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20160210 東京駅にて

先日、今年度最後となる東京への出張がありました。4県合同での復興フォーラムの事務局ということで、展示ブースの設営管理と会場での撮影などを行う役割を与えられ、10日は自分のカメラ持参で会場へと出向きました。
フォーラムそのものは(いろいろ細かな点を除けば)大過なく無事に終了、ブースの撤収など全て終わったのが午後6時。外に出ると既に暗くなりはじめていましたが、打ち上げなどは別途行うことが決まっており、その場で解散となったため、有楽町駅で職場の人たちと別れました。
そして、向かう先は東京駅。…いや、正確には東京駅丸の内南口にある、KITTE。

先月、自らも出展した写真展で拝見した、とある方の作品に感銘を受け、出張したときに東京駅の写真を撮影してみようと考えていました。だから、今回のフォーラムで撮影係をお願いされたときは内心ガッツポーズしたし、フォーラム終了後の打ち上げをやらないということが決まった時にも、思わずニヤリとしてしまいました。…すいません、ちゃんと仕事はしましたので。

山手線で一駅、その気になれば歩いて行ける距離ではありましたが、前日夜遅くまで高校時代の友達と飲み笑い、そして目が覚めたら予想通りの二日酔い。にもかかわらず皇居2周というバカなことをやらかし(というかこれも予定通りだったんだけどね)、約13キロをラン。午後12時半頃からずーっと立ちっぱなしだったということに気付いたのは、山手線に乗車した時でした。たった一駅ながら空いている席を見つけて着席。わずか3分足らずの至福の時間。
東京駅に到着し、KITTEを目指します。春節の時期ということもあり、中国人らしき人たちの往来が激しいです。ふと見上げると、2月の寒空が広がり、空気が澄んでいるのがわかります。
KITTEの6階にある展望庭園に向かうと、人影はまばら。そして、ここにも外国人の影。いやはや、恐るべし東京。
最良のポジションを確保し、カメラを構えます。ちなみにここ、三脚(一脚も含む)の使用はできないため、手すりを利用してカメラとレンズを固定。時折吹く北からの風に翻弄されつつも、撮影完了。この間15分ぐらいだったでしょうか、一心不乱にカメラとにらめっこしながら撮影したのが、こちら。
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設定はF8.0、ISO800、シャッタースピードは0.8と、8並び。基本的にここの数値はこの後ほとんどいじりませんでした(絞りを7.2にしてみたのもありますが、そちらはボツ)。
ホワイトバランスは太陽光だったり白熱電球だったり色々変えて撮影してみました。

でも、これだけでは足りない!一番やってみたかったことは、帰ってきてからこの画像をHDRツールで加工すること。
で、明るさを+2.0のものと-2.0のものを用意し、HDRツールであれやこれやと加工してみたのが、こちら。

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ノイズがちょっと出てしまっているようですが、面白いです。またカメラの楽しみを一つ知ってしまいました。
…で、昼の東京駅も撮影してみたいということで、なんと翌日の昼頃にまた同じ場所を訪れ撮影し、HDRツールで加工したのがこちら。

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建物や橋梁、鉄塔といった構築物を加工するのがよさそうな感じですが、過度にやりすぎると非現実的社会の画像になってしまうので要注意ですね。

いつかきっと…

秋口から冬にかけて、毎週のようにマラソンの大会が各地で開催され、ランナー仲間が各地で健脚を披露している。
国内最大のハイライトは、リオ五輪の選考レースも兼ねた今月28日の「東京マラソン」かと思われるが、正直言ってあの人数を見ると、どうしても走ってみたい、何が何でも走ってみたい、かと問われれば、さて、どうだろう…という感じ。

もっとも、11月のレースを終えたあと、4月まで大会の予定がない中、この時期は自分のモチベーションをどう維持していくかがとっても大事。実際、練習量の低下に反比例して体重が増加。次のシーズンに向けた準備はもうしっかりしておかないと、また怪我に泣かされることになるので…。

そんな僕が今一番出場してみたいと思う大会は、「別府大分毎日マラソン」である。このマラソン大会に出ることが、自分がマラソンというのを始めてみたときの一つの大きな目標になっているような気がしている。(3月には「びわ湖毎日マラソン」というのもあるけれど、あちらは2時間30分以内でフルマラソンを走れることが出場資格。そんなの無理に決まってるべ。)

「別大」は残念ながらリオ五輪の選考レースにはなっていないものの、世界陸上の選考レースともなるこの大会、ゴールまでの制限時間が3時間30分以内に設定されているほか、各ポイントの関門もかなり厳しい設定となっている。

当然のことながら、出場資格もハードルの高いものに設定されている。

20歳以上(1996年2月7日以前の出生者)で、フルマラソン3時間30分以内の記録(2014年1月1日以降。グロスタイム。日本陸連公認またはAIMS公認コースでの記録)を持つ男女の競技者

僕の場合、一昨年から日本陸連に登録していた(というか、別大の出場資格を得たかったので登録した)ことにより、必要最低限の出場資格を得ており、実は昨年春から虎視眈々と出場することを狙っていた。(事実、昨年の4月に異動したばかりの職場でも「2月の別大に出ます。」と宣言していたことを今だから明かそう。)

…が、しかし。

今年の開催は2月7日。タイミングがあまりに悪すぎた。
その日のうちに帰れるのならまだしも、翌8日に青森に帰ってくるとなると、10日に都内で開催されるフォーラムの準備のため9日から上京しなければならず、超ハードスケジュールとなることは火を見るより明らか。
九州まで遠征するにはあまりにもタイミングが悪すぎるため、早い時点で出場を諦めた。

今年もまた、スピードに磨きをかけたランニングクラブのステイヤーの面々が勝負の地・大分へ向かう。正直言うと、僕も出場してみたい。出場して、自分の実力を試してみたい。足切りを食らってもいい、逆にそれが励みになるはずだから。
そういう思いがどんどんどんどんどんどん湧いてくる…。

いつか、自分の手でその機会を掴み取ろう。そしてそれまでに、しっかりと脚を作ろう。きっと願えば叶うはず。
そのために何をしなければならないか。うん、そうなのだ。そういうことなのだ。
来年以降に向け、最終的な目標は既に決まっている。

ええ、こうなったら一皮剥けますよ。ビックリするぐらい剥けてやりますよ。

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