最近のヘヴィロテアルバム

毎朝通勤している電車は5両編成で、僕は最後尾の車両に乗っています。青森駅に到着した時、一番出口に近いからです。
でも今朝は気分を変えて、前から2両目に乗り込んでみました。電車通勤を始めて1年半。初めてのことです。空いていた座席に座ると、早速睡魔が…。青森駅到着のアナウンスが聞こえて慌てて目を覚ましたのですが、周りの人はすっかり熟睡しているらしく、到着してもすぐには起きないんです。これが最後尾だと、早くドアが開くのを待ちかまえている感じ。車輌変われば雰囲気も変わります。のどかな空気が、車内を包んでいました。
毎日こんな感じなのかな、と思いつつ、それまで我先にと改札口に向かっていたのが馬鹿らしくなり、いつもより歩調を緩めました。
さて、そんな通勤のお供であるiPod shuffle。最近全然音楽の話をしていなかったので、今日はiPod shuffleにぶち込んでいるアルバムの話でも。寸評付き。

B0009VKMB2 Grown & Sexy
Babyface

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ネプチューンズをフューチャーした前作は、賛否両論渦巻くこととなりましたが、今作は、原点回帰といえばいいのでしょうか。前作のようなねちっこさも消えたし、R&Bの王道を行くような、そんな感じ。僕はかなり好きなアルバムです。
ただし。
既出のとおり、CCCDなのが兎にも角にも最悪。

B000ANVQ5K Have a Nice Day
Bon Jovi

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前回、全て再録して発表されたベストアルバムでは、アコースティックといいながら「あれじゃポップアルバムだ」とか、「ジョンの声量が落ちた」などと散々酷評されておりました。今作ではそれを逆手に取ったのか、ジョンのボーカルが妙に聴き心地のいい、重厚な作品に仕上がっています。相変わらずハードな曲もあれば、お約束のロックバラードあり。何だか曲全体が「格好いい」んですよね。個人的にはタイトルナンバーを聴くと、朝から元気が出ます(笑)。

B000A3DFZE Back Home
Eric Clapton

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ひょっとしたらこのアルバムをひっさげて、また日本だけの限定ツアーとかやったりしちゃうんじゃないだろうか、なんて思っているんですが、正直、可もなく不可もなしといった感じの作品。彼らしい、無難な曲が揃っているといえばそれまでですが、敢えて苦言を呈するならば、SMAPに提供した例の曲は、あんなラテンなアレンジで無理に収録しなくてもいいんじゃないの?と思いました。何かあの曲だけ、アルバムの中で浮いているんだよねぇ。

B000AARK2Q Possibilities
Herbie Hancock

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収録された全ての曲に、いろんなアーティストをフューチャーした作品。ハービーがプロデュースしたオムニバス盤みたいな感じ?といいつつ、サンタナにポール・サイモン、クリスティーナ・アギレラにアニー・レノックス、スティングにスティービー・ワンダー等々、参加しているメンバーがハンパじゃないっす。ただ、その代償として「ハービー節」がかき消されているのが残念至極。この作品に、ハービーは何を求めたかったんだろう。あ…これってひょっとして、単なる売れ線狙いのアルバムなんでしょうか?

B000A7Q27I A Bigger Bang
The Rolling Stones

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思ったほど騒がれなかったのかな?といった感じのあるストーンズの新譜。正直、僕も彼らの新譜には、いつもあまり期待していないんです。
というのも、僕がストーンズの新譜を聴く時は、毎回同じような印象を抱いてしまうんです。
今回も同様でした。
最初に聴くと「?」、2度目以降徐々に「!?」、何度も聴いていくうちに「!!!」…(このニュアンス、わかります?)
というわけで、キャッチーな曲もあれば、ブルース調の曲もあり。昆布やスルメみたいに、噛めば噛むほど味の出る、渋いアルバムです。
そうそう、ルーサー・ヴァンドロスのトリビュート盤も発表になりました。こっちのメンバーも凄いですね!早く手に入れなきゃ♪

B000AOENL8 So Amazing: An All-Star Tribute to Luther Vandross
Various Artists

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