【#沖縄旅行2026(後篇)】まだ見ぬオキナワ探しの旅

■ 7月18日(3日目):未開の地探訪

水平線ですら美しい

早朝から27度。湿度は80パーセント。やはり既に蒸し暑い。短い距離、スローペースとはいえこの中を走る自分はやっぱりアホなのだろう。でも、他にもジョガーさんを多数見かけたのでアホではないことにする。

3日目は当初の予定を少し変更、やちむんの器を見たいというババのリクエストに応え、まずは「やちむんの里」へ。1時間ほど焼き物を物色した後、本島東側の沖縄市へ向かった。土曜日に営業している沖縄郵便局から荷物を発送するためだ。

中心部にあるコザゲート通りの界隈は異国のテイストが色濃く残る独特のエリアだが、少し裏道に入るとシャッターが閉まったままの建物が続く。観光客でいつも賑わう西海岸エリアとは異なる、沖縄のB面を垣間見たような気分になる。

続いて、初訪問となる浦添市にあるレトロな雰囲気漂う「港川ステイツサイドタウン」へ。国道58号から細い横路に入ると、同じ形をしたかわいい建物が立ち並ぶ。

佇まいが画になります。

外国人向け住宅として利用されていた平屋を改装したカフェや雑貨店、レストランなどさまざまなショップが30軒以上。全てのショップを回ることはできなかったが、周りが外国人観光客ばかりだったこと、ショップで販売されているものが多種多様でバラエティに富んでいることもあり、異空間に迷い込んだような不思議な気分だった。

外国人住宅街をリノベーションしたセレクトショップが多数

昼食は行き当たりばったりで発見した「大衆食堂OMAKE」へ。飽食気味だった沖縄そばを避け、「みそ汁」を味わう。ちなみに隊長(妻)は「ちゃんぽん」、母は「まぐろ丼」を注文。こういうチョイスができるようになったのも、これまでの経験が生きている。

みそ汁をマグロの切り身付きセットで。

そして今回の旅で僕が是が非でも訪問したかった「波上宮(なみのうえぐう)」へ。

やっと来られた

琉球八社の中で最上位に位置づけられる波上宮は、海に隣接する好立地ということもあって、今は観光スポットとして知られており、訪れた時も大型バスが乗り付け、大勢の外国人がいた。
もっとも彼らは参拝などに興味はなく、赤い本殿や近くから見える風光明媚な景色が目的らしい。

狛犬シーサーに御挨拶できなかったのが残念

そんな中で僕はといえば、別に信心深いわけでもないが、多くの外国人がワイワイとにぎやかにしている中、一人で本殿に進み、これまで一度も訪れなかった不義理を詫びつつ、旅の安全を祈願して深く拝礼。御守と御朱印を授かり、賑やかな敷地内を後にした。

いわゆる琉球信仰のニライカナイとは異なるのだろう。本殿の横から景色も眺めたかったし、御朱印も直書きして頂きたかったのだが、観光地化されたような雰囲気に何だか拍子抜けして、名残惜しい気持ちも抱えつつ、後にした。また今度ゆっくり訪れよう。

DFSギャラリアで最後のショッピングを楽しんだ後にレンタカーを返却、今宵の宿「ロワジールホテル スパタワー那覇」へタクシーで向かう。ちなみにDFSからホテルまでは5キロ以上あるのだが、タクシー料金は1,700円。沖縄はタクシーが安い。
ホテル内にある極上の温泉に浸かった後、日暮れ前に訪れたのがホテルに隣接する「三重城(ミーグスク)」。海に突き出た小ぢんまりとした佇まいだが、周りの建物などに囲まれたそれを見て「こんな場所になんでこんな歴史的遺構が?」という意外性と不思議な存在感にちょっと驚いた。

神々しいです。

建物やタンクに囲まれた異空間。

■ 7月19日(4日目):大阪伊丹経由で青森へ

最終日も朝から贅沢に温泉を堪能、朝食後に10時頃チェックアウト。タクシーで那覇空港へ。
帰りは11:55発の伊丹行きの便に乗り、乗り継ぎの伊丹空港で約3時間、関西のお土産をあれこれ探すのも楽しい時間だった。夕方の青森便に乗り継ぎ、18:15に無事青森着。自宅へ着いたのは19:30だった。

■ 食べて飲んでの4日間

最近よくやっていることだが、ホテルビュッフェの料理はそのまま食べるのではなく自分なりのアレンジを施す。今回の場合、ゆし豆腐に沖縄そばの温かい出汁をかけ、更にトッピングのモツを乗せて「中味汁」にアレンジしたり、タコライスや沖縄そばを自分好みにトッピングしたり。
そんな調子で毎朝食べた沖縄そばやタコライスは本当に最高だった。テイクアウトして帰りの機内でかぶりついたA&Wのバーガーの味も忘れられない。

移動の混雑やちょっとしたトラブルなど、イライラする場面も正直あった。けれど、気持ちを落ち着かせて手を合わせた波上宮の独特な雰囲気や、誰一人いない三重城での意外な発見など、今回も初めての「オキナワ探し」にはもってこいの旅だった。

ババが帰宅後放った一言に、救われた。
「あー楽しかったー!」
この先あと何度訪問できるかはわからないが、必ずまた訪問するよ。