わった(=遅かった)昨年の北海道は、2度目のフルマラソンでした。陸連公認の大きな大会に初めて出場するという緊張感、そして絶対に3時間30分を切ってやる、という気負いが裏目に出て、スタート直後の流れに乗れぬまま、30キロまで全くペースを上げることができませんでした。しかも、シューズとソックスのトラブルで走るどころか歩くのも辛いぐらいの痛みを足裏に発症し、もがき苦しんでゴールしたという苦々しい思い出が残っています(両足裏の広い範囲に水ぶくれができるという苦痛を味わいました)。そして、今年の田沢湖マラソンでも似たような苦痛を味わうことに…。
唯一3時間30分を切るタイムでゴールした昨年の田沢湖マラソンは、人生で3度目のマラソン。北海道の失敗を見返すぞとばかりに気合い充分で、初のコースとはいえかなり快調に飛ばしたのですが、36キロ過ぎで両脚の痙攣というアクシデント。それでもここで心折れることはなく、何としても3時間30分以内でゴールしてやるという気合いだけで最後の5キロを駆け抜け、結果3時間29分を切ってゴール。足の痙攣がなければ、もしかして3時間25分ぐらいでゴールできたのかな。まあ、マラソンで「たら・れば」の話をしても仕方ないんですけどね。

ということで、これまでのレースで抱いた悪いイメージを払拭しつつ、いいイメージだけを切り取って繋いでいく…そうすると、3時間15分ぐらいで走れそうな気分になります(笑)。

安心してください。両脚のアキレス腱がまだ完治していない中、そんなタイムで走れるわけないですから。

マラソンは、楽をしようと思えばいくらでもできますが、それは、ゴールしたときの達成感に如実に現れることとなります。もう一つ言えることは、マラソンは付け刃のトレーニングだけで誤魔化しが効くものではないということ。

こうやってレース結果をトレースして眺めてみると、明らかな弱点が見えてきます。それは、25キロから失速が始まり、35キロ以降大ブレーキとなっているレース展開が多いこと。これは単にレースペースを考慮せず勢いのままに(流れに乗せられて)走ってしまったか、フルマラソンを走りきる脚ができあがっていない、つまりトレーニングが足りていないのに無理をした結果としか言いようがありません。
もっとも、この世の中に楽なマラソンなんてありません。あるとすれば、セグウェイに乗って42.195キロを走る、そんな大会だと思います。そんな大会どこにもありませんが。
ハッキリ言ってマラソンは苦しいです。修行をしているような気分に苛まれます。辛くなればなるほど悪魔のささやきが聞こえてきます。その悪魔って、自分なんですけどね。42.195キロを走りきるって本当に難しいし、何でこんなことをしているんだろうと走りながら思うこともしょっちゅうです。
では、42.195キロで味わうこととなる苦しみをいかに最小限に抑えるか。

要するにマラソンって、引き算のスポーツなんですね。100からスタートして、どのタイミングでどういう引き算をしていくか。その引き算をしていくのは、もちろん自分自身だし、引き算する配分も自分で計算しなければなりません。ゴールした時点で100だったものがどの程度残っているのか。あるいは、ゴールの前に100を使い切ってしまうのか…。

いやあ、そう考えるとマラソンって本当に奥が深いし面白いです。
今回の大会は、身体だけではなく頭もしっかり働かせながら走ろうと思います。思い切って、知力6:走力4ぐらいの力配分で走ってみようかな。

…あれ。もしかして私、とってもナーバスになっているように見えます?
いやいや、初めての国際マラソンですよ!第1回大会ですよ!むしろ、とーーーっても楽しみなんですけど♪
日テレで当日放映されるのは五輪選考を兼ねた女子マラソンですので、私は出ませんからね。ただし、日テレ G+で後日、全選手のゴールシーンを放映するみたいです。
「応援ナビ」「ランナーズアップデート」もあるみたいですね…まあ、正直言って「勝手にオレのプライバシーを侵害するんじゃねえ!」って感じなんですけど(笑)、宣誓書にサインする以上は仕方がない。
http://saitama-international-marathon.jp/service/

生意気なことを言わせて頂くなら、「邪魔も横やりも一切いらないから、とにかく黙って見ていなさい。」…なーんてな!

【あと5日】さいたま国際マラソンのナンバー引換券が届きました。

15日に行われる第1回さいたま国際マラソン。大会開催まであと1週間を切ってもやってこなかったナンバー引換券が、9日月曜日になってようやく我が家に届いていました。早速開封してみると、Dブロックからのスタート。制限時間4時間だし、公認レースで3時間28分台がベストタイムだから、まあ、当然といえば当然だよね…と割り切っておりました。

今回の大会は、僕だけではなくクラブの仲間数名もエントリーしており、メッセンジャーを利用して確認したところ、サブ3ランナーのNさんはAブロックからのスタート(さすがです)、他の2人がCブロックからのスタートとのことでした。

…あれ?ちょっと待てよ。これってもしかして、何か手続きを忘れたかな?と思考を巡らせます。というのも、前方のCブロックからスタートするお二方、持ちタイムは僕より若干遅いんですね。そういえば、届いたゼッケンナンバーもやたらと大きな番号になっています。
ひょっとしたらエントリーの際に何か手続きを忘れてしまったかも知れない!と焦りましたが、現に引換券が届いているということは、ひとまず出場できるということ。仮に何かを忘れていたのだとしても、今更それを嘆いたところでどうにかなるものじゃないし、こんなことで滅入ること自体が無駄なエネルギーの消費。ここは黙って素直に受け入れて、レースに集中する方が賢い選択ですな。

もっとも、制限時間4時間というちょっとハードルの高い大会なので、周りも本気走りのランナーばかりのはず。きっと、そんなにストレスを感じることなくスタートラインを超えることができることでしょう。(…ということを期待しつつ、スタートのロスタイムは5分前後を想定しようと思います。)

今月に入って大切にしていたはずのものを紛失したり、もう少し長く使おうと思っていたものが壊れたりと、ちょっと身の回りが慌ただしくなっています。もしかしたらこれは、自分自身が何か変化を求めている兆しなのかも知れないという都合のいい解釈をしています。いつまでも過去の栄光にすがることなく、いい加減今の自分から一皮剥けろ、ってか?

そんな感じで色々思うところはあります。相変わらず頑張らない、という考えに迷いはありません。頑張らない…というか、気張らない、頑張りすぎないといった方がいいかも知れませんね。

スタート時の流れに飲まれ、ツッコミ気味になることなく、1キロ4分50秒のペースでどこまで繋ぐことができるか。事前にコースの下見を兼ねて走ってみたHさんの情報では、細かなアップダウン(というか陸橋らしいんです)が連続する、結構ハードなコースとのことでしたので、やはり想像以上の難コースみたいです。(国際マラソンって、記録を出すためにあまりハードなコースにしないって聞いていたんだけどな…。)

前半のアップダウンを抑えながら乗り切り、20キロから30キロに掛けての平坦でどれだけ我慢して、30キロ以降から再び現れるアップダウンに臨むことができるか。正直、関門は一切気にしていません。頑張らない頑張らないといいながら、関門に引っかかるのはイヤなので、一応ここまでのプランを練っています。これぐらい練らないと、後半垂らしまくるといういつもの展開が見え見えなので。実際、過去の大会結果を分析してみたら、30キロ以降の失速がまあ酷いのなんのって…。

あとは、当日の天候や風向(特に北西の風。後半向かい風になるため)が気になるところではありますが、こればかりはどうすることもできないため、要するに平常心でレースに挑めればいいかなあ、といった感じ。…でも待てよ、オレの平常心ってどんな感じだったっけ?

4月の岩手県宮古市とその1週間後の花巻市、7月の沖縄県への私事旅行、8月の北海道札幌市、9月の秋田県仙北市、そして10月の鹿児島県~宮崎県への出張と全国各地を行脚し、さいたまスーパーアリーナを舞台に繰り広げられる「ジャパンツアー2015 最終公演 ~あわてない、あせらない、あきらめない…でもがんばらない~」も、いよいよ公演まであと5日。

人生9度目のフルマラソン、初めて4時間以内という厳しい制限時間内での大会に出場するということで、関門に引っかかることなく無事に走りきることができるのだろうかという不安の方が正直言って大きいです。でも、その一方でやることはやった、という自負もあります。

今年の大会最後の走り納めということで、一緒に色んなところを走った皆さん、そして声援を送ってくれた皆さんに心から感謝しながら、さいたまスーパーアリーナに笑顔で戻ってくるのが今回の大会に臨む最大の目標です。あくまで今回は無欲で、まずはしっかりと自分の走りをすることに専念します。

記念すべき第1回大会ということで、何らかのトラブルもあるかも知れませんが(一番怖いのが、給水のトラブル)、そんなトラブルすらも跳ね返すぐらいの気持ちで、コツコツ走ってみたいと思います。
しかし今回のコース、ホント難しそうだなあ。

main

後悔か、納得か。

DSC_9753

やれることをやらないで後悔するぐらいなら、やるだけのことをやってもできなかったと納得しよう。
- のりお

第1回さいたま国際マラソンまであと10日ちょっととなりました(15日9:40号砲)。
結果はどうあれ、走り終えたあと自分自身で少しでも納得できるように、やれることはやってみることにしました。人事を尽くして天命を待つ、みたいな感じでしょうか。そんな大それたことではないにせよ、国際大会という初のレース、しかも制限時間4時間という中で果たして自分がどれだけの走りができるのだろうかという、言わば今年の集大成みたいに考えているレース。頑張りません、とは言いましたが、否応なしにも力が入ってくることは間違いないでしょう。もっとも、そういう精神状態をコントロールしつつ、平常心を保ち続けることが、凄く重要なことなのだろうと思いますが。

DSC_9758

とはいえ、何せ第1回大会に出場することが出来るなんて、二度とないことですからね。それだけでも胸を張って気持ち良く走ってもいいんじゃないかと思っています。
頑張らないというか気張らない、要するに気合いばかりが入り過ぎて、当日空回りしない程度に気持ちを落ち着かせようというのが、今の本音です。なので、周囲に流されないように、自分のペースでしっかりと最後まで走りきる、これが今回の大会出場に当たっての最大の目標、といってもいいかも知れません。
まあ、来年の五輪とか世界陸上出場を狙っているワケじゃないんだから、ねえ。
というわけで、まずは「やれること」をピックアップ、早いものでは先月から既に手をつけ始めています。

(1)内臓負担を和らげるためのアルコール抜き
これは賛否両論あるところ。「別に飲んでもいいじゃん。」という方がたくさんおられるのも知っています。
でもね、「ああ、やっぱり飲まなきゃよかった。」と後悔するぐらいなら、最初から飲まない方がマシだよね、ということなのです。2週間前からというのは早すぎるのかも知れませんが、折しも明日、人間ドックがあるということで既に着手しています。いや、どうせなら走り終えた後で美酒に酔いしれたいじゃないですか、ねえ…。

(2)食事を抜かない減量
(1)にも関連してくることですが、アップルマラソン以降、体重がドドドッと増えました。と同時に、体脂肪率も劇的に跳ね上がりました。昨年のNAHAマラソン、色々要因がありますが、体重の調整がうまく行かなかったことも失敗の一つだと思っています。
でも、先週の南九州出張においても、結構飲み食いをしました。一方で、ランニングも心掛けた結果、体重の増加はほとんどありませんでした。
この先10日間も暴食に走らないよう、適度にコントロールしながら体重を調整していきたいと思います。最終的には62キロ台前半でスタートラインに立つのが目標です。

(3)腹筋、ストレッチ
今、両脚のふくらはぎから足首にかけて痛みが残っています。アキレス腱周囲炎と思しき症状で、もはや慢性的なものとなりつつあります。といっても歩けない、走れないというほどのものではありません。
普段走り終えたあとで、ちゃんとストレッチやケアをしなかったことのツケが回ってきたのだと思っています。
ひとまず、ふくらはぎや股関節を中心にストレッチをするように心掛けています。もっと早くからやっておけばよかったな、と思います。これこそがまさに「やれることをやらなかった結果としての後悔」です。

(4)適度な睡眠と休息
平日の日中はデスクワークがほとんどですので、仕事をしながら身体を休める(変な意味ではなく)ことができる体制です。その一方で、目などを酷使するため、終業の頃になると頭が重くなっていることもあります。なるべく時間外に及ばないように仕事は早く切り上げて、早い時間の帰宅を目指すとともに、早寝早起きに努めます。願わくば、就寝時間6時間以上の確保を目指したいところです。サブ6は目指しません。

(5)モチベーションのアップ
昨日、ランニングクラブの仲間とともに30キロ走をやってきました。レース前にどうしてもやっておきたかったことの一つです。途中数回にわたって休憩を挟んだり、信号で足止めされたりで、「完全に走りきる」ことはできませんでしたが、高低差約250メートルのメリハリあるコースで、いい刺激になりました。今までであれば、アップルマラソンが終わると腑抜けになっていましたが、今年はちょっと違うようです。何よりも、毎週ずーっと走り続けていられることだけでも、充分モチベーションのアップにつながっています。
これを維持しながら、15日に繋がればいいな、と思っています。
DSC_9755
前にもお話ししましたが、さいたま国際マラソンは、敢えて狙いません。正直言って、PBを狙うほど自信がありません。自然体で走ってみた結果として記録が出るのであれば、それはそれで本望。でも、もう一度3時間40分切りを狙って走った初心に帰って、今持っている力を発揮できればと思います。ワクワクドキドキしながら、初めて開催される大会を楽しめれば最高ですね!本当に楽しみです。

※画像は、3日に行った30キロ走の際に撮影したものです。

人生初の九州探訪記(ウラ復命書)

狭くて広い日本の中で、生まれてこの方訪れたことがないのが、九州地方と四国地方。それが今回、仕事の関係で南九州方面を訪れる機会を頂きました。

あくまで仕事とはいうものの、移動の都合上、前泊と後泊をしなければならないという関係で、4泊5日の長期間滞在となりました。私事旅行で沖縄を訪れる時ですら、ほとんど3泊4日なのに。

で、しつこいようですが仕事での訪問でしたので、そちらの方はちゃんと職場に復命書を提出することにして、こちらではウラ復命書とでもいいましょうか、箇条書きで探訪記みたいなものを綴ってみようと思います。

(1)見た山
26日 八甲田山、岩木山、会津磐梯山、富士山
27日 桜島
28日 霧島連山(高千穂山、韓国山など)
29日 桜島

(2)食べたもの
鶏のたたき、チキン南蛮カレー、金目鯛の刺身、黒豚串焼き、祓川神楽そば、鶏だしラーメン、にぎぃめし、その他いろいろ

(3)見て感動したもの
機上から見た富士山~知多半島~室戸岬~四万十川の河口~足摺岬、夕日に照らされた韓国山、朝の霧島連山、霧島連山の遠くに見える桜島、霧島からの湧水池、めがね橋、えびのループ橋、スイッチバック駅(真幸駅)、D51170(矢岳駅)、えびの市の地層、鹿児島市内の路面電車、間近で見た桜島、西郷隆盛像、その他いろいろ

富士山
富士山。雪がないのでぬべーっとした感じ。

室戸岬
台風でおなじみ、室戸岬

韓国山
左側の山、女性の横顔に見えませんか。

霧島連山と桜島
霧島連山の向こうに、桜島

D51
蒸気機関車D51。

いさぶろうじんぺい号
スイッチバック駅の真幸駅

めがね橋
めがね橋。森林軌道が通っていたそうな。

(4)走った距離
26日 11.3キロ 鹿児島県霧島市内
※夜ラン。ちょっと市の中心部から離れると、街灯もないぐらい真っ暗でした。

27日 20.0キロ 鹿児島県霧島市~姶良市
※前日からのセット練習のつもり。十三夜の月がまだ沈む前で、周囲は暗く、国道10号線に出ると、歩道はとぎれとぎれで車道も狭く、挙句の果てに大型車両がビュンビュン。死ぬかと思った。
桜島

28日 9.6キロ 鹿児島県霧島市内
※前日走った後半のルートの再走。国分駅から隼人駅までの一駅ラン。
天降川

29日 5.1キロ 宮崎県えびの市
※京町温泉駅界隈を朝ラン。日の出前で気温6度、半袖ランパンは寒すぎました。
京町温泉駅

30日 7.3キロ 鹿児島県鹿児島市
※念願の鹿児島市内ラン。
バスを待つ人

といった感じです。しつこいようですが、走りに行ったわけではありません。あくまで仕事で行きましたので。ハイ。