それにしても、目覚めの悪い朝だったね（苦笑）。
初戦を落とすことの痛さは、ジーコも選手もよくわかっていたはずなのに。

負けちゃいましたね。豪州戦。サムライ・ブルーが、後半30分を過ぎたあたりからブルー・サムライ（青ざめたサムライ）になっていくのがわかりました。これまでの対戦を見ていると、ほぼFIFAランキングどおりの結果となっているので、そういう意味ではプチ波乱なのかも知れません。

ただ、少なくともこれまでの試合結果を見る限りでは「順当」なワケで、この試合もそんな「順当」な一つになるのかもしれません。そして、まさに崖っぷちに立たされた日本がここから勝ち上がるには、他力本願も含めて相当無理難題を強いなければなりません。

所詮僕もにわかサッカーファンなのでここでああだこうだというのは御法度だと思っております。

が、しかし言わせて欲しい。

あの戦いっぷりは、あまりに酷すぎませんでしたか。
悪いところがみんな出てしまったような試合運びでした。
ボールはいつも支配され、シュートは打てない、DFラインは崩壊気味、頼みの綱はGK川口だけって、何かいつ綻びが出てもおかしくないような試合運び。しかも、日本唯一の得点となった中村俊輔のゴールだって、見方によってはファウルを取られてもおかしくないような状況だったわけで、まさに棚からぼた餅の1点だった、と思ったのは僕だけでしょうか。

あれじゃ勝てないよな。

ジーコ監督の采配は、仕掛けが遅すぎやしませんでしたか？
ついでに言えば、選手交代をちょっと間違えてませんか？
DFが重要になるとはわかっていたけれど、あまりに下がりすぎではありませんでしたか？
得点源不足は以前から叫ばれていましたが、シュート本数を見てもそれは明らか。

暑さでバテた、ということが理由にならないのは言うに及ばず。
試合後の監督、選手の口からは「たら、れば」ばかり。

アホか。

まあいいです。終わってしまったものは仕方がない。負けは負け。次戦がありますから、この敗戦をいつまでも引きずるワケにはいきません。日本が決勝Tに残るには、次戦必勝。願わくば、ブラジルをも撃破。

その可能性は低いかも知れませんが、0ではありません。
ドイツと引き分けたモチベーションで望めば、十二分に大波乱を巻き起こす可能性だってあり得ます。

ただ、正直言ってポジティヴに考えようと思うネタが見出せないのも事実。
それが、今のサムライ・ブルーの実態なのでしょう。

何か、不完全燃焼のまま終わりそうな予感。

で、僕の睡眠も不完全。
あまりの不甲斐なさに腹が立って寝付けなかったのですが、よりによって最後の最後に日本が大逆転した夢を見ました。

日本5-3豪州

最悪（笑）。