今日も暑いです。暑くなると、辛いものや熱いものが無性に食べたくなります。僕ってやっぱり天の邪鬼なんでしょうか。
昨晩は、久しぶりに「雷の恐怖」に怯えながら帰宅しました。弘前が近づくに連れ、雨脚がどんどん増していき、ひっきりなしに雷光と雷鳴が轟きます。ただ、慣れって怖いもので、ホントに間近で落雷したのがわかっても、視覚聴覚が慣れてきているので、そんなに「怖い」って感覚がなくなってくるんですね。でも、一つ手前の駅に到着し、ドアが開いた途端「ピカッ!ドーン!!」と鳴り響いた時には、椅子から飛び跳ねそうになりました。ちなみに1時間の降水量は25ミリほどだったそうです。新潟や福井の比ではありません。
さて、「らーめん考」その1(と、シリーズ化を匂わせていますが、怪しいものです…)。今日は、「冷やしラーメン」について。
この間東京に出張したとき、某所にて「つけ麺」をオーダーしたんです。出てきたのは、中途半端に水にさらされた麺と、生ぬるいスープ、トッピング用の具材でした…。ハッキリ言って、不味かった。実はつけ麺なんて興味がなかったんですが、つけ麺が、こんな不味いものだとは思わなかった。温かいわけでもなく冷たいわけでもなく、しかもトッピングは冷蔵庫で干涸らびていました、といった感じ。時間がなかったし、文字通り「流し込む」ような状況で腹の中に収めたわけですが、なんとなくスッキリしない感じでした。
閑話休題。
ここ数年「冷やしラーメン」というのが密かなブームになっているようです。冷やし中華ではなく、冷やしラーメン。発祥の地は山形だと言いますが、定かではありません。僕はまともに食したことはない(まともに、というのは、コンビニで売っていそうな「冷やしラーメン」は一度だけ食べたことがあるのです)のですが、話を聞く限りでは、口にしなくてもいいだろうな、と思えてきます。事実、この間某町で初めて「冷やしラーメン」の看板を掲げる店を見かけたのですが、何か邪道っぽいな、そんな気がしました。
麺の入った冷たいスープには、氷が浮かんでいるというじゃないですか。発想を変えると、これでは普通のラーメンにお湯を注すのと一緒。スープの味を殺す気でしょうか。トッピングも普通の中華と変わらないというのですから、チャーシューなんかもそのまま入っているという話。これって、脂っこいチャーシューもそのままぶち込まれているってことですよね。冷たいスープの中で、チャーシューの脂が白く凝縮されていく姿を考えただけで、僕はちょっと抵抗を感じてしまいます。
暑いから冷たくするという発想は、理解できないわけでもありません。しかし、ラーメン然りカレー然りで、何でもかんでも冷たくすればいいというわけではないと思うのは、僕だけでしょうか。夏は冷やしラーメンではなく、冷やし中華です。何なら、ざる中華でもいいのです。それを、「冷やしラーメン」だなんて…。僕なんかは、やっぱり中華は「熱い」に限る、と考えてしまいます。「冷やしラーメン」が邪道だなんていうのは、素人発想でしょうかね。食べればわかるよ、なんて言われそうですが…。
(多分続く)
【プチ情報】
ちなみに北海道で冷しラーメンというメニューを見たら、だいたいこっちでいう冷し中華です。
だから夏の風物詩「冷し中華はじめました」は「冷しラーメンはじめました」になっているのです。
ちなみに焼き鳥屋での一般的なメニューは豚串(ねぎは玉ねぎだったりする)。
ちょっとしたカルチャーショック。
参考までに
私が美味しかったと思った
冷やしラーメン(冷やし支那そば)を紹介します。
疲れた胃にすごく優しいですよ。
場所は
旧102号線で黒石市内に入り
一方通行をそのまま進み大黒デパート(デパート?)の手前にある
「長崎屋」というところです。
もし機会があったら試してみてはいかがですか?
勝手にラーメンのHP転用しましたが、
なんだか自分が美味しいと思った店やら
おいしくないと思った店やら
味覚の個人差は大きいな感じる
料理ですよねラーメンは
shuqooさんの「冷やしラーメン」ネタは初めて聞きました。
きゅうちゃん話題提供のHP、この作者と私と好み、かなり合致してます。
情報提供ありがとうございました。
確かに札幌にいたとき
「冷やし中華」っていうと
「冷やしラーメンのこと?」って聞かれてたもんな
中華そばって字見なかったもんな
実は昨日そのHPに書いてある
藤崎の「ハッピー食堂」に
なんだか笑っちゃうラーメンでした。
とにかく麺が気に入ってしまいました。
味は存外いけてました。(゜m゜*)プッ