Monthly Archives: 7月 2008

始発電車

県内で最大震度6の地震発生のため、自主出勤です(弘前は震度3だそうな)。
青森市内在住だと時間に関係なく出勤ですが、弘前だと交通手段が限られるため、始発電車での出勤も寛容されます。さすがに乗車率は低い代わりに、同業者率は相当高いと見た。
さて、どれくらい出勤してるのかな?被害が心配です。

電動リール

三連休初日の土曜日。

「ヒラメを釣りに行きませんか?」という父の友人からの誘いに二つ返事でOKし、遂に念願のヒラメを我が手で釣る日がやってきた!と喜んでいたのですが…。
土曜日未明(2時30分!)に起床。半寝半起きの状態のまま、まだ明らかに酒気帯び状態の父を助手席に乗せ、青森県西海岸の鰺ヶ沢町へと車を飛ばしました。3時40分到着。
今回お世話になったIさんは、父と昔からの知り合いで、しかもその息子さんは私と「同期の桜」なのであります。

というわけで、その息子さんも乗船するということで、父とともにお世話になることになりました。

8名を乗せた船が、朝4時過ぎに出港、まずは漁港からすぐのところで、ヒラメ釣りのエサとなるアジを釣り始めます。
あたりはまだ薄暗く、静寂に包まれ、霧が立ちこめています。

今回、Iさんからは「竿とリールだけ持ってきて下さい。」ということだったのですが、どうやらその辺が上手く伝わっていなかったらしく、仕掛けを何も持ってきていない(万が一のため鯛用の仕掛けだけ持参した)ことを知った途端、先方から半ば呆れられながら、サビキ釣りの仕掛けをお借りしました。

ところが…。
アジの姿はいくら探しても見えぬまま、釣れるのは親指サイズのメバルやアイナメ、そしてカモメも喰わないフグ…。
これではヒラメ釣りにならない、ということで、ターゲットをキスに変更し、ポイント移動。

しかし、ポイントを移動しても、思うように釣果は伸びず、何と船頭からは驚愕の一言。

「キスも釣れないから、今日のヒラメは無理だな。」

え、えぇ…そんなぁ。
何と、時間にしてまだ1時間経っていません。
乗船開始早々、いきなり「ヒラメ釣り」は幻となってしまったのでした…。

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The Time 『Pandemonium』

ちありさんの続・ヒトツログで知ったのだが、Sheila EとThe Timeの旧盤(廃盤)が、7月29日にライノレコードから再発されることが決まったらしい。

・Sheila E :『Romance 1600』、『Sheila E』、『Sex Symbal』
・The Time:『Pandemonium』

今回再発が決まった作品のほとんどは、発売されてから既に20年以上経つが、これらの作品が発売された当初は、Princeばっかりに目が向けられていたため、全く食指が動かなかった(というか当時はまだ高校生で、自由に使えるお金がなかったというのが一番の理由かも)。
それが、Princeの音源も概ね揃った5年ほど前から無性に聞きたくなり、中古CD屋やオークションで血眼になって探した結果、『Sheila E』は海外から中古盤を購入、
『Pandemonium』はうちから一番近所にあるBOOK OFFであっさりと見つかった。

興味のない人は全く興味のない話だと思うのだが、Princeファミリーが発表したアルバムの中で僕が一番気に入っているのが、この『Pandemonium』だ。(ちなみに2位が今回再発される『Sheila E』で、3位がいつになっても再発されないMadhouseの『8』で、4位が同じくMadhouseの…以下略)

泣く子も黙るプロデューサーチームだったJam & Lewis。
ちょうど『Pandemonium』が発売されるこの頃は、Janet Jacksonのプロデュースに力を入れており、Janetの出世作となった『Control』、そしてJanetの代名詞とも言える『Rhythm Nation 1814』が大ヒットを飛ばしていた。そして、その約1年後に登場したのがThe Timeの『Pandemonium』だった。

正直言うと、僕はJam & LewisがThe Timeのオリジナルメンバーだったという事を知らずに『Rhithm Nation 1814』を聴いて狂喜乱舞していたのだが、改めて『Pandemonium』を聴いてみると、その片鱗が垣間見えていて面白い。まあ、この『Pandemonium』はThe Time再結成のためのアルバムだったことを考えても、多分いろんな伏線があって発表されたのだろうけど、彼らの作品の中では、Jamie Starr(The Timeのプロデューサー。実はPrince)には申し訳ないが、この作品が一番凄いような気がする。

例えば曲間をあまり作らずに次の曲へと繋ぐ手法や、打ち込みの音などは、Janetの作品と遜色ない仕上がりになっている。
65分間、ほぼノンストップで繰り広げられるThe Time ワールド。もちろん「飛ばし」もアリだけど、トータルバランスは流石敏腕プロデューサー(あ、Jamie Starrが今イチだとか、そういうことではありませんので)。

この再発を機に、The Timeの評価が再び高まればいいんだけど、それは期待できないのかな。
さあ、次はオリジナルの新作を…!!