土曜日から日曜日にかけて、誰もいない時間を過ごしました。父は会合に出かけそのまま宿泊、母は姪(つまり僕のいとこ)の結婚式出席のため上京、妻も三沢市で元同僚の結婚式のため不在、ということで一人優雅な夜を…と行きたかったのですが、犬の散歩やらエサやりやら猫の粗相の始末やらで、とても優雅というには程遠い夜を過ごしたのでした。
結局何だかんだで床に就いたのは0時過ぎ。モモ(ポメラニアン)とチョコ(Mダックス)に寝床を占領されながらも、あっという間に眠りについてしまいました。
日曜日の早朝5時頃。
外から「くぅ?ん」と犬の鳴き声が聞こえました。
過敏に反応する二匹の犬たち。野良犬でも来てるのかな?まさか…。
胸騒ぎを感じながら外の様子を見に行こうと居間に行くと、すぐに異変に気がつきました。
何故か玄関に通じるドアが半開きとなっていたのです!
ひょっとして!!!!
「ハナ!?ハナ!?」
誰もいない母の寝室で一匹寝ているはずのハナ(雑)を呼んでみますが、気配すら感じられません。
慌てて玄関へ行くと、猫が出て行った形跡が…。何と玄関の鍵をかけ忘れ、玄関の戸が半開きとなっていたのです!
しまった!!
まだ薄暗い外に出て、小声で「ハナ!ハナ!」と呼ぶも、姿が見えません。
とその時、隣の売地をピョンピョンと駆け回る白い影が…。
そう、ハナでした…。(涙)
よりによって誰もいない日に脱走を図られるとは…。気分は脱獄囚にまんまとはめられた刑務官。
しかし、鍵をかけ忘れたのは確かだけど、何で居間から玄関への戸が開いていたんだ?昨日ちゃんと閉めたはずなのに?
早朝5時過ぎということでまだ頭の中が混乱しており、人を小馬鹿にしたように目の前で駆けずり回るハナが、ハナじゃないように見えてきました。
ハナは、こちらに近づく素振りを見せたと思いきや、あざ笑うかのように逃げるといういつもの行動パターン。
嗚呼、一体何度この光景を目にしたんだ…。
どうせ追いかけたところで帰ってくるものじゃない。もう、どうでもいいや。車に撥ねられるんだったら跳ねられたで仕方がない。もう勝手にしろ!
不貞寝しようと再び寝床につくも、当然気になって眠れるはずもなく…。
結局そのまま起床、6時半頃までハナの様子を伺っていました。
退屈してきたのかお腹が空いてきたのか、徐々に家に接近する頻度が増えてきたハナ。
ようやくおやつで近くまでおびき寄せ、遂にハナを捕獲することに成功!1時間30分もかかってしまった!
足もお腹も土で真っ黒になったハナを風呂場に連れて行き、泣きそうな気分になりながら身体を洗ってやったのでした。
この、恩知らずがっ!!
というわけで朝の散歩は中止。
改めて不貞寝、と行きたかったところですが、あまりに気持ちが昂ぶってしまったため、睡魔が襲ってくるものの眠れないという状態に陥ってしまいました。
仕方がないので早めに朝食を取り、色々と家事をこなしていました。
昼過ぎになって、妻が帰宅。
妻は外食を考えていたようですが、家事ついでに、昼食の準備も既に終えていました。
作った物を温め直そうと、鍋をガスコンロにかけました。
しばらくして、ガスコンロのそばにドンブリがあるのに気づき、それを寄せようとしたその時。
!!!!!???
小さく「ジュッ!」と音を立てた僕の左手親指。
何と、あまりに鍋に近いところにあったため、ドンブリまでもが相当な温度まで熱せられていたのです!
「おあちぃぃぃぃぃ!」
慌てて水道水で左手を冷やしました。しかし相当な温度だったらしく、痛みは一向に引かず。
何でこんな目に…。
弱り目に祟り目とはまさにこのこと。誰もいなければ号泣していたかも知れません。朝のショックもあり、それぐらい気持ちは不安定になっていました。
結局その後、左手親指の付け根付近には綺麗な水ぶくれが出来上がってしまいました。その姿はまるで、指を這うナメクジのよう(笑)。塩ぶっかけたら縮むだろうか…。
右手じゃなかったのがせめてもの救い、かな。
ホントついてないな、とすっかり凹んでしまった日曜日。。。
こういうことが続くと、すっかり気が滅入ってしまいます。
簿記の試験結果も予想通りだったし(ただし、一緒に受けた妻は見事合格!エライッ!!)。
今週はおとなしくしてろってことかな。毎週おとなしいつもりなんだけどな、俺…。
自分は、何か気分が沈んだ時に、家でよく足の小指をどっかにぶつけます。
痛みと惨めさで泣きそうになります。アハハハ・・・
ハナ…楽しかったんだろうなぁ…ウヒヒw
熱いと解ってる物を間違って触ってしまった時は一瞬でアチッ!って解るけど、
全く知らないで触ってしまった時は、反応が1秒ぐらい遅れるよね(汗)
水泡を破かないように気をつけてね。
>>shuqooさん
あー。俺もそれ、よくやるかも。でもって当たり散らしてまた痛い目を見るというパターン。モノに八つ当たりするのはよくないことですな。うん。そんな俺は、最近家内から「超おっちょこちょい」のレッテルを貼られています…。
>>ラヴさん
考えてみると、母が不在の時によくハナは脱走するんですよね。家の周りだけですからいいですが、いつ道路に出るか心配でなりません。水膨れは、ボーイスカウト時代にキャンプでよくこしらえていたので慣れたモノです。まだ破裂していませんが、今は浮いた皮膚が黄色くなるのを待つのみです。